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ヘヴン&エールHeaven & Ale

7/10

2018年エキスパートゲーム大賞ノミネート作品(2018/5/15追記)

アズールのデザイナーが2017年に出した4作品のうちの1つ。

王道ゲームシステムの融合体の優等生。

具体的にいうと、ツタンカーメンとかテーベの東とかパッチワークのように後手番から手番を始めるシステムに始まり、カッラーラの宮殿などに見られる各プレイヤーが一度だけ発動できる得点計算システム、そして頭脳絶好調のような全ての資源の得点の平均値を高くしなければ高得点をとれないタイプのシステムが見事なバランスで融合している。

いわゆる重ゲーなので、個人的に重ゲーが好きではないのでちょっとシビアな評価にはなってしまうのだが、このゲームは、やってみると細かいルールは多いもの、大枠はシンプルで、見た目以上よりかは、ルールは複雑ではなかった印象。

ただ、戦略的にはかなりずっしりとしていて、その点でいえば、重ゲー。

理由は2つあって、まず、お金がカツカツ。このゲームでは、資源を個人ボードにおいていくのだが、そのときにお金がかかり、しかも置き場所によっては、価格が倍になる。

さらにお金を稼ぐには、個人ボードにうまく資源が置かれていないと補充することができず、置く場所をミスると、なかなか立ち戻ることが難しい。

その証拠に途中で、特典カードを捨てることで、お金に変換できるようになっており、これはなかなか見かけないため、いかにこのゲームがお金に苦しむことになるかを物語っている。

もう1つが、得点計算をする場所の少なさとタイミングのジレンマ。このゲームでは、基本的にパッチワークのように進んでいくのだが、先に入られてしまうと、後からその場所の恩恵を受けることはできない。なのに、1周の間に得点計算ができる場所は5個しかない。

よって、最終ラウンドはあっという間に得点計算できる場所が埋まってしまい、せっかく準備したのにおじゃんということも多々ある。

じゃあ、先にやってしまえばいいじゃんということなのだが、得点計算はそれぞれ1回しかできない(例えば、水の得点計算を1度してしまったらもう水の得点計算は使えない)ので、早めにやりすぎると後半できなくなってしまうというジレンマもある。

これにより、いつどこで得点計算を発生するかが悩ましく、さらにお金がカツカツという状況が拍車をかけて、ひどいときには得点が10点いかないという悲惨なプレイヤーを生み出すことにもつながっている。

だが、それをふまえても、王道なシステムを素晴らしいバランスでまとめており、そのプレイ感は新鮮そのもの。たしかにキツイのだが、流れはシンプルで面白く、そういう点も好きなので、この評価としておく。

今は、最近のゲームにも関わらず、プレミアがついていて簡単に手に入らないのが残念ではあるが、プレミアがつくのも納得がいくボードゲーム。

ただ、最初は何が重要なのかがわかりづらいところも多く、めっちゃがんばったのに0点ということもザラなところもあって、初見殺し的な部分はあるため、経験者と初プレイの人がやると勝つのはかなり難しいと思うし、そういう意味では、かなり人を選ぶゲームではある。

そこらへんを許容できるゲーマーであれば、ぜひ遊んでほしいゲームではあるが、こんなにがんばって全然点がとれなかった(泣)というのが耐えられない人にはキツイかも。

それをふまえてもう1回!という人には向いているゲームかな。
※ちなみに自分はノンリプレイヤー(同じゲームをしない)だが、珍しくもう1回やりたいと感じた。

あと、3人プレイはやめたほうがいい。このゲームで重要な修道士というのがいるが、これが中途半端なバランスになってしまうのと、正直、4ラウンドしかなく、とにかく短いので、消化不良を起こす可能性あり。個人的には、4人で6ラウンドの方がとても楽しめた(Geekでも2人か4人プレイを推奨)。


追記

一応、アズールのデザイナーの4部作をプレイできたので、個人的ランキングをつけてみた。

ヘブン&エール>アズール>リワールド>リバーボート かな。

評価的には、ヘブン&エールとアズールとリワールドは7で同じなんだけど、アズールはコンポーネント、リワールドは新しいシステムで+1点だったので、純粋なゲーム評価は6なので、リバーボートと同じ感じかな。それでも、どれも面白くてこの4つを同時に発表したのは本当にすごい!

一応、4部作のレビューをまとめておくので、参考にどうぞ。

ヘブン&エール➜https://bodoge.hoobby.net/games/heaven-ale/reviews/7380

アズール➜https://bodoge.hoobby.net/games/azul/reviews/6278

リワールド➜https://bodoge.hoobby.net/games/reworld/reviews/7480

リバーボート➜https://bodoge.hoobby.net/games/riverboat/reviews/7381

最も読まれているレビューを表示しました
  1. 投稿者:白州
マイボードゲーム登録者
  • 73興味あり
  • 186経験あり
  • 51お気に入り
  • 80持ってる
プレイ感の評価
運・確率1
戦略・判断力6
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見2
作品データ
タイトルヘヴン&エール
原題・英題表記Heaven & Ale
参加人数2人~4人(60分~90分)
対象年齢12歳から
発売時期2017年~
参考価格未登録
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レビュー 3件

  • 266
    名に参考にされています
    投稿日:2018年04月23日 09時30分

    7/102018年エキスパートゲーム大賞ノミネート作品(2018/5/15追記)アズールのデザイナーが2017年に出した4作品のうちの1つ。王道ゲームシステムの融合体の優等生。具体的にいうと、ツタンカーメンとかテーベの東とかパッチワークのように後手番から手番を始めるシステムに始まり、カッラーラの宮殿などに見られる各プレイヤーが一度だけ発動できる得点計算システム、そして頭脳絶好調のような全ての資源の得点の平均値を高くしなければ高得点をとれないタイプのシステムが見事なバランスで融合している。いわゆる重ゲーなので、個人的に重ゲーが好きではないのでちょっとシビアな評価にはなってしまうのだが、この...

    白州さんの「ヘヴン&エール」のレビュー
  • 210
    名に参考にされています
    投稿日:2018年01月18日 01時52分

    エールを作るための素材集めが辛いゲームです。(そもそもエール作らない・・・)ルールはどこまでも進めるすごろくみたいな感じで素材を算出するためのパネルをゲットし、書かれたお金を払い日陰に設置(決算の時書かれた分のお金がもらえる)、書かれたお金の2倍を払い日向に設置(決算の時書かれた文の勝利店マーカーが動く)といった感じです。そもそも、決算が素材や人によって各々1回しかできない(プレイヤーの動きによってはもっと少ない)のに、基本的にお金支払った分しかお金は帰ってこないし、勝利店トークンを進めるにはお金が2倍必要だし・・・と、お金がカツカツカツカツぐらいカツカツです。初見3人でプレイして全員勝...

    retan0712さんの「ヘヴン&エール」のレビュー
  • 244
    名に参考にされています
    投稿日:2018年01月09日 22時15分

    【あらすじ】おいしいビールを作ろう!【ゲームの内容】順にメインボードのコマを時計回りに進め、止まったマスのアクションを実行。各マスのアクションは基本早いもの勝ちで、コマは好きなだけ進めていいけど後戻りはできない。全員がボードを一周したら1ラウンド終了。これを6ラウンド続ける。アクションは主に3種類。①タイルの購入止まったマスのタイルを購入し、自ボードに配置。置ける場所は日陰と日向の2つあり、日向に置くには2倍のコストが必要。ボード上にいくつかある建設予定地のまわりをタイルで埋めると小屋が建ち、得点トラック上の醸造監督コマが進んだりする。②決算①で配置したタイルを起動する。日陰のタイルはお...

    ゆどうふさんの「ヘヴン&エール」のレビュー

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