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  • 2人~3人
  • 360分前後
  • 14歳~
  • 1976年~

第二次欧州大戦Bluebearさんのレビュー

159名
7名
0
2ヶ月前

フルマップ9枚という、少なくとも8畳間全域に広げないと人の座るスペースがなくなるという驚愕のウォーシミュレーションゲームの伝説的超大作。

ちなみにフルマップとはA1サイズの折りたたみの紙ボードで、1枚で新聞紙を広げたより少し大きい。これを9枚並べるのだから、異常さが分かってもらえるかと…。

これがホビージャパンから1985年に日本語版でリリースされていたのだから、そういうすごい時代だったんですねぇ(感慨深い)

当時で定価が20,000円?(18,000円だったかも)の限定生産。そのためシリアル番号付き!

コマ数は、SPI式の200個カウンターシートが2面折りになった形で9枚。従って400×9=3,600個という驚きの数!

↑なんとトレイ4つにぎっしり。
これがそのまま箱に収納できるのがすごいです。

↓ルールブックも何と4冊!(基本ルール用、東部戦線用、西部戦線用、ヨーロッパ全域用です。)
でも1冊ずつはそんなに分厚くないので、ルール量自体は驚くほどのレベルではないです。

もともとこんなゲームがあるんだよ、という特集記事は当時のウォーゲーム専門誌タクテクスで知ってはいましたが、まさか完全日本語版が出るとは、信じられない思いでした。

しかしこのウォーゲームというホビーに首までどっぷり浸かっておった当時の私は、きっとどうかしていたんでしょうね。何と予約して買っちゃったんですよ!(貯めたバイト代を叩き込みましたから若いというのは恐ろしい、笑)

もはやすっかり押入れの奥で眠ったままになっていますが、ここでこのゲームが登録されているのを発見して、あまりの懐かしさについ書き込んでしまいました。

◾️もともとは2つのビッグゲーム

このゲームはもとからこれだけ巨大だったわけではなく、最初が1974年に『War in the East』という第二次大戦の東部戦線用として発売され、それが好評だったため1976年に今度は『War in the West』として西部戦線版が発売。そしてついにその二つを統合して大キャンペーンゲームができるようになった『War in Europe』の発売に至ったわけです。

(それでもすでに頭おかしいレベルの内容ですよね。)

こんなゲームを一般に発売し、なおかつそれをプレイする人達がいるという事実を目の当たりにして、改めてアメリカ人というのは凄い!!と心の底から感服したのを覚えています。(こんな事で実感するんですよ)

◾️ルール自体は実はそれほど難しくない。

ウォーゲームはとても複雑だと思っている諸兄がほとんどだと思いますが、実はこのゲーム、それほど難しくないです。ウォーゲームの中では中くらいでしょうか。

いくつかのウォーゲームをプレイしたことがあれば、基本ゲームだけならかなり簡単に理解できます。(かくいう私も実はほとんど基本ゲーム中心にしかプレイした事がない)

コマも師団単位で、《兵科記号》と《戦闘力》《移動力》しか書いてなく、バリエーションもほとんどないのでセットアップも簡単です。(部隊名などが一切書いてないのが味気ないと言えば味気ないのですが、その分コマ探すのは簡単)

ルールが複雑になりがちな航空兵力や海軍は、抽象的にポイントで表現されているというのもプレイしやすい一因でした。

友人3人を呼んで、家の奥の8畳間を占領して、2×2で昼前から夜遅くまでかけて《バルバロッサ作戦》シナリオや、《フランス戦》シナリオばっかりやってました。とても楽しかったです。(一度などは、あまりに夜遅くになりすぎて母親に叱られた記憶があります。笑)

さすがにキャンペーンゲームは一度もやった事はありません。

ソ連軍を担当する事の多かった友人は、途中で除去された数十の損害部隊のコマを両手でザラザラ持ち上げて、「すげー、こんなにやられたのか⁈」とマジで感動しておりました。

それでもなお、「いやあ〜まだまだですよ♪」と、必死の防衛ラインを張るソ連軍に脅威を覚えたものです。

長時間のゲームでしたが、みんな完全に夢中で没頭してましたねえ。

ホントに良い思い出です。

◾️余談

マップがあまりに広いので、手をついて身体を乗り出さないとなかなか全軍を動かすのが難しいのですが、軍の展開が広くなってくるとなかなか体勢が苦しい(笑)

そのうち私の相棒が、脇に置いておいたお茶のペットボトルを倒し、何とノルウェーからフィンランドあたりの全域が水没しました!彼はそれからずっと『フィンランドを水没させた男』と言われ続けておりました(笑)

すぐに拭いたので、ほとんどわからないレベルですが、お陰でちょっと売りにくいですよねえ(笑)

大事に取っとこー。

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