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  • 2人~6人
  • 10分~20分
  • 8歳~
  • 2015年~

VSウイルス!Bluebearさんのレビュー

438名
5名
0
4年弱前

お互いにウイルスをなすりつけ合い、自分だけ健康な体になったほうの勝ち!という、この時期に非常にタイムリーなのか不謹慎なのか判断に迷うカードゲームです。

2015年にスペインで発売されたものを、日本の学研が日本語版ライセンスとしてリリースしたものです。(とはいってもルール解説書が日本語で書かれているだけで、ゲームそのものには一切言語依存はありません。)

『ある日研究所から実験中のウイルスが漏れてしまった!』という設定で始まる非常にヤバいゲームですね。


●ルール

70枚のカードは、基本的に5色に分けられていて、イベントカードに相当する紫を除くと、人体のパーツに相当する4色に分類されており、赤=心臓や血管、青=脳や神経、黄色=骨格、緑=胃や内臓、となっており、それぞれの人体パーツカードを4種類そろえるのが目的です。(数枚だけ全色に対応するマルチカードも含まれています。)

しかし、それぞれの色に対応する4色の『ウイルス』カードが存在し、そのカードを誰かに付けられてしまうと《病気》になってしまいます。この『ウイルス』には、またそれぞれ対応する『薬』カードが存在し、自分に付けられた『ウイルス』カードを除去できたり、自分に免疫を付けたりすることができるわけですね。(骨の薬のイラストがなぜか「ばんそうこう」なのかは謎です。笑)

全70枚のカードは仕分けの必要もなく、全部まとめてシャッフルしたら手札が3枚になるように配るだけなので、準備も簡単。プレイも自分の手番には1枚カードを場に出して、1枚補充する、という非常にシンプルなもの。

そのためゲームはかなりスピーディーに進みます。

子供でも簡単にプレイできました。(出したいカードがない時は、任意の数のカードを捨て札にし、3枚になるように補充します。)


●ゲーム展開

もうお分かりの通り、手札に人体パーツが来たら自分の前へ置き、4種類そろえることを目標にしますが、とうぜんのごとく全員から『ウイルス』カードが飛んできて、次々に《病気》にさせられます!

そこで次々に『薬』カードで除去していくわけです。

つまり、かなり露骨な妨害合戦になります。

ここを楽しめるかどうかで、本作の評価と醍醐味はかなり変わってくるでしょう。

特定の相手のパーツを指定して、『ウイルス』カードを置くわけですから、完全な直接攻撃です。

(ちなみに我々のグループは以前からずっと直接攻撃歓迎派で、各自が黙々とソロプレイに励むより、互いの干渉がないと物足りないくらいです♪節度と礼儀をわきまえてフェアに?攻撃し合うのはとても盛り上がりますからね。)

もっともゲーム自体のイラストも軽く、プレイ自体も10~15分程度でサクッと終わるので、そんなに目くじらを立てて恨みに思うようなゲームではない印象です。


●いかにもそれっぽいイベントカード

シンプルゆえに単調になりがちなゲーム展開に華を添えるのが『イベントカード』で、これがいかにもそれっぽい(笑)。

指定の相手の人体パーツを奪ったり、相手の手札を捨てさせたりすることができます。

中でも極めつけが『くしゃみ』カード!

何と自分の人体パーツに付いている『ウイルス』を、他のプレイヤーに押し付けちゃうことができるのです。

そうです!自分の健康のためにじゃんじゃんくしゃみをして自分のウイルスを人に移し、相手が感染するようにウイルスをばらまくゲームです。

ちょっとヒドイですよね。

…おかげで社会的状況で、今はちょっと出しにくいゲームになってしまいました。

捕捉

少人数だと、《たまたま》人体パーツのカードがそろったプレイヤーに対し、他のプレイヤーが《たまたま》対抗できるウイルスを持っておらず、開始後数分で勝者が決まってしまったことがありました。(妨害のしようがなかったのです。)

2~6人までプレイ可能となっていますが、そんな展開を避けるためにも4人以上は居たほうがいいかな…という印象です。

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