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テラフォーミングマーズ:カードゲームTerraforming Mars: Ares Expedition

  • テラフォーミングマーズ:カードゲームの画像
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《テラフォーミングマーズがスリムになって再登場!》

大好きなテラフォーミングマーズがカードゲームとなって帰ってきたので早速プレイしてみました。なお今回レビューするのはキックスターター版のため、今後アークライトさんから発売される日本語版と仕様が変わる可能性がありますので、ご了承ください。

【テラフォーミングマーズについて】

このレビューを読んでいる方でテラフォーミングマーズを知らない方はほとんどいないと思いますが、念のため説明しておくと、2016年にJacob Fryxeliusさんが発表された火星開拓ゲームで、世界中で高く評価され数多の賞を受賞しています。BoardGameGeekでoverallランキング4位(2021/8/18)と現在も大人気のボードゲームですね。

ゲーム概要はこのカードゲームと同様で、プレイヤーは大企業を経営し、巨額の資本を投じることで革新的なテクノロジーを開発し、火星の気温を上昇させ、呼吸可能な酸素濃度を作り出し、海洋を生み出していきます。最も火星の地球化に貢献したプレイヤーの勝利となるゲームです。

【コンパクトになったメインボード】

まずパッと見て気づくのは、メインボードが小さくなったことですね。見てわかる通り、メインボードの火星上には海洋タイルしかありません。見慣れた緑地タイルは緑地VPタイルを手元に獲得するようになり、都市タイルは省略されています。その分、コンポーネントはコンパクトになりました。

【システムの変更】

しかし本家と最も変わったのはメインシステムで、本家では自分の手番に2アクション行い、全てのプレイヤーがパスするまでラウンドを続けるシステムでしたが、これがラウンドにより実行するアクションが変化する「ヴァリアブル・フェイズ・オーダー(Variable Phase Order)」というアクション選択方式に変更となりました。

ヴァリアブル・フェイズ・オーダーに関しては、BGGの該当ページ(https://boardgamegeek.com/boardgamemechanic/2079/variable-phase-order)を参照していただきたいですが、代表作として「プエルトリコ」、「サンファン」、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー(以下RftG)」などがあります。特にシステム的にはRftGとよく似ていて、一部では「TerraformingMars meets Race for the Galaxy」などと言われているようです。

【ゲーム概要】

ゲームの概要および遊び方に関しては、春さんが丁寧なインスト動画を公開してくださっているので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

簡単に概要だけ説明すると、アクションの実行がやや違うだけで基本はテラフォーミングマーズ本家と同様です。各プレイヤーは手札のプロジェクトカードをプレイしていき、火星を開拓していきます。そして気温8℃以上、酸素濃度14%以上、海洋面積9%以上となり、生物が生活できるようになればゲーム終了となり、最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利です。

1ラウンドは以下の3ステップで進みます。

  1. 計画ステップ
  2. フェイズ解決ステップ
  3. 終了ステップ

計画ステップでは、各プレイヤーはこのラウンドで実行したいフェイズ(後述)を選び、該当するフェイズカードを裏向きで場に出します。その後、全員同時に公開してこのラウンドで実行するフェイズを決定します。公開されたフェイズは全て全員実行しますが、そのフェイズカードを出したプレイヤーはボーナスが得られます。


【各フェイズ解説】

各フェイズの概要を記しておきます。なお正確な表現はルールブックを参照してください。

I. 開発フェイズ
 各プレイヤーは、手札から緑のプロジェクトカードを1枚プレイできる。
 ボーナス:このフェイズを選択したプレイヤーは、カードコストを3MC減額される。

II. 建築フェイズ
 各プレイヤーは、手札から青または赤のプロジェクトカードを1枚プレイできる。
 ボーナス:このフェイズを選択したプレイヤーは、カードを1枚引く、または追加の青か赤のカードを1枚プレイすることができる。

III. アクションフェイズ
 各プレイヤーは、プレイ中の青カードの「アクション:」能力を各1回ずつ解決することができる。また標準アクションを何度でも解決することができる。
 ボーナス:このフェイズを選択したプレイヤーは、「アクション:」能力をさらに追加で1回解決できる。

IV. 生産フェイズ
 各プレイヤーは、個人ボードの生産量に応じた資源を獲得する。
 ボーナス:このフェイズを選択したプレイヤーは、4MCを獲得する。

V. 調査フェイズ
 各プレイヤーは、2枚カードを引き1枚保持し、もう一枚は捨てる。
 ボーナス:このフェイズを選択したプレイヤーは、さらに3枚カードを引き1枚追加のカードを保持する。


【カード枚数は230枚以上】

カード枚数は、緑のプロジェクトカード106枚、青のプロジェクトカード64枚、赤のプロジェクトカード38枚、企業カード12枚とプロモカードを加えると総数230枚を超えます。これは本家の枚数とほぼ同じ数になります。

カード内容に関しては、ほとんど本家のテラフォーミングマーズと変わらないので、プレイしたことがある方はほぼ違和感なくプレイできると思います。またカードイラストは統一感のある近未来的なイラストになっており、非常に洗練された感がありますね。


【プレイ感】

肝心のプレイ感ですが、誤解を恐れずにはっきり言うとこれはまさしく「テラフォーミングマーズ」です。緑地タイルや都市タイルを置くことがなくなったので少し寂しい感じですが、プロジェクトカードをプレイしていき個人ボードの生産量を上げてさらに大きな収入を得ていく快感。火星を開拓していき他プレイヤーよりもTRトラックを先んじる競争感。

ヴァリアブル・フェイズ・オーダーによりアクションの制限が生まれていますが気になるほどではなく、必要なら次のラウンドで自分でフェイズ選択すればアクションと共にボーナスも貰えます。しかもアクションは全プレイヤー同時進行になったためダウンタイムもほとんどありません。

他のボードゲームにありがちなカードゲーム化されることによる「物足りなさ」はほとんど感じることはなく、それでいてプレイ時間は1時間30分ほどに短縮されており、非常に満足できる仕上がりと言えるでしょう。

<良いところ>

  • 全プレイヤー同時進行のためダウンタイムがほとんどなくなり、プレイ時間が短縮された。
  • メインボードが縮小したことにより必要なスペースが減少した。持ち運びが楽になった。
  • プレイ感は、テラフォーミングマーズそのもの!
  • 2人協力モード、ソロプレイモードあり。

<悪いところ>

  • 緑地タイル、都市タイル配置して賑やかになっていく楽しみがなくなった。
  • キューブがプラスチックぽい?

<対象、説明書>

説明書:20ページ(英語版)、インスト:20分、プレイ時間:1時間45分(英語版のため翻訳に時間がかかった可能性ありw)
対象は、テラフォーミングマーズが好きな方ですねw。持ち運びが楽になったのでよく運搬する方には特におすすめできると思います。

※今回のレビューにあたり公式HPおよびKickstarterより画像を引用させていただきました。問題があれば削除いたしますのでご連絡いただければ幸いです。

【感想】

キックスターターで蹴っていたものの英語版のため日本語版発売まで待つつもりでしたが、他の方のプレイ報告を見ていると我慢できなくなり、息子たちに「今夜は英語の時間だ!」と言って無理矢理プレイしましたw

まず驚いたのは、上述の通りプレイ感は「テラフォーミングマーズ」そのものであること。一部ではレース・フォー・ザ・ギャラクシーと同じなどと言われていたため難解なイメージを持っていましたが、RftGほど難しくはなく、また同じヴァリアブル・フェイズ・オーダーシステムのサンファン2よりも手応えがあり、私にはちょうど良い難易度、充実感でした。

ちょうどテラフォーミングマーズBIGBOXが届いたこともあり、本家のほうは3Dタイルで非常に大きく重くなり運搬困難になってしまったため、本家は家でじっくりプレイ用、カードゲーム(アレス遠征)は外で気軽に楽しむ用として住み分けができそうです。

英語版に関してですが、カード効果はもちろん全て英語ですが、今回高1と中2の息子と一緒にプレイしましたが、高1は特に問題なく理解できるようでした。中2は単語が難しいようでしたが、その都度説明することでプレイ可能でした。というか、私が3位でしたw。しばらく英語の勉強を兼ねてリプレイしていこうと思います。

アークライトさんから日本語版の発売が決定していますので、発売の際には日本語版もぜひ購入したいと思います。これは名作の予感がしますよ…(笑)

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  1. 投稿者:Sato39
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プレイ感の評価
運・確率1
戦略・判断力2
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見2
作品データ
タイトルテラフォーミングマーズ:カードゲーム
原題・英題表記Terraforming Mars: Ares Expedition
参加人数1人~4人(45分~60分)
対象年齢14歳から
発売時期2021年~
参考価格未登録
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レビュー 1件

699名が参考
(2021年08月18日 17時23分)
《テラフォーミングマーズがスリムになって再登場!》大好きなテラフォーミングマーズがカードゲームとなって帰ってきたので早速プレイしてみました。なお今回レビューするのはキックスターター版のため、今後アークライトさんから発売される日本語版と仕様が変わる可能性がありますので、ご了承...
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