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  • 2人~4人
  • 60分~120分
  • 12歳~
  • 2019年~

サンクトゥムしのじゅんぴょんさんのレビュー

516名
7名
0
2年以上前

太古の昔、ヒスイの石棺に封印されたはずのデーモン・ロード・マルガザールが復活した!?サンクトゥムに巣食う魔を倒すべくプレイヤー達は英雄の1人となり巨大な敵デーモン・ロードを倒して平和を取り戻そう!ハックアンドスラッシュゲーム。

各プレイヤーは4人の中の英雄の1人となり最終的に復活したデーモン・ロード・マルガザールを倒す事を目的としたハックアンドスラッシュ系ゲーム。ちなみにハックアンドスラッシュ(略してハクスラ)とは、ゲームのジャンルやそのシステムを指す言葉で、hack(切り刻む)とalash(叩き切る)を組み合わせた言葉です。「ウィザードリィ」や「ダンジョンマスター」など初期に作られた良作なデジタルRPGは、ストーリーは二の次、主に戦闘を中心に展開し、敵を倒して成長し、更に強い敵を倒すというシステムを導入して、デジタルRPGの出現以降、このようなゲームシステムをハクスラと呼ぶようになりました。

本作は、このハクスラシステムを上手く落とし込んでいて、かなり面白いゲームなのですが、協力ゲームでは無く各プレイヤーが、デーモン・ロードの討伐を競い合い、巨大な魔を倒したプレイヤー内で最もHPが残っている人が勝利すると言うシステムに、ちょっと違和感を感じてしまいました。と言うのもデーモン・ロードは難易度を最低にして挑んでも、めちゃめちゃ強いんですよ!正に反則的強さと言ってもいいくらいで、「とんでもない奴なんだから、皆と協力して倒す方が現実的なんじゃない?」と個人的に思えてしまうんです。

ちなみにプレイヤー全員が、デーモン・ロードに敗れたら、1番多くデーモンカードを打ち破ったプレイヤーが勝利します。

面白いんだけど、違和感を感じていました所、発売後間もなくソロでも遊べるバリアントルールがネットに公開され何度か遊んでみましたが、こちらの方がかなり好みでした。

ソロは自分VS手下を含めたデーモン軍団のわかり易くシックリ来る対立構図です。ソロルールも通常ルールと比較しても破綻してないので、違和感の無いゲーマーは対人戦、そしてソロプレイと、どちらにしても楽しめるかと思います。

ソロルールに関しては、ネットのPDFからダウンロードしなければならず、若干面倒かと思いますので、記述していきます。


⬛ソロルールについて

セットアップは2人プレイと同様ですが、功績ボードは3人プレイと同様で、上級レベルマスターは使用しません。(功績タイルは9枚しか使用しない)

スタートボーナス表は無視して、代わりにポーション1個をランダムに受け取ります。

デーモン・ロードの強さを決めます。デーモン・ロードカードデッキの上に…

・余裕…猛威カード18枚全て重ねる。

・着実…ランダムの猛威カード12枚重ねる。

・急行…ランダムの猛威カード6枚重ねる。

・突進…デーモン・ロードカードだけ使用。

基本のルール、進む、戦う、休息する、の3択を駆使してゲームを進めて行くのですが、デーモン・ロードの手下(LE1〜LE3)と戦い倒した後、経験値を貰うか、手下が所持している装備を貰うか、2択から選択しなければなりません。経験値を取得すれば、そのキャラの特殊技能が開放され強さを増す可能性がupし、装備を取得すれば攻撃力or防御力がupします。どちらも最後に待ち構えているデーモン・ロード・マルガザールと戦う時必要な物ですので、効率よく取得していく事が肝要です。ラストのボス戦まで道は1本で、手下の敵達も有限ですので、中途半端な育成をしていると、マルガザールに瞬殺されてしまうことでしょう💦

この時、経験値を選択したら、手下の敵カードを捨札に、装備を選択したなら装備を貰い経験値を諦める事になります。(装備品を装備するには、赤、青、緑、白のジェムと言う名の経験値が必要になります)

ここからがソロプレイのミソで、休憩を選択すると使用した技能が再使用可能になったり装備の変更やポーションを購入出来たりは変わりませんが、覚えた技能の分だけチャレンジ・デッキを引かなけれならず、最終戦のデーモン・ロードの応戦で巨大なパワーで、一方的にプレイヤーにダメージを与えて来るのが、このチャレンジデッキになるのです。

なので、難易度の低い設定だと猛威カードを引き切った後、デーモン・ロードカードを引く事になり、デーモン・ロードカードがダメージを与えて来るカードになるので、デーモン・ロードの応戦で、一方的に受けるダメージを減らせる事に繋がります。(猛威カードはラストの最終決戦に、猛威デッキから4枚引くだけなのでダメージはこの時関係無し)

まとめると、デーモン・カードの上に猛威カードが沢山乗っている程、難易度は優しいです。

(突進で何度か遊びましたが、休息時に引いたデーモン・カードが28枚になり、このカード全てが、デーモン・ロードの応戦にダメージを与えて来て、最終決戦に入る前に瞬殺!)

応戦で1番優しい余裕だと、↑の通りデーモン・ロードのカード枚数は2枚+休息時に引いた分となり、写真では、9枚の攻撃に耐えれれば、最終決戦に入れるので、まだ可能性はあります。ピラミッド上に並べて行き、サンクトゥムを揺るがすバワーで連続攻撃を仕掛けてくる。


⬛最終決戦

デーモン・カード5枚と猛威カード4枚を交互に並べて行き、プレイヤーの駒を最初のデーモンカードの上に乗せて、プレイヤーの攻撃ーマルガザールの攻撃を繰り返して行くのですが、最初のカードを倒さなければ、次の猛威カードに進めず、マルガザールの攻撃時プレイヤー駒より前方のデーモン・ロード+猛威カード(一度だけダメージを与えて来て、表になっているカードのみ)から、約8〜10ポイントのダメージを与えて来ます。更にマルガザールに最初ダメージを与えると1度だけ憤慨して通常ルールに応じて、デーモンカードを足さなければならず、超越したバワーの持ち主で、これに打ち勝つのは大変と感じます。プレイヤーキャラの最大HPは10ですからね😅

↑難易度余裕で1枚目の猛威カードまで進むも…

↑4枚目で力尽きた。

全てのカードを打ち破れればプレイヤーの勝利で、途中で力尽きれば敗北です。


⬛総括

ハクスラ好きなゲーマーなら、間違いなく買いだと思います。クリア難易度も相当歯ごたえあるので、手応えのあるゲームをお探しなら、かなりお勧めです。プレイ時間は対人なら2時間30分〜   ソロなら1時間40分〜は時間確保した方がいい重量級です。購入してかなり月日が立ちましたが、好きなゲームの1つです。

それでは、デーモン・ロード討伐なるか?

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