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  • 2人~8人
  • 10分~20分
  • 10歳~
  • 2016年~

コードネーム:ピクチャーズレモネードさんのレビュー

123名
1名
0
約1ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

赤と青の2つのスパイチームに分かれて、

スパイマスターの暗号による連絡から、

自分のチームのエージェントとの

コンタクト場所を

いち早く見つけだすスパイテーマのチーム戦。

友人たちと6人でプレイしました。


このゲームはわりと有名ですが、

ノーマルの「コードネーム」も、

僕自身、今まで遊んだことなくて、

でも6人で遊んでも楽しいと評判だったので、

この機会に、こちらを遊んでみたのですが、

評判通り、かなり楽しく盛り上がりました。


ルールを簡単に説明しますと、

まず全員、赤青の2チームに分かれます。

6人プレイなら、3人ずつのチーム。


んで、各チームの中から1人ずつ

スパイマスターを選出します。


2人のスパイマスターは並んで座り

その対面に残りのスパイたちが座ります。


場には色んな絵が描かれたカードを

ランダムに選んで4×5で配置します。


新幹線に口があったり、 

ロボットがオムツしてたり、

恐竜が奇妙な自転車をこいでたり、

絵はどれもヘンテコなものばかりですが、

これらの4×5の並びは地図です。


キーカードなるものをランダムに1枚引き、

両スパイマスターの間に

しっかりかっちり立てて配置。


このキーカードには、どの絵(場所)に

赤と青のスパイのエージェントが

潜んでいるか、その答えが記されており、

2人のマスターだけがそれを見ることができ、

残りのチームメンバーには見えません。


ちなみに

先攻チームの潜んでいるエージェントは8名、

後攻チームは7名です。

(先行か後攻かはキーカード記載)


このエージェント達が潜んでいる絵(場所)を

マスターがヒントを与え、

同じチームの残りのメンバーが当てる、

そーゆうゲームです。

自分のチームのエージェントの絵(場所)を

いち早く全て当てた方が優勝。


各チームの手番では、

そのチームのスパイマスターが

自分のチームのエージェントが

潜んでいる場所の絵のヒントを

1手番に1つだけの単語で表現して、

自分のチームメンバーに伝えます。


この単語は当ててほしい絵に関連する言葉で

1つの単語なら特に制限がありません。

名詞でも形容詞でもOK


例えば、ゴリラの絵のカードを

当ててもらいたいなら、

ズバリ「ゴリラ」と言ってもいいのです。


マスター以外のメンバーは、

ヒントがどの絵を指しているのか

チームで相談して特定します。

もしそれが正解なら、

マスターは、そこに自分のチームの色の

エージェントタイルを配置します。


もちろん上記の「ゴリラ」ように、

1枚だけを当てるなら簡単過ぎて、

あくびが出ちゃいます。


そして、このゲームにはライバルがいて

そことの競争をやってます。


そこで、手番に1枚当てる毎に

さらに1枚回答できる形式で、複数枚の正解を

1手番で当てる事ができるようになってます。

ただしヒントはあくまで1単語。


だからマスターは複数枚当ててもらうために、

複数枚の正解の絵の共通点を考えて、

それを1単語で表したヒントを出すわけです。

この時マスターは、

何枚当ててもらいたいかも宣言します。


例えばサルの絵とカメの絵が正解で

その2枚を当ててもらいたいなら、

「動物2枚」みたいにヒントを出します。


チームのメンバーは1回の手番で

最小1枚、最大で宣言枚数+1枚の範囲の中で

好きなだけ正解を当てることができます。

1枚でも外せば、そこで手番は終了し、

ライバルチームの手番になります。


「動物2枚」なら最大3枚まで

正解を出すことが可能です。


宣言枚数より1枚多く回答できるので

以前の手番で自信がなくて、あるいは不正解で

特定できなかった絵を、

後の手番で確信がもてるようになれば、

ヒントとは関係なく回答するこもできます。


ちなみに、もし間違えて、

相手チームの正解の絵を回答してしまえば、

それはそのまま相手チームの正解になります。


さらに実は1名だけ暗殺者がまぎれ込んでて

それを当ててしまうと、

いくらゲームでリードしてても、

その時点で即負けになってしまいます。


あとエージェント、暗殺者以外の残りは

一般人であり、それを当ててしまったら、

当然、手番は交代しますが、

そこには一般人のタイルが置かれます。


つまりゲームが進めば、当てようがハズそうが

どんどんタイルが置かれ当てやすくなります。


ただし、それは相手チームも同じなので、

いかに相手より早く、

全エージェントを探し出すか、

そのためには、1回の手番に

できるだけ沢山の正解を出す必要があるわけです。


ならヒントとして「○○4枚」とか「5枚」

挑戦したくなるのが人情じゃないすか?


でもプレイしたらわかりますが、

4枚、5枚の絵の共通のヒントを出すのは

意外に激ムズレベルです。


僕らは3回プレイしましたが

だいたいは2枚か3枚のヒントの攻防になり、

極たまに、ここは確実に取りたいって時に

1枚のヒントが出されるくらいでした。

場合によっては、2枚のヒントですら、

マスターはめちゃめちゃ悩んでました。


例えば、先ほどの「動物2枚」でも、

場に動物の絵がたまたま2枚しかなく

そこにたまたま

自分のチームのエージェントがいるなんて

ほとんどありえない確率です。


たいがいは場に動物の絵が4枚とかあって、

正解は2枚だけ、しかも1枚に暗殺者がいて、

みたいな感じになっちゃってます。


しかも、絵がヘンテコなので

個人の認識によっては

色々解釈がとれるようになってて、

ほんとヒント泣かせ。


だからマスターはヒントのセンスが試され、

それを受けとる回答者側も、

マスターの会心の表現を

いかに見極めることができるかが問われます。


実際のゲームでは

マスターが2枚でいくと弱気になり

「マスター、オレらを信じて、

なんとか3枚いっちゃって」

と仲間がマスターを鼓舞したり、


マスターのヒントに

絶対これでしょと選んだら、

相手チームのエージェントを当ててしまい、

絵の解釈違いのズレに

「そのヒントならこれやと思うやん。

マスター、ほんまたのんまっせぇ」

「すまん、それ見落としてた」

と互いにピエンになったり、


そーかと思えば敵のマスターが悩みまくり、

なかなかヒントを出せない状況に

「オマエら、スパイマスターから

全然連絡こーへんやん(笑)」

と煽りツッコミしたり、


敵チームのヒントが出された時に

「そのヒントならこのカードも当てはまるで」

「これもそーちゃうかな」と

敵チームが混乱するチャチャをいれたり


始終プレイの場は

みんなでワイワイ盛り上がって

楽しくなる脳汁があふれ出して

まるでドーパミンのプールに浸かって

バシャバシャみんなで騒いでる感じ。


スパイマスター同士も

お互いの答えが筒抜けなので、


敵のマスターが出すヒントに、

「そのヒントはやばいんちゃうかなー」

「それはうまいヒントやなー」

とか密かに内心ニヤリ。


特に暗殺者ルールがいいスパイスになってて

それなりの緊張感があってゲームがダレず

「クソッ暗殺者があの絵にさえいなければ、

最高のヒント出せねんけどなー」

とかマスターは思っちゃたりします。


あと宣言枚数+1枚答えれるルールにより、

不正解の連発で、敵にリードされてても

ここで頑張れば逆転できるかもとゆう

ハラハラする正念場が生まれやすくなってます。


ちなみに今回のゲームでは

回答者側がチームで2人いるので

回答する時に色々相談しあえたりして、

チーム戦ならではの協力感を

たっぷり味わえたんですが、


このシステムなら4人プレイでも

楽しさはそんなに変わらないように思えます。


とゆーことで、

1つのワードで複数の絵を当てるだけなのに

設定次第でこんなにも熱気に満ちた

以心伝心のパーティーになっちゃうなんて、

さすがゲーム大賞の姉妹作品でした。

次はノーマルのコードネームもやってみたいかも。

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