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大盛況!東京ボードゲームコレクション2016年の取材・会場レポート

大盛況!東京ボードゲームコレクション2016年の取材・会場レポート
2016年10月4日
ボドゲーマ公認キュレーター:まつなが (編集:ぽっくり)

2016年10月2日(日)に、浅草橋のヒューリックホールにて東京ボードゲームコレクションが開催されました!

ボードゲーム業界の注目度が飛躍的に上昇しているものの、「商品アピールの機会が拡大していない」との想いから今回のイベント実施に至っています。予想来客数500人のところがふたを開けてみれば約736人(カタログ販売数調べ)だったとのこと!

オープン前の待機列

他にも出展者132名、スタッフ14名、他運営補助やゲストが34名と、会場内にはのべ900人以上が動いていました。大盛況で終わった東京ボードゲームコレクションを振り返ってみたいと思います。

開催情報

主催ディアシュピール、株式会社リトルフューチャー
場所浅草橋ヒューリックホール
時間11時00分~17時00分
入場1,200円~(紙袋付きで1,700円)
来場者数736名
出展者132名
運営48名(スタッフ・補助・ゲスト含む)
公式サイトhttp://boardgame.co.jp/

当日は各企業・サークルのブースや試遊卓もありましたが、特徴的な催しがいくつもありました。ゲームバーグリュックさんによるお酒のご提供、芸能人ボードゲーム対決などのステージイベントはあまり他のイベントでは見られない催しだったのではないでしょうか。イベントに行けなかった方にも雰囲気が伝わるよう、許可を得て取らせていただいた写真をもとに、イベントの概要をお伝えします。

取材ムービー

ハッピーゲームズのRYOさん(HappyGames_RYO)が、ボドコレ当日のムービーを撮影してYouTubeにアップしています。テンポよく編集されており見応えもバッチリだったため、「これはぜひこの記事で紹介させていただきたい!」とお願いしたところ快諾していただきました。RYOさんありがとうございます!
来場者視点でまとめた「side.A」編と、出展者のコメントを中心にまとめた「side.B」編の二部構成(合計30分くらい)となっています。というわけで以下に載せておきます。

side.A: 来場者視点(11分)
side.B: 出展者のコメント中心(19分)

ステージイベント(撮影禁止だったため文章のみ)

東京ボードゲームコレクション(以下ボドコレ)の一番の特徴はステージイベントではないでしょうか。ステージもブースなど同じ会場であったため、ボードゲームを買ったり遊んだりしている合間に、ステージイベントを見られた方も多かったと感じました。

① 11時30分~13時00分 pika☆kika

pika☆kikaさんの観客投票型ステージ人狼では、ハロウィンをモチーフに役者さんが様々なお化けに変装され、通常だとトークがメインの人狼を、ステージ上をところ狭しと動かれていました。

② 13時00分~14時00分 かくちょーのさきトーク

かんちょーさん、かくてさん、さきさんの生放送、かくちょーのさきに加え、momiさんが壇上にあがり公開収録をされていました。

③ 14時00分~15時30分 芸能人ボードゲーム対決

吉木 りささん(グラビアアイドル)、犬山 紙子さん(エッセイスト)、中道 裕大さん(漫画家・代表作「放課後さいころ倶楽部」)、望月 英さん(役者)をお招きし、ボードゲームをされました。巨大版のコードネームなどが行われ、観客も立ち見がたくさん出て大盛況の様子でした。

④ 15時45分~16時45分 しゅぴ~る遊園地イベント

JELLY JELLY CAFEのオーナー 白坂翔さんとともに、ボードゲームアイドルのしゅぴ~る遊園地がキリンメーターなどをステージで行いました。観客席との距離も近く、ファンの方々からキリンメーターのヒントがあったりと、なごやかなステージになりました。

観客投票型ステージ人狼のpika☆kikaさんはブース出展もされ、オリジナルアイテムの販売をしていました。

ブース

会場は、ホールが約140坪、ホワイエが約100坪とかなり広い場所でしたが、開場から閉場までの間、常に来場者でにぎわっていました。試遊卓もよく回っていたようです。

会場全体①
会場全体②
試遊卓の様子

全ブースを回りたかったのですが、時間の都合上、いくつかのブースのみご紹介させていただきます。お写真がNGの方は、顔が映らないように、もしくはブースのみのお写真となっております。

受付 ホワイエ

受付では入場券となるカタログの販売を行っていました。素敵な笑顔ですね!沢山買われる方向けに、TOKYO BOARDGAME COLLECTIONのロゴが入った専用の紙袋セット(+500円)も販売していました。各ブースへ続きます。

W-01 株式会社ジャイアントホビー

ミニチュアゲームのジャイアントホビーさんが入口すぐのブースに出展されていました。日本が誇るミニチュアゲームの代表作、DORASUREを手に一枚。近くのDORASURE試遊卓では常に遊ばれている方が居ました。

W-02 YAMATO GAMES

(当日は大変天気がよく、逆光となってしまいました。失礼しました。)かわいらしい絵で女性人気も高いバード・オブ・ハピネス(Bird of Happiness)キャッツパーティ(Cat's Party)を扱っているYAMATO GAMESさんです。大人が楽しみつつ、小さなお子さんも興味津々に見ていたのは印象的でした。

W-03 冒険企画局

今年アプリ化もされ話題になったシェフィを扱っている、冒険企画局さんです。グリュックさんとのコラボで、カクテルのシェフィを買えばシェフィのプロモーションカードをもらうことができました。

W-04 ゲームバーグリュック

カクテルの購入は2GOLD
オレンジジュースを大事そうに飲む子供

ホワイエ備え付けのカウンターで、グリュックさんがボードゲームをモチーフにしたカクテル(アルコール・ノンアルコール)やビールを販売されていました。たくさんの方が、かわいらしいパラソルをつけたカクテルを飲まれていました。夕方に伺うと、すでにいくつかのドリンクは売り切れとなっていました。
普段は飯田橋駅から5分、または九段下から7分のところでお店を運営されています。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


A-04 AHC/居眠りの街

邪神がこの中にいる!とクトゥルフのキーホルダーを手に持ってくださっています。ご本人もクトゥルフです!試遊卓の方では、ゲームデザイナーのなおぶさんがずっとインストを行っていました。
「邪神がこの中にいる!」を試遊している方達から湧き上がる声が聞こえてきていたのは印象的です。通りすがる来場者の方々の興味を惹き、足を止めていました。

A-05 JELLY JELLY CAFE

池袋店店長のたかとらさんが、新作のラップを行うライムパーティーを手に。人狼ラップやラッパー人狼も話題になりましたが、その前からライムパーティは企画をされていたそうです。試遊卓ではラップをしたことがない人でも上手にラップができていたとのこと!

また、ライムパーティーの試遊卓の隣にはJELLY!(ジェリー!)が置かれていました。ボドゲーマの管理人&開発者の2人が連れてきていた子供たちが「JELLY!」で遊びます。オーナーの白坂さんもちょうどいらっしゃり、直接子供達にインストしてもらっていました。

B-07 EJIN研究所

ホラーテイストでインパクトのあるパッケージのハコオンナを販売されていましたが、在庫切れで売り切れとのこと。最後の見本を手にお写真を撮らせていただきました。ハコオンナは見た目のインパクトだけでなくプレイ感も非常に好評です。

「ちょうどゲムマから間が空いて新作として注目されやすかったり、良いイラストレーションに恵まれたりと運良く条件が揃ってご好評いただいているのかな、と思います。ゲームマーケット秋の頃には他の話題作に埋もれて厳しいと思います…。ホラーとボードゲームって相性はよくないと思うんです。」とハコオンナに関するコメントをいただきましたが、まつながの周りではハコオンナの熱はまだまだ冷めなさそうです。

B-08 つかぽん&てぃ~くらぶ

イッチャエッテや、正体隠匿系ゲームプリンセス・エスコート(PRINCESS ESCORT)を扱う、つかぽん&てぃ~くらぶさんです。人狼ファンにも人気で、まつながの周りでは通称「プリエス会」が開かれるほどです。

B-17~18 JUGAME STUDIO

丸野さん作の真打(シンウチ)と、川村さん作のワインレーティングを販売されていました。両方とも本イベントで初お披露目とのことですが、開場から1時間半で完売です。クオリティの高いアートワークはそれぞれご自身で行っているというのも特徴で、多くのお客さんを惹きつけていました。今後、最も注目を集める制作サークルの1つではないでしょうか。

B-33 GOTTA2

みなさんおそろいのTシャツで、とても活気のあるブースでした。インストも声が大きく分かりやすく、どんどん人が吸い込まれて行っていました。ホームページにはこれまでに手掛けられた作品が15個ほど掲載されており、根強いファンが付いている様子が伺えます。

B-35 お寺でボードゲーム

お坊さんが作った、御朱印集め檀家浄土双六など一風変わったボードゲームです。出展者も、お坊さんと螺髪のようなニット帽をかぶった方がいて、目を引きました。浄土双六はサイズも大きく鮮やかで見ごたえがありました。御朱印ガールとして、神社とお寺って御朱印帳わけたほうがいいの?とつい相談をしてしまいました。

B-39 Mogwai

長谷川登鯉さんのボードゲームコマが描かれたマグカップが少数販売されるとイベント直前に発表され、話題になっていました。10個持ってこられたそうですが、わたしが話を伺ったころにはすでに売り切れておりました。ゲムマ秋で再販するかも、とのことです。

C-01 Xaquinel

狩歌(CARU UTA)は2016年9月16日に再販され各店舗で一斉販売となりました。ツイッター上でも大変賑わいをみせました。今回はプロモーションカードの「秋」がついていました。わたしはディアシュピールで購入し、限定プロモーションカードの「ゲーム」も持っていましたが、つい「秋」ほしさにもう1つ買いました。先日カラオケ狩歌会で大変盛り上がったことを伝えてきました。

リトルフューチャー

主催者ということで、入ってすぐ右にブースありました。ボードゲーム印刷の相談受付サンゴク等の物販をされていました。代表の江見さんは忙しそうに常に動き回っていました。改めて当日談をゆっくり聞きにいってみたいと思います。

ディアシュピール

会場を入ってすぐ左で物販をやっていました。先月新しく入荷したカステリーナのたからものや、一人用ゲーム「グラビティメイズ(Gravity Maze)」、「レーザーメイズ(Lazer Maze)」、「サーキットメイズ(Circuit Maze)」の3つは、たくさんの方にお手にとっていただきました。

また、ブースでお買い物をするたびにもらえる抽選券で、抽選をしておりました。A賞が出たときは、周りの方々からも大きな拍手が起こりました。当日抽選所を担当してくださった女性に見覚えはないですか?実は、カタログの表紙のモデルさんです。

まとめ

第一回目のイベントということもあり、どのような雰囲気になるのか未知数でしたが、開場中ずっとにぎやかで活気のあるイベントでした。小さな子どもも多かったように思います。開場は気軽に何周もできる広さですべて見て回れたので、がっつりゲームを見ることができました。

中古ブースは一点ものがたくさん出ていたこともあり、開場当初から非常にブースの前の人口密度も高くなっていました。イベント前から密かに盛り上がっていたのが中古販売のように思います。イベントが終わる17:00には、主催のかんちょーさんの挨拶があり、温かい拍手で幕を閉じました。

今回ご紹介できたのは数あるブースのほんの一部です。他にも魅力的なブースがたくさんありました。全てご紹介できず、申し訳ありませんでした。

第2回があるかは公表されていませんが、次も楽しみなイベントでした。

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