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  • 1人~4人
  • 15分~480分
  • 8歳~
  • 2020年~

ミクロマクロ:クライムシティびーている / btailさんのレビュー

516名
2名
0
4年弱前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

長女(当時6歳)とプレイしたので、その時に感じたこのゲームの特長をつらつらと書いてみようと思います。ストーリー性があり、ちょっとした推理力もきっちり問われて「ビッグなウォーリーをさがせ!」に留まらないゲームになってるところが大きな魅力。


イラスト内に流れる時間

ミクロマクロでは、ひとつのイラストマップの中に「事件中の犯人」「事件5分前の犯人」「10分前の…」的に複数の時間の出来事が描かれています。ちょうど日本の絵巻物の異時同図法みたいな感じ。こうすることで、事件の捜査を「イラストマップ上での犯人/被害者/関係者の追跡」というウォーリー的なモノに落とし込めており、ゲームとしてプレイしやすくなってます。


丁寧なチュートリアル

最初にプレイすることになる導入用の事件が「超狭い範囲で人物の移動を追跡する」というものなので、「あ、こういうゲームなのね」とプレイしてすぐに理解できるようになっています。また、序盤の事件に「この街には色んな移動手段があるんだぜ!」というのを自然に学べるものもあり、総じて導入が丁寧な印象です。


推理せよ!探すだけでは終わらない!

このゲーム、ウォーリー的な単純な捜索・追跡だけでは終わりません。「○○の職業は?」「△△と××の関係は?」みたいなひねったお題もあったりします。そこから「どこで誰/何を捜索・追跡する?」というのに落とし込むためのロジックや推理が必要で、ちょっと難しいだけに解けたときの満足感も大きい。 

さらにこのゲームには推理が得意な人向けの「上級ルール」があります。それは事件の開始カード(事件の概要)だけを見て事件の全容を解明するというもの。「○○を探せ!」というような問題さえ与えられないので、ますます「何を探せばいいのか?」の判断に推理力を試されます。


この街ではいつでも何かが起こってる

このゲームの最大の魅力はルールが分からなくても見てるだけで楽しいイラストマップ。多数の事件をマップに詰め込んだため街がやたら物騒なことになっています。今回のプレイだけでも発見した死体や事件現場は数知れず。オープンワールドMMOのGTAでもやってんのかという無法地帯ぶりです。絵は可愛いのに…。

また、事件解決を進めていくと現在捜査中の事件が過去の事件とニアミスするのが結構楽しかったり。「○○を探せ?…前の事件の時に近くで見たような?」的に捜査にも役立ちますし。

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Nobuaki Katou
仙人
びーている / btail
びーている / btail
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