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  • 3人~8人
  • 20分~40分
  • 10歳~
  • 2014年~

プリンセス・エスコート松尾直樹(なおぶ@AHC)さんのレビュー

177
名に参考にされています
2016年05月11日 09時02分

人狼に代表される正体隠匿系というジャンルのゲームです。
簡単に内容を説明すると、プレイヤーはクエストをクリアしながら、7日間姫が殺されずに守れば勝ち。
但しプレイヤーの中には、反乱軍が潜んでおり、クエスト失敗や姫の暗殺を目論んでいるというゲームです。

ゲームの流れは、下の紹介動画を参考になさってみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=7iwzS0R00B0

基本的にプレイヤーのやる事は、昼間、クエストクリアのための作戦を話し合い、夜間に行動チップを投票するだけ、とシンプルです。
正体隠匿系の代表格、「人狼」と「レジスタンス」を混ぜたようなゲームシステムになります。

行動チップは、基本、剣(対象にダメージを与える)と盾(対象のダメージを軽減する)のいずれかになります。
※特殊能力を持つキャラクターの特殊チップ(守護・特攻・回復・占い)等もありますが、基本は剣と盾の投票です。
通常、一人どちらか一つなのですが、反乱軍は追加で一つ投票可能になっています。
※複数の投票が可能な能力を持つキャラクターもいます。

では、まずプレイヤーとして面白いポイントをまとめてみます。護衛軍と反乱軍とで異なるところもあるので、分けてみました。

【共通】
・テーブルトークゲームと名付けられているようにデザイナーは、疑惑と権謀術数がふんだんに盛り込まれたトークの盛り上がりを楽しんでもらえることを期待していると思うので、この際、キャラクタープレイ要素を存分に楽しみたい。

 騎士ダバダ「ええい、また姫を守り切れなかった!反乱軍は一体誰だ!」
 調査士サイボ「まぁ、落ち着いて下さいダバダ殿。私には反乱軍の正体がほぼ特定出来ましたよ」
 守護者ハー「ふぇぇ、本当ですか?私全然分かってないです。サイボさん、頼りにしてます。推理を聞かせてください~」
と恥ずかしがらずになり切った方が、メタプレイでロジックを詰めてゲームを進めるよりも、間違いなく盛り上がって面白いはず。

【護衛軍】
・反乱軍の存在を意識しながら、クエストクリアかつ姫を守る作戦を立てる課程のやり取りが面白い。各人、異なる能力を持っているので、その能力を用いた解決策を提案したり、調整していくのは協力ゲーの楽しみである。
・話合って、こうしようと決めたのに違う結果が出るので(反乱軍がいるので当然ですが)、そこをキーとして行動証言の矛盾から反乱軍を推測していく過程が面白い。
・全ての推理を公開すると反乱軍も対応してくるため、情報のコントロールが面白い。
・特に昼間全員で決めた内容をあえて裏切り、反乱軍の動きを読んで、その思惑を止めた時の喜びは極上である。

【反乱軍】
・護衛軍を交えた作戦に同調しつつも隙を狙うところが面白い。
・護衛軍の思考の見落としを見つけて、勝てる状況で投票フェーズに入った時のニヤリ感が半端ない。夜神月を超えるニヤリ感が出る。

次にデザイナーとして感心したところをまとめます。

・まず、箱をギミックとして利用するという発想が、とてもとてもとても素晴らしい。
・プレイヤーの行動はチップを投票するだけで、あとはトークなので、ゲーム初心者にも分かり易くインストし易い。
・箱のギミックを活用した対象別、種類別の投票システムにより、人狼やレジスタンスを一段昇華させたゲーム性を獲得した。
・クエストのクリア条件とペナルティのバランスがよく練りこまれている。多くても少なくても失敗といった条件は、護衛軍を苦しめる。
・キャラクターの組み合わせパターンや、クエストの引き方によって展開が毎回変わるため、何度も飽きずに遊べる。そのランダム性で、ゲームバランスが大きく左右する事もあるが、展開が変わる面白さを犠牲にする程のデメリットではない。
・ロールプレイ要素を加えて遊ぶことが出来るようにしているのは、TRPGゲーマーにとって嬉しいし、TRPG未経験者をTRPGへ誘うことにも使えそう。

ということで、ゲームマーケット大賞の優秀作品に選ばれるのに相応しい素晴らしいゲームです。未体験の方は、是非一度体験してみて下さい!

なおぶのインディーズゲームレビューとして、他にもいくつかの面白いゲームを紹介していますので、ご興味があればよろしくお願いします。
http://ahcahc.com/category/blog/なおぶのインディーズゲームレビュー/

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戦略・判断力3
交渉・立ち回り3
心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘0
アート・外見1
作品データ
タイトルプリンセス・エスコート
原題・英題表記Princess Escort
参加人数3人~8人(20分~40分)
対象年齢10歳から
発売時期2014年~
参考価格未登録
クレジット
ゲームデザイン未登録
アートワーク未登録
関連企業/団体未登録
拡張/関連元プリンセス・エスコート:限られた選択肢(2016年)
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