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  • 2人用
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1997年~
214
名に参考にされています
2019年01月09日 15時48分

ルールについては概要や他のレビューに解説がありますので、そちらをご覧ください。

ここでは僕が勝手に解釈して勝手に感動したこのゲームのすごいところを一つだけ、たった一つだけ叫ばせていただきたいと思います。

それは
手札が 5 枚で公開情報 !
ということです。

何が言いたいのかというと、これ、言い換えれば
先読みはできる ! ... ただし最大 5 手先まで
だということです。

チェスや将棋のようなアブストラクトゲームでは、(理論上は) どこまででも先読みできます。
なので、そこでの "実力" には現時点の盤面での戦略を考える力より、むしろ先読み力が重要になります。
このゲームではコマをたった一つにすることで、より楽に先読みができるようにしています。
その上で、 コマの動きがカードによって決まるようにすることで、その枚数によって先読みできる手数に制限を設けるようにしています。その枚数は、最大 5 枚。
つまり、比較的初心者でも先読みを楽しみやすくしておいて、熟練者に対しては最大 5 手という縛りを加えることで、実力差を抑えているわけです。
得意な人もそうでない人もある程度同じ土俵で戦えることで、誰でも先読みが楽しめるようになってます。

しかも、騎士カードでその読みを覆せるチャンスも設けてあるところがさらにすごい。
騎士カードは相手の領土を分断して大逆転を狙える要素ですが、意外な場面で使って相手の読みを外すこともできます。
手札と盤面だけ見ればコマの動きは読めますが、騎士カードをいつ使うのかは相手次第です。
ここに、明確な心理戦の要素を持ち込んでいます。
しかし、チャンスはたった 4 回です。
いつ使うのか、あるいは使わないのかは極めて重要です。


補充される手札は、カウンティングである程度軽減できるものの、基本的に運です。
騎士カードをいつ使うかは、外せないチャンスや追い詰められたときなど、使う以外に選択肢がない場面はままあるものの、心理戦を伴った戦略です。
運と戦略の両軸で、アブストラクトっぽさとゲームらしさのバランスを完璧に制御してるのがほんとに美しい。
コンポーネントも美しいですが、このシステムの美しさには惚れ惚れします。

分断によって逆転できるようにするための得点計算方法や、手札の補充タイミングの悩ましさなどいろいろな要素がこのゲームを研ぎ澄ましていますが、僕が最も美しさを感じたのはこの点でした。

先読みを誰でも楽しめるものにすることで手札と盤面に目を釘付けにしつつ、でも相手のこともちゃんと見てないと寝首をかかれるぞと。
デザイナー、ディルク・ヘンからそんなことを囁かれてるような気持ちに、勝手になってしまいました。

とてもとても好きなゲームです。

2
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プレイ感の評価
運・確率8
戦略・判断力18
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ3
攻防・戦闘8
アート・外見7
作品データ
タイトルローゼンケーニッヒ / ローズキング
原題・英題表記Rosenkoenig / The Rose King
参加人数2人用(30分前後)
対象年齢10歳から
発売時期1997年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザインディルク・ヘン(Dirk Henn)
アートワーク未登録
関連企業/団体db シュピーレ(db Spiele)コスモス(KOSMOS)
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