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  • 1人~4人
  • 10分~30分
  • 10歳~
  • 2022年~
379名
3名
0
約2年前

※今回は拡張ということで基本のゲームルールに関しては割愛し、新規キャラクターの所感のレビューとなる。

・どんなゲーム?
OVER DRIVE APPEND シリーズの拡張。今作は拡張なので、これ単体では遊べない。

・結論から
護符という新システムと、闇堕ちリーリアの存在で環境が大きく変わる予感がひしひしと。かといって旧来のキャラがいらなくなったのではなく、2キャラで戦う都合上「どのキャラが相性がいいか」を考えるのがやはり楽しい。
エクステンションという「3キャラ」搭載で殴り合う遊び方も提案され、遊びの幅が大きく増えた。
新キャラのドライブからの吹き飛ばしや、除外重ねてからの吹き飛ばしなど「はじける」「爆発する」瞬間が相変わらず健在で、面白さは相変わらずといったところ。

エクステンションモード
3キャラvs3キャラのモード。基本ルールはそのままだが、デッキ枚数が45枚となったことでドライブできる可能性が激減。少ないドライブチャンスを活かしつつ、いかに堅実にたちまわるかが要求される。
既存のドライブで脳汁ドバー!が楽しいという人には堅実すぎて物足りない気がする。逆にずっと俺のターンすぎてもうちょっと……と思う方はこちらをやってみるのもあり。単に遊び方が一つ追加で提案された、というだけでもユーザーとしてはうれしい限り。ただこのルールだと直接ダメージの強さがえげつないことになっている気もする。

【闇堕ちリーリア】
とにかくカードをどれだけ除外出来てるかが肝。除外をしなければ強みが一切ないと言ってさえ良い。しかし自身で捨て札を除外しながら盤面も整理できるという動きが出来るためかなり器用に立ち回れる。

【冥土の鎮魂歌】
パワー1。ドレイン持ち。このキャラが破壊されたとき、相手のキャラ一体を対象としてX点ダメージ。Xは除外カードの数に等しい。
除外されていればされているほど反撃性能が高いが、あくまで破壊時。序盤はパワー1とはいえドレインがあるので、除外カードが揃っていない状況でも相手に取って無視できない性能なのが面白い。

【狂気を帯びた暴虐】
パワー2。このキャラが場に出た時、相手プレイヤー一体を対象としそれにX点ダメージ。Xは除外カードの枚数に等しい。
除外カードの枚数分の直接ダメージ。闇リーリアに対して時間をかければかけるほど、除外×これのコンボで一気にライフが消し飛ぶ可能性があるので恐ろしい。
例えば除外枚数が7枚程度でも、ドライブしないでそのターンに3枚出されるだけで21ダメージ。効果が場に出た時、なのでドライブしないで温存していく選択肢もある。敵にまわすとこれの奇襲が恐ろしすぎる。

【無慈悲な戯れ】
パワー3。このキャラのパワーを+Xする。Xは除外カードの枚数に等しい。
ドライブ時:捨て札から3枚を除外してもよい。そうした場合、相手のキャラ一体を対象としそれを破壊する。
ドライブ時の自己強化と盤面整理を同時にやってのけるのが非常に強力。ドライブで効果を一度発動させるだけで、すでに3+3+ドライブ1でパワー7になり、かつ相手のユニットを一体破壊なので弱いわけがない。
ただ当然相手も警戒するため、ドライブされないように破壊効果や除外効果に選ばれやすい。
また、捨て札がないとドライブの強みが薄れるため、相方の選択が捨て札を増やす方向か除外を増やす方向か、はたまたそもそも山札からの回転率を上げるかで悩ましいところ。

総じて捨札と除外をいかに早く仕込んでいくかにかかっている。対闇リーリアでは、狂気を帯びた暴虐での奇襲が怖すぎる。うまく直接ダメージで相手を吹き飛ばしたときの爽快感はかなりのもの。

【月宮神楽】
新システムである護符のギミックを引っさげ登場。護符の管理、および護符を生成するカードの管理がメイン。基本の殴り合い自体はあまり得意ではない。

【光を秘めし静寂】
パワー1。攻撃もブロックもできず、破壊もされない。
相手がカードをプレイするたびに捨て札から一枚護符としてこのキャラにセットする。また、プレイヤーへの直接ダメージを1点軽減する。
※護符は捨て札から指定キャラの下に一枚重ねる。
プレイ済みの人ならぴんと来るかと思うが、このゲームドライブの影響でずっと俺のターン!とひたすらカードを出す展開が頻発する。が、この護符ギミックは相手がプレイする度なので、相手のドライブ展開に対する一つの解答となりうる。
当然捨て札がないと護符をつけられないので、手札管理出来るキャラクターで捨て札をガンガンと作っていくのもよい。
護符はそれだけでは意味がない。たまった護符は後述のカード効果で使用する。

【淘汰の鈴音】
パワー2。場に出た時、光を秘めし静寂を除外して相手キャラ1体を除外、その後カードを1枚引く。
護符の回転が見込めそうにないとき、または相手の盤面を整理したいときにこのカードを出して高火力持ちを排除するなど活躍できる場面は大きい。追加で1枚引けるので、手札面でも隙がない。
しかし、闇リーリアに対しては除外が相手の追い風になる場合があるので気を付けたいところ。

【清廉滅倒】
パワー3。ドライブ時:相手のすべてのキャラかプレイヤー一体を対象とし、X点のダメージ。Xは護符の総数に等しい。
ためた護符をそのまま火力変換するカード。ただし発動条件がドライブなので、重ねるタイミングには慎重になりたい。基本パワーも3なので、ある程度の打ち合いもこなせる。また当然ではあるが、相手のドライブ猛攻に耐えきっている必要があるので過信は禁物。

総じて、カードを出すタイミングとドライブするタイミングに慎重さが求められるという印象。特にドライブをしないという選択の重要性が高めと感じた。護符を8枚ほどためてから清廉滅倒での3連射大逆転が決まった時はこれだからこのゲームはやめられねえ……と思わずにはいられなかった。

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Sato39
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Hanyu
仙人
汐月かなみ
汐月かなみ
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