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  • 1人~4人
  • 45分~75分
  • 12歳~
  • 2018年~

エマラの王冠荏原町将棋センターさんのレビュー

173
名に参考にされています
2020年07月25日 17時27分

画期的な「勝利点2種類」方式。そして「ダブルロンデル」搭載で話題となりました。(詳しくはリプレイをどうぞ)

ナヴェガトールでお馴染みの3択ロンデルを、郊外と町の2つのメインボードでそれぞれ動かしていきます。先に結論を言っておきます。もう、頭の中がパニックになります。

どちらのロンデルも、たった4つの選択肢の環です。この環の中を1か2か3動くだけ。

アクションも、郊外では資源を取るだけ。町ではその資源を使うだけ。

たったこれだけ。

でも、ロンデルが2つあると、最善手が読めないんです!

アクションは、ラウンドごとに3枚のカードを1枚ずつプレイしていくノートルダム方式。始め9枚あってそれを3ラウンド3枚ずつ使います。いや、ノートルダムはドラフトするから、違いますね。エマラは、9枚のカード、全プレイヤー同じものですから、もっと単純です。どちらかと言うと、モンバサやニュートンのほうがプレイ感は似ています。そして恐ろしいことを言うと、モンバサよりアクション選択が難しいです。

よくよく考えてみると、頭の中で、3枚のうちどれを使うか決める。1つ進むか2つ進むか3つ進むか決める。郊外に置くか町に置くか決める(順不同)。そして、3つの順番を一通り通して読む。手順前後は損をしますから…

最善手とは、初手の場合、18通りのうちの1つを演繹的に見つけることですから、それを瞬時に判断なんてできません。毎手番これだけのことを考えるので、それは頭フル回転になりますよね。

エマラは、ただの拡大生産型ゲームです。郊外の資源は4種。(小麦、木材、石、布)

金もありますが、このゲームでは金は、オールマイティーの資源を表します。

町も4種。大聖堂では、本と恩恵タイルがもらえます。城では印章指輪がもらえます。市場では、任意の資源を金に交換します。建設現場では、建物の勝利点や臣民の勝利点をもらえます。

そうです。VPも2種類あるんです。建物の勝利点をBVP、臣民の勝利点をSVPと表記します。

まずBVPですが、トラックの初期位置、大体35前後からスタートします。SVPは普通に0からです。つまりBVPはSVPに比べ、取るパターンが限られていて、主に建設現場しかありません。特に大きいのは、3木材で10BVP。1木材や1石でも5BVPもらえて効率的ですが、細かくもらうとアクション数を消費してしまうので、3木材がオススメです。あとは助言者カードの大工(10BVP)、グスタフ卿(12BVP)、アントニ卿(15BVP)の3人。

一方、SVPを取る方法はたくさんあって、大きいSVPは、まず爵位のアップグレード。男爵→子爵→伯爵→侯爵→公爵と上がっていき、最後の公爵の1番手は、21SVPあります。爵位には印章指輪や金が必要なので、手数が足りない場合でも、少なくとも伯爵〜侯爵には即位しておきたいところです。もう一つは本です。大聖堂などで集めた本を市場に持っていくと、5冊で21SVPです。さらに、パンがあります。これはアグリコラみたいに小麦から作るのですが、建設現場の初期値では、3つまとめて21SVPになります。あとは、助言者カード。大きめのSVPなら、8SVPから15SVPまで何人かいます。

2種類のVPを並行して集めていくのですが、勝利条件に適用されるのは、BVPとSVPのどちらか低い方。つまり、ヘブン&エールのように2つのVPを収斂させていきます。先程言ったようにBVPが35くらい先行していますので、当然SVPを多めに取っていく必要があります。

戦略としては、指輪や金を集めて最高位を目指す公爵戦略、大聖堂を中心に繰り返す本戦略、手数が掛かりますが一人特化型のパン戦略、助言者の学者と家令のコンビを使ったカード戦略の4つか。と言っても、どの戦略も21SVP取ったら終わりというわけではありません。なぜなら、優勝ラインを70VPだとしたら、SVPの方は70増やさないといけないので、同じ戦略を繰り返すか、2、3種類兼ねていかなければなりません。

全6ラウンド(アクションカード2周分)で終わりです。ノートルダムのようにサクサク進めば表記の45〜75分で終わりますが、ダブルVPを操縦しないといけないので、一手一手(個人差はあっても)長考するはずです。完全に研究派のゲームです。評価が低いのは、このあたりでしょうか。ルールは簡単ですし、デザインが最高に綺麗なので、私は大好きです。メインボードも綺麗ですが、特に得点ボードの牧歌的な風景。美しいです。

ダブルVP&ダブルロンデル。ダブルになるとどれだけパニックになるか、未見の方はぜひお試しください。

最後に。ルールブックには上級者向けとして、郊外ボードと町ボードを分解してごちゃ混ぜにしよう!とか、アクションカードを3枚に絞らず9枚から3アクションしよう!と書いてあります。そんなこと、恐ろしすぎて、とてもじゃないけどできません!!

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  • Nobuaki Katou
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プレイ感の評価
運・確率1
戦略・判断力5
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見2
作品データ
タイトルエマラの王冠
原題・英題表記Crown of Emara
参加人数1人~4人(45分~75分)
対象年齢12歳から
発売時期2018年~
参考価格未登録
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