マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~5人
  • 15分~30分
  • 6歳~
  • 2021年~

ナナカードゲームyukiさんのレビュー

45名
1名
0
約2時間前

  極端にゲームバランスが変で(先手が極端に不利)どうしたものかな…というところで、「荒れるゲーム」の代表例といったところと思います(このゲームをどこまで「本気で」遊ぶかという問題はありましょうが)。なお、一部は「トリオ」で書いた内容を含みます(この記事ではその補足と、「ナナ」特有の問題についても触れます)。

 ルールに関しては他の方が書かれている通りですので省略するとしまして(トリオと実質同じ。勝利条件が微妙に異なるが、オプションルールの有無を考えればこの2つは実質同一ゲームといいうる)、いろいろ考察に入ります。

 ▼ 先手が極端に不利な問題(トリオと同じ問題)、最悪、ゲームが終わらなくなる問題

 まず、ゲームは2人から5人までで、2~3人の場合はカードを一部抜く扱いですが、これはゲーム時間を考慮したものと思います(本質的には抜こうが抜くまいが関係がない)。そして、ゲームの性質上、4~5人プレーが想定されていると思います。このように大人数だと、カードの枚数がもともと少ないので、自身が3枚持っている(かつ、最小か最大かである必要もある)のでないのなら、先手(スタートプレイヤー)は最初に他のプレイヤーに情報を与えることが損になるので(トリオで書いたように、このゲームは情報がどんどん増える性質上、後手側が明らかに有利)、あえて「意味のない選択肢」つまり、自身の一番小さい数字と大きい数字を出す(2枚で異なるならその時点で手番終了)という、「相手に極力情報を与えない」という選択肢が最適解になります。

 そして、次のプレイヤーは、上記の行動に対して、自身がその出された2枚のカードに対して、2枚持っていれば確かにプレーできる(場に出せる)のですが、そうでない限り、自身もまた情報を開示することが不利になるので、この場合は、先手番が出したばかりの「最小と最大を見せてください」で情報を一切与えないという戦略が最適解になってしまいます。このことは次のプレイヤー(要は3番目のプレイヤー)も同じで、最適解を全員が取り続ける(延々と場に情報を増やさない)と、ゲームが成立しません(延々と終了しない)。

 ※ カードが12種、各3枚(合計36枚)と多いですが、「2人プレーでカードは3種まで」(合計9枚まで)といった「ミニ版」を考えれば、数学的に全パターンを数えられるので「先手不利である」ことの証明は可能です(面倒なので省略しますが)。

 一方で、これを改善するために「自身の手札からは出してはいけない」とすると(そのようなルールは存在しない)、カードの偏りによっては、複数プレイヤーによって「持ち持ち」の状況からゲームが成立しなくなる状況も発生してしまいます。

 かといって、先手が極端に不利といっても、このゲームは一回清算制度のゲームであり、ゲームによっては先手が有利不利というゲームデザインに配慮してハンディをつけることが普通行われますが、このゲームの勝利条件は3つしかないため、例えば「後手以降のプレイヤーは7あがり(7の3つ揃い)を禁止する」といったルールを付け加えますと、これもまた「持ち持ち」でゲームが成立しなくなることになります。つまり、「妥当なルール補正がかけられない」システムに根本的になっています。しますと、普通に考えれば「先手番が全員に回るように一巡する」というルールを取ることになりましょうが、この手のゲームでそうなるとは限らず(いわゆる「最初にプレーする系ゲーム」(ニムトなど)等の場合、ボードゲーム会においては「時間つぶし」の扱いであり、それが保証されることは少ない)、そこでも価値観の衝突は存在します。

 ※ たとえば、「7あがり」なら30点、「2枚で差が7のあがり」なら20点…として、先手から順番に補正点をかける(得点を倍にする、10点プラスにする等)などすればある程度は緩和はしましょうが、正式なルールではありません。

 ▼ (トリオ版と異なり)このゲームの特有の問題

 トリオ版もこのゲームも、カードを「めくる」という処理はゲームにおいて本質論的に重要で(どんなゲームでも「めくる」処理はだいたい発生しましょうが、このゲームでは「めくらないと」ゲームは終わらない)、トリオ版と異なりカード強度がそれほどないので(トランプ程度)、今度は何度もプレーしているとぐちゃぐちゃになる以上に、カードのゆがみ等でわかってしまう等の問題も生じてしまいます。そしてこのゲームはこの部分が本質的に重要なため、持ち主の方によっては非常に神経質な方もおられ(当然、極端に無茶苦茶に扱うのは論外として、ある程度曲がる程度はゲームの性質上仕方がないし(そもそも「めくる」ゲーム)、それを「範囲を超えて」どうこういうと、「持ってくるほうが悪い」という議論になってしまう)、それもこのゲームの難しいところです。


 ▼ そもそも、トランプで代用できてしまう(とくにこのゲームの場合)

 もともと、ルール自体は公式サイトで完全に紹介されており、12までのカードが3枚ずつあるのがこのゲームの「コンポーネント」にあたります。ルール自体は完全に紹介されているので、その解釈のもとでトランプ1セットで代用が可能です(13(キング)を抜いて、1~12も各1枚抜けば同じとなる)。そのような事情があるので、ある程度「じゃ、商品版でなければ達成できない魅力」というのをこのゲームに求めることになるのですが、これがその「上記の手番による有利不利の問題」が大きく衝突して、それを超えるほど(例えば、イラストが)美しいという、その「極端な均衡バランスの悪さ」を打ち消すほどの「他の部分での補い」が足りないため、結局「トランプでやりゃいいじゃん」になってしまいます。


 すると、この「先手が極端に不利」なことが容易に理解できるこのゲームに、どれだけのお金を出して購入するかという論点にしかならず、そこが何だかなぁ(かつ、容易な均衡を取る補正手段が見出しにくい)というところです。



この投稿に1名がナイス!しました
ナイス!
あかりむし
ナナカードゲーム第三版
ナナカードゲーム第三版の通販
あなたのいちばん大きいの見せてください!
1~2営業日以内に発送
日本語ルール付き/日本語版
¥1,980(税込)
仙人
yuki
yuki
シェアする
  • 281興味あり
  • 1678経験あり
  • 446お気に入り
  • 1153持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

yukiさんの投稿

会員の新しい投稿