• 1人~5人
  • 90分~115分
  • 14歳~
  • 2016年~

大鎌戦役 / サイズYYYKKKさんのレビュー

707
名に参考にされています
2017年08月27日 11時40分

Scytheプレイしてみました! (2017/9/24) #7回ほど遊んだ後の新しい感想を最後に追記しました!

ゆるい感じで申し訳ないですが、初回プレイの印象をつれづれに並べてみます。

  • フンイキゲーかと思ったら(良い意味で)そうでもなかった!
  • 盤面で殴りあったりする古いゲーム感と、拡大再生産の一つのアクションの結果の密度の高い部分など、新しいゲーム感が混ざっている
  • ほころびのないよく考え抜かれたシステム
  • ただし,ちょっと直観に反する部分(メックを配置するとなぜ3金が得られるのか、とな)があるのでそこだけ注意必要


また、全体としては、

  • 自分の手番途中で次の人に次々渡していくので、見た目に反して、驚くほどダウンタイムが短い
  • 慣れてきたら5人でも確実に一時間未満で終わりそう
  • 国ごとのメック能力の違いと、プレイごとに変わるプレイマットの能力、国のスタート地点周辺の算出資源の偏りなどから、毎回最適な戦略を考え直す必要がある。


上記の点から、ゲームの見た目やシステムに反して、繰り返しプレイしたくなると感じました。
今後も何度か遊んでいきたいと思います!


7回遊んだ後の追記

ここまで遊んできたことをベースに感想のようなものを追記します。

1. 陣営能力 = プレイ指針
このゲーム、陣営ごとの能力が派手なため、当初は陣営の能力とその活用や強弱、相性などで勝敗が決まるいわゆる能力ゲームのように見えました。しかし、プレイを重ねると、能力はただの長所でしかないと分かってきました。つまり、能力で戦うのではなく、能力は、それを生かすためにはどんなプレイをするか、の指針だと言うことです。アグリコラの初期職業のような感じでしょうか。

2. 210通りの終了条件(≒勝利)がバランサー
陣営の能力以外にも、一部のプレイボードや、ファクトリーカード、効率的な定石的プレイなど、強そうに見える(=それをやれば or それがあれば勝てそうに見える)偏りがたくさんあり、一見バランスが悪いゲームに見えたりもします。
ただ、10個中6個先取、つまり210通りの条件のどれかの先取にむけて、民心という容易に下がってしまうパラメータを気にしながらアクション、時に他プレイヤーとインタラクションしていく、という基幹システムがこのゲームを滅多なことでは壊れない頑健なものにしています。この頑健さの前には、最強能力が1-2つあっても、勝利は出来ません。

例えば、最強ロスビエトは確かに強いですが、プレイヤーボードの引きや、隣の青や紫の動き次第では封じ込められてしまいます。(まあ、どんなボードでも捻じ伏せて活用できるのがロスビエトの強みではありますが。。。)

3.超速プレイ可能。ダウンタイムなし
もう一点、これだけの要素があるにも関わらず、慣れてくると、プレイヤーひとりの手番がものすごく短くなります。手番時間が、3秒、5秒、10秒、20秒のどれかとすると、僕個人は5秒程度が一番多く、 3秒と10秒がその次。まれに20秒をこえる、という感じでしょうか(戦闘は除く)。 この、慣れてくると手番が短くなる、というのは、ほんとうにプレイしやすいゲームが備える特徴です。

また5人くらいの人数で、ここまでの情報量、美しいコンポーネントとミニチュアを備えたゲームを1周平均1分未満という超速で回すと、軽い酩酊感すら感じます。

つまり、Scytheは、
 - よく練られ調整された
 - とてもプレイしやすい
 - トリップできる(<-)
ゲームだということです。今のところ、初プレイの時の敷居の高さしか欠点が見つからず、飽きも来ません。 

現時点では英語版しかないという壁はありますが、もっと多くの皆さんにプレイしてもらいたい良ゲームです!

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プレイ感の評価
運・確率1
戦略・判断力20
交渉・立ち回り8
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘14
アート・外見17
作品データ
タイトル大鎌戦役 / サイズ
原題・英題表記SCYTHE
参加人数1人~5人(90分~115分)
対象年齢14歳から
発売時期2016年~
参考価格未登録
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大鎌戦役 / サイズのレビュー

  • 492
    名に参考にされています
    2017年08月20日 10時46分

     ずっと遊びたかったサイズをやっと遊べた! ボードが絵画みたいに綺麗で、世界観も素敵。動物と人間と機械はみんな仲良し。農業と工業もみんな一緒。 戦闘のできるアグリコラって聞いていたけど、1回のアクションでリソースがあれば上下両方のアクションが出来たり、移動が大事だったり、キャラクターごとに特殊能力があったりと、そういうアグリコラにないところも楽しい!どちらかというとテラミスティカのほうが近いような? 移動にはいろんな制限や、他のコマを持っていけるっていう変わった移動方法があったり、コマによって少しずつ効果が違ったり、細かいところは考えずにできるようになるまで大変だけど、やることは割と簡単...

    まつながさんのレビューを読む
  • 615
    名に参考にされています
    2017年04月24日 16時27分

    美しいゲームだとは思ってましたが、これはもはや芸術ですね。ドラマを感じる感がやばいです。風景が広がる……なんか本気で地平線が見えてくるような気がしてくるんですよね。いや、見えませんけど。そして、机と椅子が見えると、ハッと現実に戻ります。素晴らしいコンポーネントです。【追記】H29.4.25プレイしましたので追記です。細かい話は他の方のレビューにも書かれているので割愛します。これは、私の妄想なんですが、このゲームを作った方って、ゲーム遊ぶ人たちの中で良く出てくるネガティヴな意見が出ないように、丁寧に一つ一つ潰しながら作ったんじゃないでしょーか。例えば「ダウンタイムが長いゲームはクソ」↓「ア...

    sanibabodogeさんのレビューを読む
  • 732
    名に参考にされています
    2017年01月05日 20時43分

    ストラテジーゲームです。世界観は1920年代の架空ヨーロッパ。重装甲な兵器を駆使しながら民心と武力の両立に悶絶するゲーム。5つの国の異なる能力、遭遇イベント、国の中心部にある異端なファクトリーと雰囲気は素晴らしいです。5人での初プレイ、インスト込みで3時間半位。体感は2時間位だったかな。ダウンタイムもさほどなく勝利点の見通しの悪さも良い塩梅になっており素晴らしいバランスだと思いました。ミニチュアも色付けすればより世界観に入り込めるかも?

    Qたろうさんのレビューを読む
  • 590
    名に参考にされています
    2016年12月30日 03時56分

    ストラテジー、拡大再生産好きには堪らん逸品。しかし、のめり込む仕掛け有ストラテジーというとプレイヤー間でバチバチの戦闘が起こり、険悪になることもあるジャンルだと思います。しかし、このscytheが凄いのはストラテジーなのに戦闘があまり起きないところ。世界観が「農業と戦闘の共存」を意識させるものなので、戦闘があまり起こり得ない理由やアクションの意味などもしっくりくるのです。更にダウンタイムもほぼ無しに近い(個人差有)。あるアクションを前の出番のプレイヤーが終えたら、まだ前のプレイヤーが何かしていても自分のアクションを行って良いというシステムになっているのです。アートワークもとてもおしゃれ。...

    啓太前田さんのレビューを読む

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