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  • 2人~6人
  • 30分~45分
  • 10歳~
  • 2020年~

ミステリウム・パークレモネードさんのレビュー

225名
2名
0
約1ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

移動遊園地で殺された園長の幽霊が

霊能者たちと協力して、

園長殺害の犯人と犯行現場を探し出す

そんなコンセプトの協力推理ゲームです。

友人たちと5人でプレイしました。


このゲームは、

サイコメトリーや心霊捜査をテーマにした

ドラマや映画のように、

主人公が夢や幻を通じて事件の真相に迫る

あの世界観をゲームとして再現したものです。


だもんで、普通の刑事や探偵のように、

証拠を集めて推理するのではなくて、


殺された園長の幽霊が、

幻視(とゆうイラストが描かれたカード)を、

霊能者達に見せて、そのイラストから

犯人と犯行現場(のイラスト)を、

当てる仕組みになっています。


つまり、ヒントの絵を見て

別の絵を特定するゲームなのですが、

そのヒントの絵は園長が自分の判断だけで選び出すので、

その園長の脳内の意図をどこまで読み取ることができるか

とゆうイラストを介した以心伝心が、

このゲームの本質とゆーわけです。


ルールを軽く紹介しますと、

まず幽霊役1人を決めます。他は霊能者になります。


協力ゲームなので、幽霊と霊能者は仲間なのですが、

同時に幽霊役は正解を知っている出題者でもあるので、

霊能者達が話し合いしてる時、幽霊は見守るだけで、

会話に参加することができません。

幽霊は幻視を見せるだけの存在なのです。


そしてボードに人物を描いた人物カードを

ランダムに9枚配置します。

この中から各霊能者たちに正解を当ててもらいます。


ちなみに序盤の正解の人物は犯人じゃありません。

逆の無実の人を霊能者たちが当てるのです。


しかも霊能者1人につき1人の人物を当てなくてはならず、

赤プレイヤーはこの人、青プレイヤーはこの人と、

プレイヤーごとに当てる人物が決まっています。

(正確には正解の場所にある人物カードを当てます)


今回は霊能者は4人いるので、4人の無実の人を当てます。

では、具体的にどーやって当ててもらうか。


幻視カードとゆう

独特なイラストが描かれたカードがありまして、

園長はこれを山から7枚引いて手札として持ちます。


園長は、その手札から、例えば

正解の絵に全体の色あいがなんとなく似てるとか、

構図が似てるとか、

描かれてる小物などからなんとか連想できそうとか、

正解の絵につながるヒントの解釈をぼっちで考えぬき、

それに即したヒントのカードを選んで、

各プレイヤーごとに好きなだけ渡します。

そして渡した分だけ、すぐにカードを補充し、

常に7枚保持するようにします。


ただ園長が1人に渡せるカードの枚数に制限はありませんが、

多く渡し過ぎても混乱するだけなので、

通常は1〜2枚くらいがベストです。


霊能者達は、当然なんですが、

イラストの何がヒントになって

正解の絵につながっているのか

全くわかりません。

ただし、それを各自が1人で推理するんじゃなくて、

皆んなで相談しながら考えることができます。

(渡されたカードも全員に公開されます)


てゆーか、皆んなで相談して推理するのが基本です。

とゆーのも、結局のとこ、

全員が正解に辿り着かなければならず、

それに、全員のヒントを照らし合わせて、

全体的な視点で探ることで

それぞれの正解を消去法で導くことができたりするので、


例えば

「この人物はお前やと思う、この辺の色が似てるやん」

「とゆーことはこっちがオレかな」

「いや、こっちかも、

これは僕のこのイラストと同じ構図ちゃう?」

「じゃー、オレのはどれや?」

みたいな感じで推理していきます。


よくある推理協力ゲームなんかのプレイのように、

霊能者たちが皆んなで

ワイワイ相談しあって推理している間、


幽霊である園長役の者は、

(・・それそれ、それが正解やねん!)とか、

(あー、そーじゃないねんなー)とか、

ただただ、心の中で悶々しちゃうのですが、

そのもどかしさには耐えなあきまへん。


さて、議論の末、自分の答えがわかったら、

各霊能者達は自分の担当する色のマーカーを

正解だと思う人物カードの上に乗せます。


その後、園長が誰が正解で、誰が不正解かの

答え合わせをします。


全員が一発で正解すれば、

人物カードから正解を含む

犯人じゃないカード計6枚を取り除き、

残った犯人候補のカード3枚を脇にストックし、

続けて場所カードで同じことを繰り返します。


今度は、霊能者達は犯行現場じゃないカードを

同じように当てていくことになります。


一方、もし誰かが不正解なら、

霊能者達はまた皆んなで相談して、

不正解のマーカーだけを置きなおします。


この時、園長は、

新たに追加で幻視カードを渡すことができます。


幻視カードは常に7枚になるよう補充されてるので、

前よりはヒントになりやすいカードが

手札にあるかもしれません。


しかも他の正解した人物がいれば、

その人物や、間違いだった人物を

9枚の中から排除できるので、

不正解するたびに正解にたどり着く確率は

ドンドン上がっていきます。


ただし、このゲームには時間制限があります。


人物と場所、どちらも全て正解するのを、

6ラウンド内で実行しなければなりません。


不正解が出たらラウンドが進み、

人物当てステージが終わり、

場所当てステージに移ってもラウンドが進みます。


当然、6ラウンドを超えてしまったら

ゲームオーバーです。


んで、6ラウンド内に、

人物当て、場所当てが終われば、

いよいよ最終ステージに移ることができます。

ここでよーやく、犯人と犯行現場を当てることになります。


脇によけておいた人物3枚と場所3枚を

ランダムに人物と場所の3組のペアにして、

ボード上に配置します。


この中の1組だけが正解で、

園長は最後にヒントのカード2枚だけを提示します。

この最終ステージのみ、全員に対して2枚だけです。

1枚は人物を示し、もう1枚は場所を示し、

どちらがどっちかは秘密です。


霊能者たちは再び全員で話し合い、

1組だけを選びます。


これは一発勝負です。

見事、正解ならプレイヤー側の勝利、

不正解なら、やっぱりゲームオーバーです。


他にも園長の手札の全交換ができるチケットとか、

不正解でもラウンドは進行せず、

もうワンチャン回答ができる

目撃者カードのルールなどがありますが、

だいたいのルールはこんなもんです。


実際のプレイでは、

幽霊役を交代して2回プレイしましだが、

どちらも、無事、クリアはできました。

だだし、どちらもラウンド内ギリギリのクリアです。


人物当てと場所当てのステージは

思った以上に難しかった印象。


なんでかとゆーと、

園長が、これならわかりやすくヒントになりそうってゆう

いい塩梅のカードが手札にくることはほとんどなく、

大概は、眉間にシワをよせて

なんとか、この微妙なニュアンスが伝われってゆう

妥協して苦し紛れに出したカードばっかりで、

ヒントとして洗練せれておらず、

だから当てる方も意外に手こずっちゃうわけです。


何回か不正解者を出し、

そこから議論につぐ議論で、

コレ外したらゲームオーバー確定

ってとこまで追い詰められたりもしました。


でも、そのおかげで

クリアできるかの

ギリギリのラインを楽しむことができ、

推理の議論も白熱したのも事実です。


反対に、最後の犯人と犯行現場を

3組のペアから選ぶステージは、

わりとすんなり正解を出せました。


正解が三分の一なので、

思ったより正解を出しやすく、

最終ステージは、

その前の2つのステージをクリアできた

ご褒美的なオマケみたいなもんじゃないかなと。


ちなみに、ゲームが終わって、

なぜそのカードがヒントに使われたのかとかの感想を

みんなでワイワイ話し合う時間も盛り上がりました。


「やっぱりそれが園長の意図やったんかー」とか、

「そのヒントはわからんかったわー」とか、

たとえ正解しても、

全てのヒントを理解できてない場合も多々あり、

その答えあわせがスッキリするとゆーか、

このゲームをプレイすれば、

必ず感想の話し合いをしたくなります。

解釈が難しい映画を誰かと観た後みたいに。


1,2回のプレイでは登場してないカードもあり、

しかも幻視カードは

ディクシットとゆゲームのカードも流用できます。

適正人数も3人以上なら、

そんなに楽しさは変わらない気がします。

(2人はわかんないです)。


とゆーことで、

どーやってヒントを伝えるかのもどかしさに

四苦八苦する幽霊気分が味わえる園長と、

よくわかんない心象風景の謎を解く霊能者気分の

2つの体験ができるゲームでした。

絵解きミステリーとかが好きなら、ハマるかも。

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