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  • 1人~8人
  • 45分前後
  • 8歳~
  • 2022年~

チャレンジャーズ!山の川さんのレビュー

891名
2名
0
12ヶ月前

話題になっているだけあり、めっちゃ盛り上がります。対応可能なプレイ人数、プレイヤー層が幅広く、素晴らしい出来ですね。


<概要>
デッキ構築以外の要素が存在していないゲームです。徐々にデッキを強化しながら、総当たり戦に近い形で対戦相手を変えて7戦し、賞金を最も稼いだ2人が決勝に進みます。


<ゲーム進行>
「デッキ操作→デッキを使ってトーナメント表で書かれた相手と対戦」を7ラウンド行います。
デッキ操作では、1ラウンドに1枚か2枚デッキにカード(数字と、多くの場合特殊能力が書かれています)を追加し、その後、デッキから好きな枚数のカードを除外できます。

対戦はフラッグの奪い合いという形で表現されていて、自分のデッキを上からめくっていき、フラッグを保持している相手のカードの数字に並ぶか超えることでフラッグを奪えます。この時、攻撃時は出したカードの値の合計を参照しますが、フラッグ保持者になるのは最後にめくった一枚だけです。例えば、相手のフラッグ保持者が4だった時に、1→3、3→1のいずれの順番でもフラッグは奪えますが、前者の場合は3、後者の場合は1がフラッグ保持者になるため、防御力は変わってきます。

フラッグを失ったカードは6枠ある「ベンチ」に、種類ごとに置くことになります。

「自分のデッキが尽きてフラッグが奪えない」or「フラッグを失ったカードがベンチに配置できない」が敗北条件なので、7種類以上のカードをデッキに入れるはリスクがあります。

デッキの数字の合計を最大化しつつ、デッキ中のカードの種類をなるべく6に近くする、というのが基本線で、その上で特殊能力を持つカードを利用してシナジーを作っていく感じです。


<感想>
最初は「ただ山札めくって数字を比べるなんてボードゲームとして成立するのか」、という気持ちでしたが、余裕で成立してました。7回試合を行うので、序盤の試合はある程度軽い気持ちで臨めるし、運も多分に絡むので0勝でゲームを終えるプレイヤーも出にくいかなと思います。よく言われている通り、デッキ構築系は、どうしてもドミニオンを超えるインパクトがないと思っていましたが(ワカプレなどと組み合わせたものは別として)、ここまで多人数向き、軽めのプレイ感に振り切った作品は新鮮で、購入する価値を感じました。

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あき
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仙人
山の川
山の川
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