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  • 1人~4人
  • 60分~100分
  • 12歳~
  • 2019年~
214名 が参考
7名 がナイス
約1ヶ月前

名作を更にパワーアップ! ソロ,チーム戦,新たなタイル。楽しさてんこ盛りのテーマパークへようこそ!

【評価9/10】中重量級・1~4人

ダイスアクション×タイル配置×エリア制覇×セットコレクション


皆さん秋ですね!秋と言えば「天高く馬肥ゆる秋」,つまり領土拡大ですね!

という訳で本日は自分の領地を拡大していく傑作タイルゲーム「ブルゴーニュプラス」をご紹介したいと思います!


【概要】

本作はブルゴーニュの出版元である「アレア」ブランドが20周年になった際,記念にいくつかのゲームが発表されたうちの1つとして2019年に発売されたものです。

ブルゴーニュの原作については下記の投稿↓でがっつりレビューしたので,ここではブルゴーニュプラスのプラスたる要素について説明したいと思います。


【拡張盛り盛り!】

ブルゴーニュは原作が発表された後,10タイトルもの細かな拡張が発表されていますが,ブルゴーニュプラスにはこのうち7つの拡張が詰め込まれています!

18種類の対人戦プレイヤーボード,2種類のチーム戦ボード,2種類のソロ用ボード。

数種類の新たなタイル,そして交易路。

更にプラス独自の拡張要素として「塔」も含まれています。

もう凄いテーマパーク感!ブルゴーニュ好きからすると堪りません!

では,その内容はどうなのか。無印ブルゴーニュと比べて新たな遊び感はあるのか。


【新規要素】

以下はソロで遊んだ感想です。

まずは交易路!これを一番に挙げない訳にはいきません。とにかく交易路が楽しい。

ブルゴーニュ原作では,商品の売却って基本は「同じ種類をたくさん集めてダイスが良い目の時にまとめて売って勝利点を沢山もらう」って意味しか無かったと思うんです。しかし,交易路が導入される事により少ない枚数の商品を売る事に意味が生まれた。「まずは6の商品1枚を売って交易路の条件を満たして労働者を4枚もらって…」等,戦略に組み込む楽しさがある。

ブルゴーニュでは商品を売った際の勝利点が1枚当たりプレイ人数分の点数になるため,4人戦では商品を大量に売る意味がありますが,2人戦では1枚2点のため,決定的に勝利に関与する要素ではありませんでした。しかし,交易路の登場により商品売却がプラスアルファの意味を持ち,戦略的な観点もある上に交易路ミッションをどうやって満たしていこうかと考え悩む事も楽しくなりました。ソロプレイでも大変重宝しており,交易路無しのプレイは今や考えられないくらいです。

交易路が指定する色と色が合うように商品を売れると効果発動。銀貨をもらえたりタイルを取れたりフリーダイスアクションが出来たりとても便利!タイルを取りながら商品をどう売ろうか考えるのが楽しいです♪


ソロの話が出たのでソロ用ボードについても触れます。ソロの際は基本ルールを踏襲しつつも一部が変更となったソロ専用ルールがあり,ソロ用マップもこうしたソロルールと絡み合ってうまい事悩ましさを生む作りとなっています。これがなかなか楽しい!難易度も易しいボードと難しいボードの2種類しか無いながらも,初期城の場所を変える事で2×4=8種類のバリエーションがあります。易しいボードでも難度を調整できる上にダイス目による運の影響もあるため,一筋縄ではいかず,なかなか歯応えのあるものとなっています。

ソロでは37マス全てを埋める事が勝利条件となります。写真はゲーム終了時に4マス残ってしまった図です(இ௰இ`。) ちなみに簡単な方のボードです…


新規タイルについてもなかなか面白い。便利すぎない良い塩梅に調整されています。

施設の場所に設置した際,白ダイス(商品配置用のダイス)を使ったアクションができる「白い城」(第5拡張のPleasure Garden,歓喜の庭園,みたいな感じですかね)。

毎フェイズ,中央市場に1枚ずつ置かれていく万能タイル「宿屋」(第6拡張のCloister,修道院)。どの色の地形であっても,一繋ぎの地形に1個までは置くことができる便利タイルで,設置時の即時効果はありませんが,その一繋ぎが完成した際,1マス大きい地形を完成したものとして勝利点を得る事ができる(例:一繋ぎが2マスの黄色のうち1マスに宿屋を置いてこの一繋ぎを完成させると,本来の3勝利点ではなく6勝利点(3マスを完成した時の勝利点)を得る事ができる)。便利は便利なんですが,設置時効果が無いので悩みどころです。

施設タイル「クレーン」(第2拡張のPark,公園)。設置時に好きな施設の効果を発動できる。めっちゃ便利ですが,1枚しか存在せず登場場所は中央市場。ゲームに現れるか否かは運次第。

動物タイル「ガチョウ」(第2拡張のGoats,ヤギ)。置いた瞬間に勝利点2点を得る上,既存4種(豚・鶏・牛・羊)の好きな動物としてカウント出来る。同じくゲーム中1枚しか存在せず出る先は中央市場。運次第のタイルです。

知識タイル3種(第2拡張,第5拡張)。手番順トラックで他のプレイヤーの駒に後から侵入されても,常に同じトラックの中で自分の駒は一番上となる知識(27),労働者2人を1金で購入できる知識(28),白い城1枚配置ごとに4勝利点の知識(29)。

いずれも新しい楽しさを提供してくれ,それでいて強すぎない,あるいは強いけどそもそも1ゲームの中で出てくるかどうかが運次第という感じです。基本,楽しさを増幅してくれるアッパー系の新規要素です!


この他,今までとは異なるプレイヤーボード多数,チーム戦,塔など紹介できていない新規要素もまだまだあるのですが,現時点では投稿者はまだこれらを試せていないため,ここでは説明を割愛します。が,恐らくこれらも新しいブルゴーニュの楽しさを提供してくれるのではないかと思って今からワクワクしています^ ^


【少し残念な部分も】

このように,元々が傑作のブルゴーニュに更に新規要素をこれでもか!と詰めこんだブルゴーニュプラスは間違いなく素晴しいゲームです。ただし,少し残念な部分もあります。

まずプレイヤーボードが、メインボードのようなしっかりしたボードではなく,厚めの紙という感じな点。何かの拍子で折れてしまいそう。ただし,本作はコンポーネントがただでさえてんこ盛りなので,これでプレイヤーボードもしっかりした作りのものだとしたら,箱の重さも厚みも相当なものになっていたでしょう。かつ、この価格での提供は無理だったと思います。そういう意味では,残念ではありますが仕方がないかな…とも思います。

今回のプレイヤーボードの厚みはこんな感じです。ただ、プレイヤーボードを両面刷りで16枚も入れてくれており,厚みのあるボードだとえらい事になりそうなのでやむなし!


また,知識タイルについても好みの問題かもしれませんが私は少し残念。タイルのデザインを重視したためか,効果を示すイラストが小さく,私のようなあまり目が良くない人間にとっては判別がなかなか辛い。通し番号は振られているため,マニュアルでの効果確認が容易なのが救いですが,多人数プレイとなるとマニュアルがあっち行ったりこっち行ったりするかもしれませんね。

黄色タイルはもっと効果を大きく書いて欲しかった


また根本的な話として,プラスに同梱された拡張はいずれも原作ブルゴーニュの良さをそのまま生かし,ゲームの根幹を変える事なくバリエーションを豊かにしてくれています。言わば正当進化。

そのため,原作ブルゴーニュ好きには堪らない一作に仕上がっている反面,原作を遊んでみて好みでは無かった方や,「知識や施設の効果が複雑多岐で自分には無理だ」「勝つための戦略が分からない」と感じた方は,本作を遊んでみても同じ評価になってしまうかも。


【色合い,イラストタッチの違い】

あと,これは欠点ではなく原作との違いという観点になりますが,原作とプラスでは色使いやイラストタッチが異なるものになっています。原作ではボードやタイルの色使いは淡く,イラストも柔らかめのものでしたが,プラスではボードもタイルもとても色鮮やかになっており,その影響もあってかイラストもハッキリクッキリした印象です。施設についても,異なる施設同士を同じものと勘違いしたりするような事は起きづらくなったと思います。

本作の色使いは原色に近く,色が強い・目が疲れる,と感じる方もいるかもしれませんが,色差が従来よりハッキリした分,色差判別が得意ではない方もプレイしやすくなったと思われます。プレイできる人の裾野を広げるという意味では意義のある変更だと思います。

良くも悪くも原作とかなり色使いが異なるため見る人によって意見は分かれそう。個人的には自分のボードの完成写真を思わず撮影したくなる感じで気に入ってます^ ^


【総評】

以上,好きだからこそあえて残念ポイントも上げましたが,トータルで見ると非常に良いパッケージだと思います!そもそも原作のブルゴーニュ自体が完成度の高いゲームでしたが,本作では更に「強すぎず元の要素を大きく妨げないプラス要素」を加えてくれているのですからハズす訳がありません!個人的にはソロ完備,そして交易路が非常に良かったですね。

欲を言えば,ソロボードはもっとたくさん種類が出て欲しいです!公式で出してくれれば一番嬉しいですが,ネット上で色んな人が作ってくれないかなあ、と期待してます 笑

非常に要素がてんこ盛りでたくさんのバリエーションが楽しめるテーマパークのようなブルゴーニュプラス,原作が楽しめた方なら(そして本作の色使いが大丈夫なら)「買い」の一手だと思いますし,未経験の方もまずは試してみる価値のある一作だと思います^ ^


長文を最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の良きボドゲライフに貢献できれば幸いです♪

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ps.このゲームの勘所、戦略がよく分からない!という方に向けて,2人戦限定ではありますが基本となる戦略記事を投稿しました。少しでも皆様の参考になれば(*´꒳`*)

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攻防・戦闘0
アート・外見6
作品データ
タイトルブルゴーニュ(20周年版) / ブルゴーニュプラス
原題・英題表記The Castles of Burgundy (20th Anniversary)
参加人数1人~4人(60分~100分)
対象年齢12歳から
発売時期2019年~
参考価格未登録
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