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  • 3人~5人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 1993年~

アタッケマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

121名
2名
0
2年以上前

今日は待ちに待った競技会!日々の鍛錬の成果を示す絶好のチャンス!


【ざっくり解説】

 基本は数比べです。5色のカードを出していきます。最初に出した人の数値を競りみたいに、更新していく必要があります。 ついていけない人はパスします。そして最後の勝者が勝利のメダルをゲットします。

 このメダルは5色あり、これを4色集めるのを目標にします。1人で同じ色のメダルは複数個持てません。つまり、1回勝利を収めた色での勝負は単に他人の妨害なだけということになります。


【長所】

 シンプルなゲーム性。最小といって良いルール量のゲームなので、すぐに理解できます。説明が苦手な方でも1ゲームプレイして覚えてもらう荒技で覚えてもらうことも可能です。

 競りで頑張り過ぎるとダメ、勝ち続けることに抑止力(あまり強くないが)がかかるデザインですね。なので、初プレイでもコツをつかみやすいことが挙げられます。


【短所】

 カードの強さに露骨な差があることです。各色の5と7は明確に強く、ほぼ2枚出しを強要します。また万能カラーの盾も超強力です。常に補充が1枚なので複数枚のカードを出すと、少しずつ手札の枚数が減らされていきます。

 勝ちたい色のカードが引けるかは時の運なこと。4色で勝利を収められるか否かは、結局4色のカードをイイ感じに引けないと難しいということです。運ゲーだと思う人は結構いると思います。 


【ベストプレイ人数】

 3~4人です。基本的には手番数が多い方が狙っている色のカードを引きやすいです。なので人数が少ない方がゲームはコントロールしやすいと思います。個人的には3人かなと。4人も悪くはないです。5は多すぎかなと思います。


【個人的な感想】

 シンプルな数比べゲームです。クニツィアらしく「頑張り過ぎは禁物、勝ち続けるのは難しいよ」といったゲームデザインを目指している感じが伺えます。シンプルなルールなのですぐにコツを掴んで楽しめるかと思います。


 個人的には競りに勝った人も補充できるゲーム性が後発のクニツィアのゲームに比べて粗いかなと思います。空手トマト』では勝利点とカード補充は引き換えです。『タージマハル』などでは勝利者がカードを補充できず、連続勝利に足止めがかかるデザインになっています。

 加えて、勝負したい色のカードが引けるかは時の運。また低い数字のカードは明確に弱く、盾カードが強力無比で。正直運ゲーと言う人がいるのも無理はないと思います。ゲームバランスが粗いというのが正直な印象です。


 プレイ回数は2回ほど。盾カードをたくさん引いた人が勝ちやすいです。この手のワイルドカード(万能カラー)は値を小さくするのが基本的なゲームバランス調整であることが多いです。数値の高い本作のワイルドカードの調整には疑問を感じざるを得ません。

 正直、本作をプレイするより『空手トマト』、『タージマハル』などを遊びたいです。また手軽なものとしては、プレイヤー同士でお互いを抑止できる『コルセア』があります。

 『ラマ』や『トレンディ』と同じクニツィアみの薄めの作品だと思います。クニツィア好きの間では90年台クニツィアは1つの黄金期と言われますが、本作はどうもその例外な気がしました。そういうこともあるでしょう。

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マクベス大佐@Digブログ
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