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  • 1人~4人
  • 90分~150分
  • 14歳~
  • 2019年~

オン・マーズtoribirdibonさんのレビュー

236名 が参考
5名 がナイス
約2ヶ月前

「テラフォーミング・マーズ」で何か一気にメジャーテーマとなった感のある火星開発をテーマにした一作です。火星と地球を行ったり来たりするというワーカープレイスメントで、テーマに合ったゲームを作り、その没入感で人気のラセルダ作品です。

ただ、個人的にはラセルダ作品は全て60点程度の面白さで、一度やればもういいかな、と思うゲームばかりに思ってしまいます。

今作も例に漏れず、個人的にはあまり合いませんでした。

でもこれは自分の感想で、好きな人がいるのも理解できます。

では何故あまり合わないのか、それを書いていこうかと思います。こういう人もいるのか、くらいで見てもらえれば幸いです。

ラセルダ作品の特徴は、テーマをプレイ体験に寄せる再現性の高さです。今まで「エスケープ・プラン」「ギャラリスト」「リスボア☆マーケット」と本作をプレイしましたが、中量級のリスボアマーケットを除き、すべてプレイヤーにテーマとなっているものを追体験させようという意識が強いものであり、他の人のレビューなどを見ているとそれらの狙いはある程度上手く行っているようです。

しかし、個人的にはこの狙いとモダンユーロ(手番が圧縮されている代わりにボーナスアクションなどによって副次的効果が多い作品)のシステムが噛み合っていないと感じています。

ラセルダ作品の最大の問題は誘発忘れとプレイミス(戦略上のミスではなく、ルール上のプレイミス・コストの見間違いなど)の頻発です。

何故それが起きるのか。

それはこのテーマの再現性と洗練されたデザインが原因です。ルールをテーマに沿わそうとしている分、テーマに合わない、ゲームとして必要なボーナスアクションなどが忘れられがちなのです。ボードも美しくデザインされていますが、洗練されすぎていて、忘れがちな効果の強調がありません。これらのプレイアビリティをあえてデザインが捨てているのだと思いますが、個人的にはボードゲームのデザインとしてあまり良いものだと思えません。というのも、これだけ数あるボードゲームの中で一度目の体験というのは非常に重要だからです。余談ですがマジック・ザ・ギャザリングの開発ノートなどを読むといかに記憶問題や誘発忘れ問題に向き合おうとしているかがわかります。できるだけプレイヤーに負担をかけないデザインを心がけていることが伝わってきます。何故なら、ルール上のミスが起きるとどうしてもテンションが下がり、プレイ体験が良くないものになってしまうからです。

ラセルダ作品はテーマへの没入をかなり強く意識しているので、最初はすごくワクワクするんですよね。ところが、「あ、こここうでした」「これ忘れてました」を繰り返すうちにテーマとかからだんだん離れて行ってしまいます。

それでもラセルダ作品は金額的に高いし、プレイ時間も長いです。だから自分が支払ったコスト分楽しんだ、という気持ちを得るために「面白かった」と思い込もうとします。

そして家に帰ってから荷物を下ろし、次いつやりたいかと考えると「でも持っていくの重いしな」とか「重ゲーだからやってくれる人少ないしな」とか理由をつけて棚にしまっておく感じになる。

そりゃそれなりに面白い。色々と考えるし、テーマにも合っている。けど、ごちゃごちゃとしたルールとそれを紐解いて得点ルートを探しても、所詮ラセルダの手のひらの上で遊んでいる感じ。モダンユーロは往往にしてそうですが、自分が友達とゲームを遊んでいるという感覚よりも、ゲームに遊ばさせられている感覚を強く覚えてしまいます。

自分の体験だけが記憶に残り、その場を共有した記憶がない。それならアナログゲームじゃなくていいのかな、って思ってしまうのは多分ある程度老害思想なのでしょう。

これは本当に個人的な感覚です。考え所は多いし、テーマに合ったゲームを毎回繰り出してくるラセルダはすごいデザイナーだと思います。ただ、つまらないと思う人間にとっては結構きついプレイ時間なので、重ゲーを一緒にやる人を選ぶ時にそういうレビューもあったし、こいつはモダンユーロ合いそうかどうか、を考えて誘ってくれるとお互い幸せですよ、というつもりで書きました。

好きな人にはごめんなさい。

まあラセルダ作品、誘われればやるんだけども。

この投稿に5名がナイス!しました
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くまちま
大吉さん
Sato39
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運・確率0
戦略・判断力24
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見17
作品データ
タイトルオン・マーズ
原題・英題表記On Mars
参加人数1人~4人(90分~150分)
対象年齢14歳から
発売時期2019年~
参考価格未登録
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