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  • 3人~5人
  • 20分~25分
  • 10歳~
  • 2015年~

横暴編集長krmさんのレビュー

111名
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約3年前

敷居が低い・安心して遊べる大喜利系ゲーム

大喜利系ゲームは世の中に多種あれど、この「横暴編集長」は最も遊びやすい部類に入る。

このゲームは手札・場札の組み合わせでしかネタを作ることができない。自分の頭から言葉を捻り出す必要は(ルール上は)一切ない。作ることができるネタも(手札の枚数)×(場札の枚数)通りしかない為、総当たりで面白いものを探すことも難しくない。
そして選択肢が限られていることにより、面白くないネタをシステムが許している。手札が悪い、場札との相性が悪い。そういった言い訳を許容することで、大喜利系ゲームとしてのハードルを大きく下げている。

しかし物足りないということはなく、慣れて来たプレイヤーは本のあらすじや帯の推薦文を添えるなどして脚色したりと一捻り加えるようになる。

札に書かれた言葉は、元が小説・映画などのタイトルであるため、不穏当な物は少なく、下ネタ・ブラックなネタに持ち込むことは難しい。
あらゆる面で安心して遊べる大喜利系であると評価したい。

難点として、このゲームはカードが非常に薄く、折り曲げ・汚れ・水滴に弱い。宴席に適したゲームであるにもかかわらず、カードの扱いにはかなり気を使う必要がある。カードのサイズは他に存在せず、枚数も非常に多いためスリーブの使用は事実上不可能、ラミネート加工も恐ろしく手間がかかる。
カードの枚数がゲームの面白さに直結するというデザイン上、仕方のないところではあるが、率直に言って得られる体験、ゲームデザインに対してゲームの価格はやや高く、仮に今持っているものが汚損したとしても個人的には買いなおそうという気にはならない。誰かが持ち込んだこのゲームを遊ぶ際は注意を払ってあげて欲しい。

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仙人
krm
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