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  • 2人~6人
  • 5分~10分
  • 8歳~
  • 2019年~

限界しりとりパーティー!krmさんのレビュー

127名
1名
0
2年以上前

偉大なる先人との差別化 しりとりゲームの新しい選択肢

スマホアプリゲーム「限界しりとり」のカードゲーム化。

しりとりのカードゲームと言えば偉大なる先人「ワードバスケット(以下ワーバス)」との比較は避けられないが、本作はうまく差別化できている。

「制限を加えたしりとり」が面白いことは周知の事実なので、本作をワーバスとの比較によって評価する。

ワーバスでは直前に出されたカードにより最初の1文字、自分の手札により最後の1文字を指定される。処理が難しい文字がどうしても存在するため、手詰まりが発生する恐れがあるし、何とか対応しようとすると覚えゲーにせざるを得ない。

対して本作は前手番のプレイヤーによる最初の1文字と、自分の手札により文字数を指定される。文字数によって難易度は変動するものの、最後の文字を指定されるよりは難易度の変動が小さい。これにより特定のカードを抱えて手詰まり、といった状況は発生しにくい。
また実際のしりとりによくある、特定の文字で終わる言葉を多用する「ず攻め」「ぬ攻め」のような戦法も使える。(これは極めてストレスフルな「ず攻め」の類を許容できるかどうかで評価が分かれる部分ではあるが…)

勝敗に関するルールは各プレイヤーごとに持ち時間を使い切ったら負けという、将棋などで言うところの「切れ負け」を採用している。これによりワーバスに時折見られる「誰もカードを出せず場が停滞する」「10秒ほどでゲーム終了、セットアップの方が長かった」といった事態が発生せず、プレイ時間は人数×1分前後に収束する。
ダレることが少なく、逆に誰かが一瞬で上がるような理不尽もない。安定した面白さを提供してくれる。

やり込みやセンスにより、百人一首の様なスポーツめいた戦いを繰り広げるワーバスも無論面白いが、競技に寄り過ぎるきらいはある。ワード系ゲームへの適正などを見るために、腕の差が大きいプレイヤー同士を同卓させるために「限界しりとりパーティー」という選択肢が出来たことは評価したい。

ゲームのプレイにクロックが必要となるが、パッケージの裏面のQRコードからアクセスできる公式のクロックは非常に使いにくい。公式のクロックはブラウザ上で動作しているが、タッチのつもりがフリック操作となっているのか、あらぬ挙動を起こすことが多々。最終的には各人のスマホで、チェスクロックのようなアプリを使ってのプレイとなった。専用アプリの制作にそこまで費用が掛かるとも思えず、正直それぐらいは何とかしてほしかった。

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たっくん@カードゲーマー
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