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  • 2人~6人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 1995年~

ワンス・アポン・ア・タイムレモネードさんのレビュー

195名
3名
0
4ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

皆んなで1つの物語を創るゲーム。


なにそれ?面白そうと買ってみたのですが、

あまりのルールのシンプルさに、

いったんひるみました。

はたしてゲームとして楽しめるのかどうか。


でも私の心のうちなる声が言うんです。

ゲームは実際にやってみなけりゃわかんない。

なので友人たちと4人でプレイです。


まずは、いつものようにルールについて。

物語カードってのがあって、

様々なワードがイラスト付きであります。

例えば王女とか、沼地とか、魔女とか。


んで他にも結末カードってのがあって、

様々な物語の結末が書かれてます。


各自、結末カードを1枚ずつ受け取り、

物語カードを11−プレイ人数分受け取ります。

(例えば今回4人なので7枚受け取る)。


スタートプレイヤーを決めてゲームスタート。

スタートプレイヤーが、昔々からはじめて、

自由に物語を語り始めます。

この物語を語る担当の人を語り部と呼びます。


その語り部は自分が語った物語の中に、

自分の手札のワードを出すことができれば、

そのカードを共通の場に出すことができます。


ただカードを出す時は、そのワードが

物語の主要な要素でなくてはなりません。

適当なモブで魔女を登場させて、

魔女のカードは出せないのです。


そーやって物語をずっと続けていき、

ドンドンカードをプレイして、

(物語の軌跡を辿るように並べ置いていきます)


全ての物語カードをプレイすれば、

自分の結末カードを出すことが可能になり、

話をうまく繋げて結末カードの内容に至れば、

ゲーム終了でその人が優勝です。

めでたし、めでたし。


ただし、これじゃ全然ゲームにならんので、

他の人が割り込むチャンスがあります。


割り込み方は二通りあり、ひとつめは、

語り部がプレイした物語カードのアイコンと

同じアイコンの割込みカードを持っていれば、

それを速攻プレイして、

強引にそこから自分の手番にできます。


この場合、元の語り部は話をやめ、

割込んだプレイヤーがそこから語り部となり、

前の物語を引き継いで続けます。

ちなみに割込みカードは物語カードの一種で、

通常の物語カードとしても使用できます。


もう一つの割り込み方法は、

語り部が語ってる物語の中にちょっとでも

(要するにモブでも)

自分の持つ物語カードのワードが登場した場合

すかさずそれをプレイして、

そこから同じように物語を奪えます。


どちらでも割込まれた者はペナルティとして、

カード1枚を山札から引かなくてはなりません


あと自分が語り部の時に何も思いつかなくて、

このまま物語を続けられないとなれば、

途中で止めることができます。


その場合はパスを宣言しカード1枚を引いた後

いらないカード1枚を捨てます。

そして語り部は左隣に移ります。


ちなみに、あまり起こらないとは思いますが、

もし結末カードへと続く物語が、

あまりにも強引過ぎて不自然な場合、

みんなで不服申し立てができ、


そーなるとその結末は無効となり、手番者は

新たな結末カードと物語カード1枚を引いて、

手番が左隣に移ります。


ルールはだいたいこんなもんで、

あまり詳細まで決められてないので、

こんな場合は?ってのもありますが、

そこはその時のノリでなんとかって感じです。


ポイントは、設定に凝ったお話や、

あえてうける物語を語ろうとすると

意外とつまったりしちゃうので、

最初は日本昔話や童話をなぞるくらい

シンプルにしちゃうのがプレイしやすいです。


あと基本的に、このゲームは

皆が話を奪いまくらなければ楽しくないので、

勝利への欲求度は60%くらいがちょうどよく、


間髪入れずにカードを出しまくって、

サクサク、ストレートに物語を語るより、


少し寄り道的な要素も入れつつ物語を盛って、

全員が頭のネジをゆるめて、

適当なイイワケを考えるゆるさで遊んだ方が

思わぬハチャメチャ感が生まれやすいかも。


固定観念をなくして、より自由に、より柔軟に


つづけつづけ 君の言葉

BY muque「カーニバル」


実際のゲームではこんな感じでした。

オレ「昔々あるところに

ボードゲーム好きなウノ王女がいました」

と言いつつ王女のカードをプレイ。

(キャラに名前をつけた方がわかりやすくて

友達の名前とか盛り上がりやすいです)。


オレ「王女は、ある日、隣の国に

レアなボードゲームを持ってる魔女の噂を聞き

いてもたってもいられなくなりまして」

と言いつつ魔女のカードをプレイ。


オレ「どーしてもそのゲームを見てみたい、

いや遊んでみたい、出来るなら何とかして

手に入れたいと思い、こっそり城を抜け出し」


友人A「ちょっとまった、これいけるよね」

と言いつつ宮殿のカードをプレイ。

(ワードで割込む時、全く同じワードでなくても

ニュアンスが同じなら割込めます)。


友人A「えと宮殿を出たウノ王女は道の途中で

森に囲まれた怪しい沼にでくわしました」

と言いつつ沼のカードをプレイ。


友人A「この沼、怪しいと思っていると

突然その沼から大きなドラゴンが出現して」

と言いつつドラゴンのカードをプレイ。


友人A「ドラゴンはウノ王女を睨むと、

突然話しかけてきました。

小娘よ、お前が、この沼に落としたモノは、

この銀の斧か、それともボロボロのカタンか」

と言いつつ斧のカードをプレイ。


友人B「割込みするわ」と言いつつ

同じアイコンの割込みカードをプレイ。


友人B「王女は、何も沼に落としてないのに

なんで?と思いつつも銀の斧って嘘をつけば、

それがもらえて、売ればゲームを買う金になる

とゆう悪い考えを持ってしまいました」

と言いつつ悪いのカードをプレイ。


友人B「そして銀の斧と嘘をつきました。

するとドラゴンは嘘つきー!と急に怒り出し、

王女に襲いかかってきましたが、王女は強くて

王女とドラゴンの戦いが始まりました」

と言いつつ戦いのカードをプレイ。


と、こんな感じです。


もちろん実際は、考えながら物語を続けるので

もーちょっと間があいたり、噛んだり、

言いなおしたりしてグダっておりましたが

多少の語りの停滞は、許容範囲ですし、

周りのツッコミや逆に助け舟を出したりで

むしろそのグダグダさが面白かったりします。

ほんま、みんなで創る物語のイメージ。


ちなみに割込みカードは数が多いので、

最低1枚は手札に入る確率が高く、

アイコンが合うだけで出せるので、

割込みはやりやすい方だったかな。


でも独走する時はすんなりしちゃう感じで、

それなりに楽しめたので、

何回かプレイしましたが、

プレイ時間はだいたい20分くらいでした。


とゆーことで、

気軽にお話しを創る遊びがしたいなら

普通に悪くないゲームだと思いまーす。

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おとん
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物語を紡ぐ会話ゲーム。キレイなファンタジーに仕上がるでしょうか。
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