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  • 1人~4人
  • 30分~60分
  • 14歳~
  • 2020年~

タイニー・エピック・ダイナソーズ山本 右近さんのレビュー

325名
5名
0
3年以上前

小箱に詰め込めるだけ詰め込むことがテーマとなっている感のあるTiny Epicシリーズの2020年最新作。プレイヤーは遺伝子工学が発達し恐竜の育成が可能になった未来で、恐竜のテーマパークに販売するための恐竜を育てる恐竜牧場を運営し勝利点を競う。

私はTiny Epicシリーズのゲームのプレイ経験は本作のみだが、小さく作る必要があったかどうかは別にして、ゲームとしてはとても良くできているという印象を受けた。

まず恐竜を育成するためのリソースの獲得方法だが、獲得アクションとは別にラウンドの始めに収入として得ることができる。この収入の量というのは牧場ボードの埋まっていない部分に描かれているアイコンの分だけとなる。このシステムは簡略化と同時にジレンマも生み出しておりとても良い。恐竜を多く配置するとそれだけ多く繁殖し契約の達成が容易になるが、維持コストが嵩む上に収入も減ってしまう。

簡略化といえば、ワーカーの増員も簡略化されており、全てのプレイヤーが4ラウンド目から使える、と統一されている点が好印象だ。

ゲーム自体は正統派のワーカープレイスメントだ。カードを取るアクションに関しては、能力付与がある研究カードも得点を取るための契約カードも公開されている場札から取ることになるため、ワイナリーの四季のようにガチャの結果がゲームの勝敗を決めてしまうようなことはない。

契約カードも2種類あり、公的な契約を達成した直後でないと私的な契約を達成できない、という点もジレンマを上手く生み出している。具体的には、一気に契約は達成したいがしてしまうと繁殖のためのつがいがいなくなる、ということだ。私的な契約はゲーム終了直前に取るのがベストだろうが、公的な契約にはだれもがアクセスでき尚且つ早い者勝ちという点が重要だ。

非常に良い意味で内容もコンポーネントも程よくコンパクトに収まっているため、気軽に遊べて面白い。よく練られたゲームだと思う。

言語依存が多めだという点が最も大きい難点と言えそうだ。日本語化に労力を割ける方、周りが言語依存を気にしないという方には特に自信を持ってオススメできる。

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五行思想【ごぎょうしそう】
山本 右近
山本 右近
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