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  • 2人~5人
  • 45分~55分
  • 10歳~
  • 2013年~

禁断の砂漠ダルニさんのレビュー

576名
10名
0
約6年前

ボードゲームを探し始めたそもそもの発端は、「息子と一緒に遊ぶ何か」が欲しかったからだ。


当時は幼稚園に入る前だった。

そんな息子の小学校卒業がそろそろ見えてきた昨今、これまで最も多く彼とプレイ回数を重ねたボードゲームは何だろうかと振り返ると、やはり「禁断の砂漠」ということになるだろう。


遊んでみるまでは、正直このゲームがこんなにもハマってくれるとは思っていなかった。

しかし、ルールを説明している時から息子の目の輝きが違った。


協力ゲームというのも良かったのかもしれない。


初プレイ時、あえなく砂漠に埋もれてしまった二人の探索者(私と涙目の息子)は、何がいけなかったのかをひとつひとつ検証した。

「今回の役職の組み合わせでは、砂を掻き出すのが苦しかった。デューンブラスターを使うタイミングが早かったのではないか」

「しかしながら水もギリギリであった。井戸もトンネルももっと効率良く使うべきである」

といった内容だ。

何度も砂漠に埋もれ、何度も反省を繰り返した。

そのようにして学習した我々はやがて、たまに不運な敗北は味わうものの、ほぼ毎回砂漠から脱出できるようになった。

私たち親子は一つのボードゲームを通して、一緒に成長したのだった。


その時間は禁断の砂漠というゲームから得られた恩恵のうちで最大のものであり、もう二度と得られることのないものだ。


協力ゲームは扱いが難しい。

初対面の人間が集まるオープンなゲーム会では盛り上がりに欠けてしまうようなところがあるし、トラブルも生みやすい。

なので、私がこのゲームを持ち出して誰かに遊んでもらう機会というのは少ない。


が、それでも皆無ではない。

「遊ぶ面々がゲームを通じて一緒に成長するという瞬間を見られるかもしれない」という期待を抱いた場合に限り、提案しインストするようにしている。

その場合、私はプレイはせずに「砂漠役」に徹する。

プレイヤーたちが共に何かを掴んでステップアップする、その奇跡にも似た瞬間に立ち会うこと。

そんな望みを胸に日照りや砂嵐でもって哄笑しながら襲いかかるのは、これまた他のゲームでは得られない喜びだったりもするのだ。(屈折も自覚している)

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