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  • 2人~4人
  • 75分~90分
  • 12歳~
  • 2019年~

グレンモアⅡ:クロニクルズ大吉さんさんのレビュー

497名
4名
0
3年以上前

★★★Excellent!!

なにせ箱がバカでかいゲームなんですが、収納スペースを圧迫しても許せるだけの面白さがあります!

カルカソンヌはみんなで都市を完成させますが、グレンモアは自分だけの都市を作ります。

獲得したタイルを隣接するように配置して、周囲8マスのタイルの効果を得ます。

タイルの効果で資源を集めたり、資源を点数に変換したり、ある種類のタイルを集めることで得点になります。

グレンモアの面白く感じたポイントを3つ。

1つは、並べてあるタイルを好きなだけ先に進んで取ってもいいよシステム!

もちろん欲しいタイルが先にあるからといって、進みすぎると通り過ぎたタイルはもう取れません。

かといって、牛歩のようにゆっくり進んでタイルを多く取ると、最終計算の時に他のプレイヤーと比べて多く取ったタイルの枚数分だけマイナス点を食らいます!

タイルは早い者勝ちなので、どういう風にタイルを取るか悩みます。

2つ目は、得点要素が沢山あるので、ゲームごとに色んな戦略を試すことができます。

ウイスキー、人物タイル、伝説の土地、城に集まったワーカーの数やお金など、多く集めるほど点数になりますが、すべてを集めることはできません。

他にも、羊や牛、木や石、麦などの資源を点数に変換することもできます。

また、氏族ボードを利用して得点条件を追加することもできます。

得点方法をあれこれ考えるのは楽しいです!

3つ目は、主な得点要素のウイスキー、人物タイル、伝説の土地、城に集まったワーカーの数を、他のプレイヤーと相対的に比べて点数が決まるところです。

持っている数が一番少ないプレイヤーと比べて、どのくらい多く持っているかで得点が決まります。5つ以上多く集めると点数が跳ね上がります!

この得点計算はラウンドの最後にあります。4ラウンド行うので、得点計算は4回あります。

そういうこともあって、何かに特化して集めた方が得点が伸びやすいとは思うんですが、そうすると他のものが集まりにくく、他のプレイヤーが別のところで特化しやすくなるという複雑な気持ちにさせてくれます。

さらには、最終計算の時にタイルを取った枚数が一番少ないプレイヤーと比べて、多く取ったタイルの分だけマイナス点。

この事により、戦略の幅が広がります!

タイルを最小限の少ない枚数取って効率よく点数を稼ぎ、取ったタイルが少ないことで他のプレイヤーに、タイルの数によるマイナス点のプレッシャーを与えることができます。

それとは逆に、タイルの数によるマイナス点を覚悟しつつ、ガンガンにタイルを取って、マイナスをカバーできるだけの点数を稼ぐのも楽しいです!

またその間を取って、バランスよくやりくりするのもいいですね。

グレンモアは要素の多いゲームではあると思いますが、プレイしやすいと思います。

ツォルキンやコンコルディアは先々のことを考えて、あれをしてからこれをしてと考えるのは楽しいですが、少々疲れます。

グレンモアも先の計画を立ててプレイするんですが、欲しいタイルが取れるとは限らないので、成り行きに任せながらも、その時その時でアドリブ的に考えているような感じがします。

出ているタイルを選ぶ時も、その時の戦略によって必要なタイルが決まってくるので、ゲームが進むと選択肢も狭くなり、意外とそこまで考える時間も長くならないと思います。

人にもよりますが、プレイはサクサク進みますし、ゲームの時間も長すぎず短すぎず、考えどころも十分にあるので、連続してプレイしても飽きにくいと思います。

タイルの配置は邪魔されないので、好きに自分の都市を作れて楽しいです!

でもこれだけだとソリティアですが、タイルの早取りと枚数、他のプレイヤーとの相対的な得点計算によって、インタラクションも十分にあります。

いや~面白いですね!


(年代記1 ドラゴンボート・レース)

他のプレイヤーのタイルの上にボートが移動して、レースをするというのは奇抜で面白かったですが、1回プレイしたら満足できました!

レースに集中して他のことができなくなるので、普通の方がいいかな。

(年代記2 ハイランド人)

説明書を読んだだけですが、プレイのテンポが悪くなりそうなのでプレイしていません!

(年代記3~6)

説明書を読みましたが、面倒くさそうなのでプレイしていません。

(年代記7 板挟みになって)

さらに得点要素が増えます。これだけ多くの得点要素がある中で、これいります?

(年代記8 ペニー・モブ)

人物カードはきれいで魅力的ですが、ゲーム終了時にマイナス点があるのは辛そうだし、ややこしそうなのでプレイしていないです。

沢山の拡張セットがありますが、拡張セットはいらないから、このデカい箱をコンパクトにして、ついでに値段の方もコンパクトしてほしい!

そう思う方も多いんじゃないでしょうか。

拡張セットを省くと、箱の大きさは半分になります。

普通が一番グレンモア!

とは言っても、コンポーネントはとても豪華で満足感はありますし、程よいプレイ時間とリプレイ性、考えることは多いけれどストレスのかからない面白いゲームなので、個人的には買ってよかったと思うゲームです!

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