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  • 3人~6人
  • 90分前後
  • 12歳~
  • 1962年~

アクワイアchacoさんのレビュー

90名
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約1ヶ月前
 Minnesota Mining and Manufacturing Companyが1963年に出版した『Acquire』は『Settlers of Catan』の大ヒットによって産まれた‘ジャーマン・スタイル・ボードゲーム’と言うジャンルの代表作として、アメリカ製ゲームであるにも関わらず取り上げられることになった古典的名作で、その特徴は以下の4点でした。1)3人以上(『Acquire』の場合は2〜6人)でプレイできるが、他のプレイヤーをゲームから排除することを目的としない。2)参加者全員が勝ち目の無くなった後も最後までゲームに参加している必要があるため、2時間(『Acquire』の場合は90分)もあれば最後までプレイできる。3)サイコロを使わない。これは運の要素を完全に排除するのではなく、チットやタイルあるいはカードを無作為に引く事で運不運はありますが、入手したチットやカードをプレイする際の結果に対しては運の要素が無いと言う意味です。4)ルールが簡単。そして、‘ジャーマン・スタイル・ボードゲーム’と言う呼称が、いつのまにか‘ユーロゲーム’と呼ばれるようになる過程で、『Acquire』と同じ3M社が1961年に出版した『Twixt』のデザイナーであるアレックス・ランドルフの主導した「ゲームデザイナーの名前をボックスに明記する」と言う主張が通ったのです(例えば『Acquire』の場合、1976年に出版されたAvalon Hill版の場合でも、そのルールブックにすら、シド・サクソンの名前は記載されていなかったのです:ボックスサイズが変わった同社の1985年版では記載されている)。その一方で、『Catan』を例に挙げるまでもなく、ヒットしたユーロゲームは拡張キットが量産される傾向にあり、ルールが簡単と言う特徴は顧みられなくなりました。そういう意味では2023年にもRenegade Game Studioから新版が登場している『Acquire』はユーロゲーム本来の特徴を失わずにいる古典的名作と言えるでしょう。
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chaco
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