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  • 2人~5人
  • 30分前後
  • 12歳~
  • 2010年~

グリモリアなおぶ@AHCさんのレビュー

426名
2名
0
8年弱前

まず、特筆すべきはコンポーネント!各プレイヤーがゲームで使用する魔術書が非常にカッコ良く、プチ魔術師気分を味わえます!

おっと、どんなゲームかですが、各プレイヤーは魔術師となって、魔術を駆使し、最も勝利点を獲得した方が勝ちというゲームです。

ゲームとして面白い所は、まず、使用する魔術書にしおりを挟んで事前プロットしておくという所です。
強力な魔術であればあるほど、行動順が遅くなるため、他プレイヤーの動きを予想して選んでおくことが必要なります。
手番が早ければ早いほど、場に置かれた冒険カードを選んで取得できるために有利になります。
冒険カードには、領地・仲間があり、領地は勝利点となり、仲間は様々な副次効果を持ちます。なるべく有利な冒険カードを取得したいために、魔術は控えめにしておくかといったジレンマを楽しむことが出来ます。
(バッティングした時の手番順番決定ルールがドイツ版と日本版とあります。私はデザイナーがおススメしているように日本版の方が面白いかと思います。少しでも逆転要素をアップさせるためにとデザイナーが仕込んだルールでしょう)

また、ターンが進むにつれて強力な魔術の使用が解禁されてくるため、毎ターン新鮮な気持ちで使用する魔法を選べますし、負けていたとしても逆転を狙って戦略を練ると、飽きずに投げずに遊べるという工夫がなされています。

日本デザイナーの作品でありながら、海外のゲーム賞を取り、逆輸入完全日本語版で販売されるという快挙を成し遂げているのですが、納得のオリジナリティと面白さです。尊敬です。

デザイナーの木皿儀隼一(きさらぎはやと)さんのゲーム「がむしゃらギャング団」は、浅草で行われていた頃に新作として販売されていて、試遊して面白くて感動し、初めて買ったインディーズっぽいゲームでした。
ある種TRPG以外のアナログゲームに入れ込むきっかけを作って頂いた恩人の作品なのですが、本ゲーム購入時には知らなくて、試遊して前述の通り非常に面白かったので即購入となりました。で、あれ?これがむしゃらのデザイナーの方の作品じゃん!と気づいて胸が熱くなっちゃいました。

おっとっと、そんな私の想い出の話はどうでも良いのですが、とても面白いゲームなので、是非遊んで頂きたいゲームです!魔術師気分になって、魔法戦争を勝ち抜きましょう!

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なおぶ@AHC
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