マイルストーンCapital

６つの時代に分かれ、時代が進むごとにタイルに描かれるヨーロッパの町並みも中世から現代へと進みます。途中、第一次世界大戦と第２次世界大戦によりダメージを受けますが、うまく耐えつつ勝利点を多く集めたプレイヤーの勝ちです。

各世代では、最初に４枚のタイルを受け取り、１枚選びます。全プレイヤーがタイルを選ぶと、一斉に公開で、建てるか売るかを選びます。建てる場合はコストを払います。建物は、世代が終わると収入フェーズでお金や勝利点が得られます。特殊効果のある建物も多くあります。売る場合は３金です。
選ばなかったタイルは隣に回し、また選びます。４枚のカードを使い切るまで、つまり４回繰り返します。世界の七不思議を知っていれば、ほぼ同じ感じです。

世代をまたぐときに、収入フェーズがあります。黄色い建物はお金を生み出したり、紫の建物は勝利点を生み出したり、様々な効果があるので順番に解決していきます。
第３世代と第４世代は、終わると戦争があります。ただし戦争とは言っても、プレイヤー同士戦うのではなく、一律街を失うダメージを受けます。戦争は失うだけで何も生み出さないのです。悲しい。
その後第６世代まで進むと、ゲームは終わりです。

だんだん新しいタイルが増えて効果が強力になっていくのが楽しいポイントです。やることはカードを選んで配置するだけなので、プレイヤーが増えてもさくさく楽しむことができます。
時代が進むとタイルに描かれる街がどんどん近代風、現代風になるのも楽しめますし、ルールブックには特殊効果を持つ一枚ずつの建物の解説がしっかり書かれています（ゲームには影響しないフレーバーですが）。