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  • 3人~5人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1997年~

ぶくぶくマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

207名
4名
0
4年以上前

ビリから2番目はビリより罪が重い!?お手軽な同時公開カードゲーム


【ざっくり解説】

 最初に配られた12枚のカードを使って数比べをして、値の高いカードを切った人にペナルティがあるゲーム。中でもユニークなのが2番目に値の高いカードを切った人の方が、ペナルティが重いことです。

 他にも面白いのは、手札の強弱をライフの数でバランスを取っています。また最初のラウンドの初期手札を全員使いまわすまでプレイする形でバランスを取っています。


【長所】

 やはり2位回避というゲーム性ですね。思い切って高いカードを出す方が良い場面も多々あります。2人が凄く高い数値を切ってくれると、60までしかない数字カードの40番台のカードで3位とかいうことも全然あり得ます。

 ペナルティとして受け取った水位カードは継続して影響力を持つので、今のラウンドの2位が必ず失点するわけでもないのは、なかなか面白いですね。今となってはなかなか類をみないシステムだと思います。

 テーマとシステムはかなり抽象的なはずなのに浮き輪が減ってくると「やばい!溺れる~」って思うこと間違いなしです(笑)。

 

【短所】

 全員同じ初期手札を使うまでやるので、やることの単調さに対しプレイ時間がやや長いです。しっかり全ラウンドやりたいなら、4人がベストだと僕は思います。

 同時公開の噛み合い要素の強いゲームなので、同じ手札でもうまく切り抜けられる人と、そうでない人に分かれますが、スキルの差というよりも運の差としての側面が強いと思うので、あまり気にしない方が良いでしょう。


【個人的な評価】

 ユニークな同時公開ゲームとして大定番の『6ニムト』の次ぐらいに定番のゲームだと思います。人数分のラウンドをやることが公式ルールな分、『6ニムト』に手軽さで劣るところが2番手たるゆえんなのでしょう。

 しかしゲーム性はこちらの方が戦略的です。ゲーマーとしては難しい手札をいかにライフを残して切り抜けるか、みたいなところにやり応えを感じる部分は大きいです。浮き輪(ライフ)が多い時ほど燃えますね(笑)。

 また2位回避のお手軽なゲーム性はなかなか他に類を見ません。『6ニムト』より技術介入度がやや上で、ゲーマーも初心者もそれほど大きな差がなく遊べるゲームとして、良いゲームだと思います。


 推定プレイ回数は10回ぐらい。4人の方が2位回避のゲーム性が面白く発揮されると思います。なので僕は4人ベスト派です。個人的には傑作だと思ってはいますが、人数的条件とプレイ時間でプレイ回数がやや伸びにくいゲームです。

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うるふ@恵我之荘ゲームクラブ
こしあん
きむにぃ
Nobuaki Katou
マクベス大佐@Digブログ
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