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  • 3人~6人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 2005年~

ポイズンマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

246名
2名
0
3年以上前

毒薬を引き取らないように立ち回るか、解毒薬を目指すか?クニツィアのお手軽カードゲーム。


【ざっくり解説】

 3種類の薬をテーマにした失点回避ゲームです。3色の薬はそれぞれ固有の鍋にプレイしていきます。その時基準値を超えると失点になります。

 基本的には失点を受け取らないようにしたほうが良いです。ただ、3色の薬でそれぞれ最多引き取り枚数の人は、解毒薬を作ったものとしその色の薬からの失点を免除されます。

 手札を使い切るまでを1ラウンドとし、それを何度か(推奨は人数分のラウンド数)繰り返して一番失点の少ない人が勝ちです。


【長所】

 シンプルでわかりやすいゲーム性でしょう。基本は失点を回避しつつ、自分の逃げ道となる色を1つは持っておくのが基本になります。3色しかないので、4人でやるとどうしても1人は溢れてしまいます。なので4人以上がスリリングに楽しめる人数かと思います。ベストは4~5人です。

 あとはどうあっても引き取ると失点の緑の薬は、色無視で鍋に投げ込めます。特定の色を逃げ道にしたい人に楽させない要素として機能させるだけではなく、どの鍋に投げ込むかシンプルに意地悪な楽しさがあります(笑)。


【短所】

 こなすラウンド数次第になりますが、やや単調で長い印象があります。やることはラウンドを通して変化しないので、余計に長く感じやすいです。『ぶくぶく』みたいに全員で同じ手札を使いまわすみたいな、制約もないので納得感もないまま、変化のないゲームを続けることになります。

 あとは強力な競合相手がかなりいることです。カードの出し方等、ゲームの性質の違いはあれど失点回避系の優秀なゲームの選択肢はたくさんあります。同じぐらいのプレイ時間でも『ぶくぶく』、『6ニムト』、『パレード』などなど競合相手が強すぎる印象があります。


【個人的な評価】

 1ラウンドこそ短いものの、数ラウンド遊ぶ目線でいくと変化の乏しいゲーム性や盛り上がりに欠くかなと思います。良作なのは間違いないのですが、競合相手が強すぎるので埋もれてしまったのだと思います。

 緑の毒薬を盛る楽しさはあるのですが、どちらかというとやや意地悪な楽しさです。競合相手に挙げた3タイトルはどれも老若男女、人を選ばず遊びやすいものばかりなのも厳しいところです。

 

 推定プレイ回数は5回ぐらいです。一時はよく遊びました。個人的には4人で4ラウンドが一番良いのではないかと思います。競合相手が強すぎるのであえて所有する魅力を感じはしませんが、機会があれば全然プレイするぐらいには良いタイトルだと思っています。


【付録 対抗馬に挙げたゲームのレビュー】

 いずれも僕のレビューです。よろしければついでにこちらもご覧ください。

『ぶくぶく』

https://bodoge.hoobby.net/games/land-unter/reviews/19533

『パレード』

https://bodoge.hoobby.net/games/parade/reviews/18559

『6ニムト』

https://bodoge.hoobby.net/games/6-nimmt/reviews/19045

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