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  • 2人~4人
  • 60分~90分
  • 13歳~
  • 2018年~

ルートmaroさんのレビュー

1126名
0名
0
4年以上前

可愛らしい見かけと異なり、序盤から陣取りが繰り広げられる。

担当する種族により全く異なるプレイ感が楽しめる。

マルコポーロなどは強烈なバリアブルプレイヤーパワーでボードゲーム界を震撼させたが、このルートに至っては種族ごとに実行できるアクションが違い、初期配置のパワーバランスまで異なるという驚天のシステムが採られている。そして内容はかなりウォーゲームライクな味付けである。

ベースゲームでは4種類の種族が使用可能。拡大再生産の得意な猫、カードプロットによる規制が厳しい鷲、ゲリラ的なデッキ構築のネズミ、単身でアイテムやカードを駆使して立ち回るタヌキ。

まるで宮崎賢治の、注文の多い料理店ばりの動物たちの特徴付けには驚いてしまうが、やはり種族により扱い易さ、難易度にばらつきがでてしまうのは仕方の無いところか。

本質的にはユニットを増やし、移動させてエリア内のユニットの多寡を競うゲームである。判定にはダイスを使用することもある。

ウォーゲームライクと述べたが、プレイを開始すればユーロゲームの陣取りの範疇に収まる作品であり、リソースやアイテムの獲得などもあって肩肘張らずに楽しめる。ただ、狭めのマップと相まってインタラクションはバリバリなので、プレイヤーは選ぶだろう。

構造上、ルーリングが複雑なのもなかなか難しいところ。プレイ前にマニュアルを読み込んでおくことが求められる。

2020年夏には拡張の発売と共に待望の再販も行われ、多くのプレイヤーが関心を持っていると思うが、ゲーマー向けの範疇の作品であることは申し添えておく。同系統のゲームでは、スモールワールド、主計将校などのほうがよほどプレイアビリティは高い。

それはさておき、いずれにせよエンターテインメント性の高いエリアマジョリティの1つの形として高く評価されるべき作品には間違いない。

評価8/10  重さ7/10

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maro
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