マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人~5人
  • 20分~45分
  • 8歳~
  • 2019年~

ラスベガス:ロイヤルszkさんのレビュー

330名
3名
0
約1年前

とにかくダイスロールをしたいアナタにオススメな、運と判断力のギャンブルゲーム!

先日初めて遊びましたが、基本は運に左右され、不運をもカバーする判断力が問われるゲームでした。
ルールも簡単で、ダイスの目で一喜一憂できるので、誰と遊んでも盛り上がれそうなゲームだと感じました!実力差が表れそうなのは判断力の面だけで、それすらもダイス運が上振れすれば打破できるかもしれない、最後まで気の抜けない駆け引きが楽しめると感じました。

概要

プレイヤーは6つのカジノ(それぞれ対応するダイス目が描かれている)に自分のダイスを配置していき、それぞれのカジノにより多くのダイスを配置したプレイヤーがラウンド終了時にそのカジノからお金を手に入れます。
コレを3ラウンド行い、最後に1番多くのお金を持っていたプレイヤーの勝ちとなります。

準備

それぞれのカジノには、お金カードが2枚配置されます。お金カードを適当に12枚用意して、2枚1組の6組作り、合計金額が多いものから、6のカジノ、5のカジノ...と配置します。合計金額が同じペアがある場合は、お金単体でより大きな金額がある方を、数字の大きいカジノに配置します(例:9万、5万のペア、8万、8万のペアがある場合、9万、5万のペアを優先的に置く)。

この準備はラウンド毎に行いますが、追加ルールのボードを使う場合は、1番最初の準備時に、2、3ラウンド用のカードも確保しておきます(追加ルールがある場合、山札を銀行として扱うため)。

各プレイヤーにチップを2枚配ります。コレは、各ラウンド準備時に必ず2枚配られますので、あまり出し惜しみしなくても良いかなと感じました。使い方は後述します。

手番でやること

1ラウンド目は適当な方法で順番を決めます。2ラウンド目以降は、6のカジノの、高い方の賞金を得たプレイヤーから始めます。

2人プレイ時は、プレイヤーの番の前に、NPCとして、プレイヤーが使わない色のダイスを全部振ります。そして、出た目と同じカジノに全て配置します。
このNPCはプレイヤーと同様にカジノから賞金を手に入れます。

プレイヤーは手元にあるダイスを全て振ります。ダイスは8個あり、そのうち一つは少しサイズが大きいです。この大きいダイスは通常のダイス2個分の価値を持ちます。
ダイスを出た目ごとに分けて、そのうちいずれかを選びます。選んだダイスは全て、目と同じカジノに置きます。
例えば出た目が、(1、2、2、3、5、5、5、6)の時。5を選ぶとダイス3個を5のカジノに置きます。

残ったダイスは手元に戻して、次のプレイヤーの手番になります。コレを繰り返し、全員、全てにダイスをカジノに置き切ったら判定フェイズに進みます。

出た目が気に入らなかった場合、チップがあれば、1枚消費してパス(ダイスを置かないで次プレイヤーの番に)することができます。使うタイミングは重要ですが、各ラウンド準備時に必ず2枚配られるので、ある程度出し惜しみしなくてもよさそう?

判定フェイズ

数字の大きいカジノから順番に解決していきます。

そのカジノに1番多くのダイスを配置した人が、2枚ある賞金の大きい方を、2番目に多く配置した人が小さい方を獲得します。
2人プレイ時(プレイヤー12NPCとする)で、6のカジノ(賞金は8万と7万)に(大ダイス、ダイス1ダイス2ダイス1個)と置いた時、1Pが8万、2Pが7万を手に入れ、NPCは何も手に入れられません。
※大ダイスはダイス2個分

ではダイスが同数の場合はどうなるか?同数のダイスを置いたプレイヤー達は、そのカジノでは賞金を獲得できません!このルールが勝負をより面白くしています。状況次第ではたった1つのダイスで、そのカジノで一人勝ちもありえます。とにかく一杯置いて取りに行くも良し、漁夫の利を狙って行くも良し。
例えば、上記と同様のプレイヤーが、(大ダイスダイス1ダイス2と置いた場合、)1PNPCは何も得られず、2Pが賞金の高い方を獲得できます。低い方の賞金は誰も取れません。

そうやって全部のカジノで判定を行ったら、誰も取らなかったお金を山札の下に戻し、新たにカードを並べ、全員チップを2つ補充します。そうして2ラウンド、3ラウンドと遊んで勝敗を決めます。最後に持っている金額と、それに加えて余ったチップを1枚1万として、合計金額が1番多いプレイヤーの勝利です。

拡張ルール

上記までがノーマルなルール。これでも十分に面白いですが、拡張ルールを含めて遊ぶともっと面白いです!
拡張ルールとして、特殊ルールを持つタイルが8枚(表裏で違う効果を持つので、実質16種類)あります。コレらは3、2、1のカジノに設置されます。金額的にはメリットが少なくなりがちな、数字の小さいカジノにも置きたくなる理由が生まれるので、より熱い駆け引きとなるでしょう!

全部は使用しませんでしたが、基本的にはそのカジノにダイスを置いた時に、タイルが持つ効果が発動します。

以下、遊んだ時に出てきたものの一部です。

No Entry! : 発動時、専用トークンを好きなカジノに置く。そのトークンが置かれているカジノはダイスを置くことも取り除くこともできない。また、タイル上の矢印トークンを1マス動かす(2マス動くごとに、チップや賞金などのボーナスが貰える)。再度発動した時は、そのトークンを別のカジノに動かしても良い。動かさない場合は、矢印トークンも進められない。

FIFTY FIFTY : 発動時、黒ダイス(追加タイル用)2個を振る。その後、矢印トークンを1つ進める。
それ以降は、その前に出た目の合計よりも次の合計が大きいか小さいか予想してから振る。当たればトークンを進め、また振るか、やめてそれまでのボーナスを獲るか。

Bad Luck : 判定フェイズの時、このカジノにダイスを置いていない、または置いている数が1番少ない人はマイナス5万。シンプルに悪い効果。

Jackpot : 専用トークンをタイルに配置し、黒ダイスを2個振る。目の合計が7、またはゾロ目が出た時、ボーナス。そうでない場合は何も得られず、トークンを1つ進める。誰かがチャレンジして、ボーナスを得られないほど、得られるかもしれないボーナスが膨れ上がっていく。大人数の時に盛り上がりそう。

ボーナスを得られるモノから、妨害に特化したモノまで種類は様々。かなり強力な効果を持つモノもあるので、上手く利用したい!

感想

とにかくダイスロールがゲームの核になっている、ギャンブラーなゲーム。ダイスを振りまくる時点で相当賑やかなので、どんな場面でも盛り上がれそうなゲームです!バッティング要素がとても良い味を出していて、簡単なルールながらヒリヒリする駆け引きを味わえます!初心者にもオススメなゲームでした!

この投稿に3名がナイス!しました
ナイス!
leso
あんちっく
びーている / btail
仙人
szk
szk
シェアする
  • 198興味あり
  • 594経験あり
  • 157お気に入り
  • 420持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

szkさんの投稿

会員の新しい投稿