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  • 2人~5人
  • 50分前後
  • 10歳~
  • 2007年~

パトリツィア鳴屋さんのレビュー

72名
0名
0
13日前

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エリアマジョリティのゲーム。 手札のカードを使う事でボード上のエリアに自分の駒を置く。エリアごとに置ける駒の上限に達したら決済となり、一番多く置いていたプレイヤーが得点するといったルールです。

全てのカードを使い切ったらゲーム終了。最も高得点なプレイヤーが優勝です🎊


ゲーム進行は時計回りに手番制。自分のターンでは手札から1枚プレイするだけ☝

カードにはエリア指定のアイコンがあり、そのエリアに自分の駒を置く。各エリアには駒を置くスペースが2つあり、好きな方に置ける。すでに駒があれば上に重ねていく。駒が増えるたびに塔が高くなる。

また、各エリアには表向きにカードが1枚置かれており、駒を置いたらそのエリアにあるカードを手札に補充する。その後山札からカードをエリアに補充して手番が終了となる🔚

カードには駒を置くエリアの指示の他にもう1つ効果が付いてます!
 ダブル :同じエリアに駒を追加で1つ置く
 補充選択:手札に補充するカードを好きなエリアから選べる
 頂点移動:エリアを1つ指定し2つあるスペースの片方の頂点駒1つをもう片方に移動する
 貴族  :貴族アイコン(全3種)があり終了ボーナスに関係する

各エリアには合計で置ける駒数が決まっていて、その数に達した時点で得点処理が起きる🖊
1つのエリアにつき大得点と小得点の2つがあり、これを奪いあう。判定方法は次のルールです↓
①2つのスペースで総駒数の多い(=背の高い)方が大得点。少ない方が小得点。
②しかしそれぞれのスペースで最も駒数の多いプレイヤー1人のみ得点する。
③もし首位タイの場合は、より高層に駒があるプレイヤーが得点する。

小得点と言っても、それなりの点数がもらえるため積極的に狙います🤔

カードの内訳とエリアに置ける駒数は整合されており、全てのカードを使い切ると全エリアでの得点処理が完了する仕組みになっている。ここでゲーム終了です!

終了時には、同種の貴族3つにつき追加得点を計上した合計点数で勝敗を決します。


ちなみに、本作には2つの拡張が含まれている✌ 片方だけでも両方でも導入できます。
概略で説明すると…
【代議員】
小得点の価値が上がります⤴ 終了ボーナスの貴族に追加がかかるというもの。
この追加の恩恵を受けるためには、指定されたエリアの小得点をより多く入手する必要があります。

ルールには何の影響も与えないので、個人的にはあった方が良い拡張ですね🤗

【使者】
エリアの得点価値を上げるというもの⤴
使者タイルをエリア間に配置する事で、そのエリアの大小得点に追加点が付与されます。
ただし先行プロットで、かつプレイヤー全員が対象であるため、自分が使者を置いたのに他のプレイヤーに取られることもあります😂逆もしかり!

タイルを置くタイミングが制限されているほか、先見性にも絡むため、少しだけ戦略要素が増します。


これは我が家のハウスルールですが、得点処理の③を以下の様にアレンジしてます❕
 ③’もし首位タイの場合、頂点に駒を置いているプレイヤーが得点する。

通称漁夫の利チャンス。特殊効果の「頂点移動」の存在価値がグンっとあがり、かつマジョリティ争いに絡めないプレイヤーにもチャンスが出てきます😁

あくまで首位タイでの事なので、基本は変わらずマジョリティ勝負なのですが、首位を競っているスペースでは最後まで油断できない環境となり、ゲームの戦略性や緊張感がかなり向上します。マジでオススメです👍

オススメ人数3,4人。まぁ2人以外なら何人でも良いと思う。人数によって使用しないエリアの調整があるため、広さはあまり変わらない。5人だと手番が周回するのにちょっと時間がかかるかな?って理由です。
2人だと、取るか取られるか?の勝負になり、誰が取るか?の1軸が戦略から抜けるのは勿体ない。先述の【漁夫の利チャンス 】が適用できないというのも残念なところ。



まとめると

Good👍
とてもシンプルなルールに味わい深いプレイ感が付いてくる。古の良ゲームによく見られる特徴ですよね!

補充されるカードが見えている点も良く効いている。駒をどこに置きたいか?もそうだが、何のカードが欲しいか?という観点も増えてくるし、ライバルが何のカードを取ったか?が分かると作戦も立てられる。主にダブルのカードです。『漁夫の利チャンス』の場合は頂点移動もね😉

手広くするか、勝負所を固めるか。しかし欲しいカードが手に入らない。ジレンマにニヤニヤする作品でした!

Bad👎
ゲーム展開にダイナミックさは欠けますね…。落ち着いた雰囲気で黙々と進めるタイプの一品です。
良くも悪くも古のユーロゲームって感じです!

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鳴屋
鳴屋
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