1人～6人
60分前後
14歳～
2016年～

ゾンビサイド：ウルフスブルクしのじゅんぴょんさんのレビュー

209名

5名

0

3年弱前

ネクロマンサーがサバイバー狩りを決行、ゾンビウルフを解き放った!?　迫りくるゾンビ軍団を打倒し各シナリオの達成を目指す協力型本格ゾンビサバイバル完全日本語版拡張第１弾。

尚、本作をプレイするには基本セット「ゾンビサイド・ブラックプレイグ」が必要です。

ゾンビの猛攻で都市が陥落し生き残りのサバイバー達は都市の奪還を目指すが、ネクロマンサーは新たな生ける屍を放つ。解き放ったゾンビウルフとウルフアボミネーション、それら新たに立ち向かうサバイバー４人が参戦。アイテムは基本武器4枚と強力な魔法武具カード１８枚が追加され、ゾンビ側も強力になりましたが、サバイバー側も強力な武器をGET出来るチャンスが生まれるので、最後までヒリヒリした展開が持続し中毒性の高い戦略ゲームになっています。

①新たなサバイバー達

工兵のカール、野伏のテオ、盗賊のアイリンダークエルフのモリガンが追加。各キャラには既存キャラにはない新しいスキルも用意されており、基本と合わせると１０名のサバイバーが選択出来ます。キャラ選択時にプレイヤーは自由にキャラや初期装備を選択出来ますが、私はキャラはランダム、初期装備は選択の方法を取っています。初期装備もランダムにしたら難易度が格段に上がってキツかった💦

(倒すのにダメージ２必要なファッティだが武器を入手出来ず敗北。基本、チュートリアルより)

②地図タイル　２枚

本作には新たにシナリオが１０本が付属されており、新シナリオで使用する地図タイルには両面に塔が１つ描かれていますが、この塔には高低差があり視界ルールで認識可能で、射撃武器もしくは魔法攻撃(ファイヤーボール等)で迎撃可能な範囲内であればゾンビに攻撃出来ます。高い場所から遠距離攻撃するイメージですね。上手く利用すれば、ゾンビの数を減らせるかもしれません。が、この塔はほとんど一方通行なので、相当数のゾンビに突破されれば逃げ場が無くそうなれば助からないと思いますので、過信は禁物です。

公式でも本作を使用したシナリオが何個か発表されていますので、ダウンロード＆印刷すると新たな楽しみが広がります。

⚠塔に隣接している建物ゾーンには視界がとどかないので認識不可＝攻撃出来ません。尚サバイバー側が視線届くなら、ゾンビ側もこちらを認識しますので、気をつけましょう💦

③アイテムカード２２枚追加

初期装備4枚と強力な武具カードが１８枚追加され、サバイバー側も戦力UPしました。数は少ないですが、ダメージ３を与えられる武器もあるようなので(わざと確認してません)ドラゴンファイヤーかキャラの高スキル+ダメージ２でしか倒せなかったアボミネーション打倒も少しは容易になったと言えそうです。ただ、部屋を探索してアイテムを入手しなければならないので、狙ったアイテムをGET出来るかは不透明ではありますが…

④レベルウルトラレッド・モード

通常ならＬＥをMAXまで上げても、全てのスキルを取得出来ませんが、このルールを採用すると上げきったEX値を０に戻し再びEXを得てＬＥがUPしたら(オレンジ色〜赤色迄)取得していないスキルを身に着ける事が出来ます。キャラクターは強くなりますが、ゾンビの数や登場する種類も最強LEなので、果たしていいのか悪いのか?　広大なシナリオをクリアする為には、必要なルールのようですね

⑤参戦するゾンビ達

↑ゾンビウルフ　全２１体　攻撃優先度４ 必要ダメージ１　得られる経験値１　ネクロマンサーがサバイバー狩りを行う為に解き放った屍者。ランナーを超える機動力を持っていてゾンビフェイズ時に同じゾーンに攻撃出来るサバイバーが居なければ、３アクション消費して一気に間合いに入ってくる。サバイバーが同じゾーンにいる場合、鎧や盾、防護判定のスキルが無ければ３ダメージ受けるので、うかつなサバイバーには死が待っている。遠距離で仕留める事が出来れば楽だが、攻撃優先度は４と低くウォーカーやファッティ、アボミネーション、ランナーと一緒なゾーンにいると、こいつらが盾となって攻撃が当たりにくい。ちなにネクロマンサーはゾンビウルフの登場で攻撃優先度は５になった。

↑ウルフボミネーション　全１体　攻撃優先度２　必要なダメージ３　得られる経験値５　人間ゾンビタイプのアボミネーションの一種。ウルフボミネーションの誕生秘話は誰も知らない。３アクション消費する機動力、攻撃はゾンビウルフと一緒だが、倒すのに必要な３ダメージの武器、そして防護判定を無視する攻撃力は驚異！！倒す術がなければ、距離を取れ！

本拡張シナリオ１　サバイバー６人、２人プレイでチャレンジしてみました。このシナリオの目的は、全ての目的トークンを入手して、全サバイバーが脱出口に辿り着く事です。