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  • 1人~4人
  • 30分~120分
  • 12歳~
  • 2020年~

アルナックの失われし遺跡しのじゅんぴょんさんのレビュー

2418名
3名
0
約3年前

探検隊を率いて未踏の島アルナックを探索しゲーム終了時に探検中獲得した点数を合計し最も高いプレイヤーが勝利します。

全5ラウンドで行われるリソース管理+デッキ構築+ワーカープレイスメントゲーム。謎めいた遺跡を発掘して、探検の役立つアイテム(コイン、方位磁針、石版、矢じり、宝石)を入手し、機動力(近場は徒歩、車、舟、飛行機)を確保してリソースを元手により遠い新たな場所を発見して偶像や更に新たなリソースを入手したり、新たな場所を発見後、簡単に立ち去らせてくれない守護者(モンスター)の存在、又、アルナックの過去を紐解き、失われた寺院の発見に繋がったりと、ジャングルの奥地に分け入り、まだ見ぬ物を追い求める冒険ロマンを感じさせてくれます。

リソースを支払って遺物カード、アイテムカードを入手して自分のデッキ(初期デッキは6枚)を強化して冒険を有利な状況を保っていくのも戦略の1つですが、デッキ構築メカニクスのゲーム、実は本作が初めてでして、プレイしたいメインアクションは多数ある中、中々そこまで手が回りません。このゲーム、考古学者コマが2つあるものの、1ターンに1回しかメインアクションを実行出来無いので、フリーアクション(手札に稲妻アイコンがあるカードや各タイル所有分だけアクション可能)を使用しつつ、メインアクションをいつ実行するのか、リソースも必要になるので、かなりジレンマです。ちなみにGETした遺物カード全てメインアクションで、アイテムカードもメインアクションとなるものもが多数です。(汗)フリーアクションならなぁ…

メインアクションとフリーアクションの違いについて


手番になると、メインアクションは1回+フリーアクション(行えるだけ無制限)を行います。メインアクションは以下です。

①場所を発掘する(考古学者コマ1個配置)

②新たな場所を発見する

③守護者を撃退する

④アイテムカードを購入する

⑤遺物カードを購入する

⑥購入したカードをプレイする(稲妻アイコンがある場合はフリーアクション)

⑦失われし遺跡の研究

⑧パス


フリーアクション

①稲妻シンボルのあるカード効果

②偶像を枠に配置すること

③守護者の恩恵を使用すること(得た守護者タイル1枚につきゲーム中1度のみ)

④助手の効果を使用すること

注意すべき事項としてメインアクションの①場所を発掘する、②新たな場所を発見するです。考古学者コマは1ラウンドにつき、1個しか配置出来ません。メインアクションは1回のみとルールブックにもサマリーにも明記されておりますので、ワーカーを1個配置する事で1アクション、メインアクションとしてカウントされる訳です。では、なぜ2個あるのかと言いますと、新たな場所を発見するアクションをチョイスした時、守護者が出現して撃退(リソースが必要)しないとラウンドの終了時にワーカーが回収出来ないからです。恐怖カードを1枚得ればワーカーを回収出来ますが、最終得点時に−1になったり、デッキを圧迫する結果に繋がりますので、リソースが不足して止む終えず考古学者コマをそのままにしておかなければならない時の為の予備コマなのです。2個共回収出来ない状態になったら、リソースを揃えて守護者を撃退するか、恐怖カードを引くか、他のメインアクションを行うか、最悪パスしかありません。このメインアクションのルールを間違ってプレイされている方が多く感じられたので明記しました。


なんせ、行いたいメインアクションプレイはあるのに、縛りが非常にキツイです。


失われた寺院の解明

こちらもリソースを支払って、寺院の研究を進め、時には助手を雇い、その助手がリソースを産んだり、解明を進めて行けば点数も高くなり、最終的に失われた寺院の解明までたどり着ければ、グッと勝利に近づけれると思うので、研究は進めたいですね。あ、助手は成長しますので、更に役立つはずです。でもそう上手く行かないんですよね… そもそもリソースを揃えるのが、自分としては難しい


最終得点

①研究トークン…失われた寺院への研究得点

②寺院タイル…失われた寺院の解明を達成すると寺院タイルが貰える。早くたどり着ければ、点数が高い。早い者勝ち

③偶像…1つにつき3ポイント 空の枠あれば得点になる

④撃退した守護者…1つにつき5ポイント

⑤アイテム、遺物カード…右下のポイント

⑥恐怖カード…守護者がいる新たな発見場所から考古学者コマを回収する時、1枚得なければならない。1枚につき−1点、恐怖タイルは−2点

トップのブレイヤーが、最も冒険に成功したと見なされ勝利です!


総括

いやぁ、面白いけど難しいです。各タイルを引く時のギャンブル性、何を捨てて何を得るのかを考える判断力、メインアクションを発動するタイミングと戦略性。まだ、2度目のプレイが終わったばかりなので、勝ち筋が全然見えません。デッキ構築のボドゲ、初めてプレイしましたが、ある程度馴れが必要なのかも。1回目のプレイでは、ソロで(1番弱いレベルに設定して)オートマと対戦して49対14とボコボコにやられました(爆)翌日の本日は2回目のプレイをして、47対24と昨日よりはマシでしたが、対人戦までに腕を上げたい所です。不満点はメインアクションを、もう少しプレイさせて欲しいですね。ジレンマ全開のボドゲで、得意な人は得意なんでしょうけどね。

それでは、未踏の島へようこそ!


3月22日追記…あれから、自分としてもメインアクション+フリーアクションの件が納得行かなかったので、ホビージャパンさんに問い合わせて本日回答頂きました。


上記の説明では、1ラウンドでメインアクション+フリーアクションでしたが、それは誤訳で1ターンにメインアクション1回+フリーアクションを各プレイヤー交互に行い、全てのプレイヤーがパスしたら、1ラウンド終了でした。ラウンドとターンを誤訳していました。これなら考古学者コマをそのラウンド中に2個配置出来ます。道理で縛りが強すぎると思いました(汗)ここに訂正します。又、ホビージャパンさんにも回答頂き、お礼申し上げます。


ジレンマ全開のゲームに変わり無いので、気になってる方には、強くお勧めします。

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ようじ
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しのじゅんぴょん
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