マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能各種投稿が可能になります。また投稿で商品購入時に利用できるポイントが貯まります(消費機能は開発中)。
フォロー・フォロワー「ボドとも」としてフォローしておくと、気になるユーザーや知人のアクティビティが通知されるようになります。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~4人
  • 90分~110分
  • 12歳~
  • 2009年~

マカオダルニさんのレビュー

262
名に参考にされています
2018年05月18日 21時06分

「運命を、受け入れろ」

毎ラウンド、そのように語りかけてくるゲームがある。

マカオだ。

ある時、「運命」は微笑みかけてくれる。

そこで舞い上がっていたら、実はただの愛想笑いに過ぎなかったりする。

逆に、「運命」に冷たくあしらわれる時もある。

落ち込んでいたら、後になって優しく抱擁してくれて戸惑う。

そういった「運命」の振る舞いは、気まぐれと呼ぶにはもっと原初の、瞬間的衝動の集まりに過ぎず、私たちのやることは一つ…受け入れて進むしかない。


もちろん、私たちの意志や理念がゲームプレイに介在できる余地はある。

ラウンド開始時のドラフトでは、「自分が取って使いたいカード」が出ても、「後手番のプレイヤーに渡ってしまっては危険なカード」をカットするか悩み抜く。どちらの選択肢を採っても、その味は苦い。

リソースの使いどころも悩ましいところだ。

先にロンドンにお茶を届けて高得点が欲しければ、手番を前に進ませれば良いし、その前に得点を倍にする施設を建てたければ足踏みするのもいいだろう。

あるいは目先の損には目を瞑り、終了時ボーナス達成の為の仕込みに勤しんでもいい。


とにかく、運命が好転してきたタイミングでしっかり相手よりVPを稼ぐ、その準備をすることが肝要だ。


だが、そもそも運命が好転するなんて誰も保障しない。このゲームだってしない。

望んでいたものと違う結果に終わる事もある。

結果は結果だ。勝つ時もあれば負ける時もある。


大事なことを書き忘れていた。このゲームは「VPサラダ」ならぬ「減点サラダ」だ。

隙あらば-3点が降ってくるので頑張って耐えてほしい。

だが、次々と襲い来る「-3点」をくぐり抜けて(時折殴られて)、ふとした瞬間に光が見える時がある。

このゲームの魅力は、ほぼそこにある。

それはまさに凄まじい光なのだ。自分が万能になったかと錯覚してしまうのだ。

だから、負けた後も、またマカオやりたい、と思ってしまう。


未体験の方はどうか一度この光を目の当たりにしてほしい。

12ラウンドは案外早いし、意外と軽い。

2回目以降なら初回よりも遥かにサクサク遊べるだろう。


そして、このゲームが押し付けてくる「運命」に、ダイスロールとカードドラフトに翻弄されてほしい。


結局のところ、受け入れて進むしかない「運命」とは、まさに人生の縮約だ。

プレイ中、そんなことまで考えてしまうゲームに出会ってしまったことも、良きにつけ悪しきにつけ、またひとつの運命なのだった。



2
名の会員がナイス!ボタンを押しました
  • ナイス!
  • ももんが
  • tomo#e725
ダルニさんの投稿をシェア
マイボードゲーム登録者
  • 54興味あり
  • 94経験あり
  • 28お気に入り
  • 46持ってる
プレイ感の評価
運・確率2
戦略・判断力6
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ1
攻防・戦闘1
アート・外見1
作品データ
タイトルマカオ
原題・英題表記Macao
参加人数2人~4人(90分~110分)
対象年齢12歳から
発売時期2009年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザインシュテファン・フェルト(Stefan Feld)
アートワーク未登録
関連企業/団体アレア(Alea)リオ グランデ ゲームス(Rio Grande Games)
データに関する報告
ログインするとフォームが表示されます

ダルニさんの投稿

会員の新しい投稿