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  • 2人~4人
  • 20分前後
  • 6歳~
  • 2009年~

島が見えた!レモネードさんのレビュー

168名
5名
0
3ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

自分の船で広大な海を航海しつつ、

必要な宝物を拾い集め、

最終目的地の島に一番先に到達した者が勝つゲーム。

友人たちと4人でプレイしました。


このゲームはギミックが凝ってまして、

まず広大な海のボードを作るところからはじまります。


写真をよく見てもらえば、わかると思いますが、

なんか海に亀裂がありますよね?

実は海を模したタイルが沢山あるんですが、

このタイル、本みたいにパタンと開くようになっていて、

開くとそこに島や船の航路が現れるんです。

それを全て閉じて枠の中に敷き詰めボードを作ります。


そして、各自、船のコマを1つずつ持ってるんですが、

それを好きな外枠にそったタイル1枚を開き、

そこに現れた島に配置して、ゲームスタートです。


自分の手番には、

島から伸びてる航路の1つに沿って

船をそのタイルの端まで動かし、

隣接するタイルをパタンと開きます。

するとそこに航路の続きが現れるので、

それに沿ってどんどん動かし、

またタイルの端に行くと次のタイルを開き、

船がどこかの島に到着するまで動かし続けます。

船が島に着いたら手番終了。


ちなみに航路は途中分岐してる場合もあるので、

どちらに進むかは選択できます。


手番が終了すると、

船がある島以外のタイルは全て閉じて、

また何もない海の状態にします。

手番てやることはそんだけです。


では、どーやって宝物を集めるのか?

実はゲームが始まる前に1つ決めごとがあって、

このゲームには、動物、フルーツ、真珠、財宝の

4種類の宝物が登場するんですが、

それらをどれくらい船に積み込むか(集めるか)を、

あらかじめ決めておきます。


これによりゲームの長さや難易度なんかが決まります。


例えば今回のプレイでは、

各種の宝物を2個ずつ計8個集める設定にしました。

これでだいたいプレイ時間は1時間くらいかな。


全員、自分の船内を表すボードを所持しておりまして、

そにには各種の宝物を置くスペースが5個ずつあり、

各スペースは、赤、黄、緑、青、ピンクの

5色で分けられております。

赤のフルーツ、黄のフルーツ・・・

赤の真珠、黄の真珠・・・みたいな感じです。


船を航路に沿って動かし島に着くと、

その島で得られる宝物が1つ記載されておりまして、

しかもその宝物のイラストは

5色のどれか1つの色に塗られています。

赤の真珠の島みたいな感じです。


島に着いた時、その宝物を積み込むなら、

自分の船ボードの該当する色の宝物スペースに

マーカーを1個おきます。

これでその宝物1つを積み込んだことになるのです。


だだし、もしまた航路を巡って同じ島に到達しても、

その島から宝物をすでに得た者は、

もうその島からは宝物を積み込むことはできません。

そのメモとしてスペースが色ワケされてるわけです。


つまり赤色の真珠をゲットした者は、

もう赤色の真珠がある島では真珠は手に入らず、

例えば、今回決めた目的で真珠を2つ集めるのなら、

今度は違う色の真珠が描かれた島を

探さなくてならないとゆーわけです。


こーして色んな島を見つけて、

例えば今回のプレイでゆーなら、

4種類の宝物を2つずつ手に入れたら

(色指定はなく何色でもオッケー)、

最後の目的の島を探します。


目的の島は4種類あって、

これもゲームが始まる前に

そのうちのどの島にするか決めています。

例えば今回はクコア島です。


なのでクコア島を探して海を彷徨い、

いち早くその島に着いた者が優勝とゆーわけです。


ちなみに島の中には

小屋が描かれた島が何個かあるのですが、

その島に到着して宝物を積み込まなければ、

連続手番でまた違う島を目指すことが

可能となっております。

これは小屋がある島なら何回も連続移動できます。

ルールはこんなもんかな。


このゲームの面白さは、

船を移動させるのによくあるマス目とかじゃなくて、

手番に航路を辿って次の島まで

スーーっと動かしていけるところです。

これってなんか海の上を

航海しながら移動してる気分になっちゃう。


しかも移動する航路がどう繋がっているか、

どこになんの島があるかが一切わからず、

目の前に現れる航路にそって移動を続けていたら、

いつのまにか島に着いたみたいな感じが、

未知の海を航海してる感があって良いのです。


そしてゲームが進行していけば、

やがてどこに何の島があるかわかるよーになるんですが、

すぐにタイルが閉じられので、

あいまいな記憶となり、


それに加えて航路が入り乱れてるので、

隣の島めがけて航路を進んだのに、

その横を通り過ぎて

全然違う島に行ってしまったりして、

逆に未知の島に着いて、

偶然欲しかったお宝があったりして


この航路のままならさと、記憶の混濁が、

見事に船の冒険を表現できているのですが、

でもこの航路とゆう線を辿り、

どこに行き着くかわかんない感覚、

どっかで味わったことあるなーって考えたら、

これはアレです。あみだくじです。


もちろん、あみだくじは分岐があれば必ず折れ曲がり、

こちらは分岐を選べるので厳密には違いますが、

どこに行き着くか一見わかんない感じとか、

目標に行けそーな場所から出発しても、

全然違う場所にいっちゃうとことか、

目標付近で、着くかな?やっぱ着かなーい、

いや着きそうとハラハラして翻弄される感じは

まさにあみだくじです。


運命のあみだくじ 伸るか反るかの話

運命のあみだくじ 指でなぞって

BY SCANDAL  「A.M.D.K.J.」


実際のプレイでは、序盤こそは、

とにかく何色でもいいからお宝欲しいんじゃいと

テキトーな航路でドンドン航海して

「赤の動物ゲットですー」とか

「ここに黄色のフルーツあった」とか

皆、縦横無尽に航路を辿って

じゃんじゃんお宝集めをしていたんですけど、


お宝が集まりだして、

あと何のお宝が足らないって感じになってくると

「くそー、また真珠の島やわ、

もう真珠あるからいらんねん」とか

「動物がないー」

「この島に動物おったで」

「そこいくわ、えーと、この航路やと思う」

「おいおい、どこいくねん、通り過ぎたで」

「もう波に聞いてくれ、俺はどこへいってまうんやー」

「あかん、全然、関係ない島にきてもーた、

でもここにも動物おった、ラッキー」とか


とにかく、みんなスカだったり、

当たりだったりのドラマで盛り上がりました。


そして、終盤、2人の友人がいち早くお宝をそろえ、

あとは目的のクコア島を探すのみ。


しかし、この時点で、

まだクコア島は発見されておらず、

意外にゴールに苦戦。


やがて友人の1人が

まだめくってない2つのタイルの

どちらかにクコア島があると判断し、

「この航路を辿るわ、

これが俺のグランドラインじゃー」と

可能性がありそーな航路に賭けて

見事、クコア島を発見。


ところが、その友人は、発見したにも関わらず、

無残にも通過して別の島へ行ってしまい、

その合間に、別の友人が辿った航路で

見事到着し優勝しました。

最後のデッドヒート、盛り上がったわー。


大人同士だと、普通に楽しめたんだけど

ぶっちゃけ1回でお腹いっぱいに満足しちゃって

当分はもうえーかなーって感じですが、


子供は、こーゆうの好きそうだし、

ルールが直感的で理解しやすいので、

老若男女が同時に楽しめそうです。


とゆうことで、

アナログ遊具的なギミックで童心に帰れる

ピック&デリバリーっぽい航海ゲームでした。

単純だけど、よーできてはる。

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