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  • 3人~10人
  • 20分前後
  • 8歳~
  • 2018年~

空手トマトマクベス大佐@Digブログさんのレビュー

156名
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4年弱前

ヘンテコ野菜の空手カードゲーム。最後にモノを言うのは拳ではなくナイフ!


【ざっくり解説】

 5スート(色)のカードに数値が描かれており、これを使いトロフィーを奪い合うゲームです。5色のカードで競りのような要領でカードを出していき、トロフィーカードの枚数分だけの人数が残るまで続けます。

 パスした人はカードを補充できます。逆に、トロフィーを貰った人はカードを引くなら勝利点やナイフが少なめになります。勝った人が勝ち続けるのはなかなか難しいゲームデザインになっています。

 最後に勝利点が高い人が勝つのですが、ナイフの本数が少ない人は問答無用で最下位になります。空手なのにナイフで決着がつくゲームです(笑)。


【長所】

 クニツィアらしい競りゲームっぷりでしょうね。イメージとしては大分手軽になった『タージマハル』って感じでしょうか。競りだけどコミカルなテーマと気軽に遊べる軽さがあるので、重苦しいゲーム性は皆無です。

 ルールも簡単でパーティゲームとファミリーゲームの間を行くような、競りゲームの老舗クニツィアらしいお手本のような競りゲームに仕上がっています。

 得点要素とナイフの足切り要素の悩ましさもなかなかで、上手く妥協できるポイントを探るのも悪くありませんね。


【短所】

 技術介入度はどちらかといえば低いと思います。少し難しい『ラマ』ぐらいをイメージしてもらえれば、ちょうど良いかと思います。家族でワイワイ遊ぶぐらいのゲームで、ゲーマー同士で遊ぶのには少し物足りないかもしれません。

 あと低い数値のカードの意義をあまり感じません。数値が低いカードでも枚数攻めするのには使えますが、枚数攻めは本質的にはあまり強い戦術だと思っていません手札消耗は激しく、トロフィー獲得順位も低くなりがちなので)。


【個人的な評価】

 テーマの地雷臭が凄いのですが、その正体は競りゲームの老舗クニツィアの手堅いパーティ~ファミリーゲームって感じの作品です。パスするタイミングの大切さ、足切り要素と勝利点のバランスなどなど、ゲームを遊ぶ上で悩ましい要素は満載です。

 この手軽さ悩ましさバランスを追究していった結果、生まれたのが大ヒット作『ラマ』なのかもしれません。そう思うと、非常に本作は意義深い作品に見えてきますね。


 個人的には5回ぐらい遊びました。6人ぐらいで2回、3人で2~3回ぐらいでしたね。この2択なら6人の方が面白かったです。楽しむにはある程度人数が必要だと思います。5人ぐらいは欲しいかなと思います。

 悪くはないがたぶん大人数向けのゲームは我が家向きではないので、放出する可能性は高いですね。ゲーム会に参加して遊ばせてもらえればですが、この見た目なので案外持っている人は少なそうな気もします(笑)。

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