その他のアカウントでログイン/登録
Eメールでログイン
「参考画像」は会員が当サイトのデータベースにアップロードした画像です。
小さな王国、エマラの平穏な時代。賢王テドリウスの統治のもとで、戦争や反乱、その他の不都合なことは過去のものとなりました。
テドリウスは、やがては自分自身と同じくらいにエマラの臣民を慈しむという自らの意志を引き継いだ後継者を立てたいと考えています。
テドリウスとその助言者たちはすべての大望ある者たちの能力を試すため、実用的な課題を公布しました。いつの日かテドリウスが退位したとき、最も多くの移住者を都に招いた者が次のエマラ王となる、と。
あなたは若く、前途有望で、そして大志を抱いている貴族です。あなたは目前に迫ったこの課題の候補者として招待され、テドリウス王の好意とエマラの王冠を手にしようと狙っています。幸い、テドリウスは2人の忠臣にあなたを支援するよう命じています。彼らはあなたを導き、町と郊外の双方であなたの指示を実行する手助けをしてくれます。
あなたはこの課題に挑んで勝利を掴み、新たな王として賢王テドリウスの後継者となることができるでしょうか?
エマラの王冠があなたを待っています!
「エマラの王冠」では、プレイヤーは王国の後継者の座を目指す貴族となり、できるだけ多くの臣民を満足させることが目的です。臣民の数は得点トラック上で持っている現在の臣民点で表されます。ゲーム終了時、すべての臣民を満足させるためには住居が必要となります。住居の数は得点トラック上で持っている現在の建物点で表されます。
このため、ゲームに勝利するには、プレイヤーは臣民の数と住居の数の両方に気を配らなければなりません。ゲーム終了時、建物点と臣民点の低い方が最終得点となり、この最終得点が最も高いプレイヤーが勝利します。
町と郊外の 2 つのゲームボードを回りながらアクションを選択する斬新なゲームシステムも魅力の意欲作です。
ソロプレイです。
ふたつのメインボード、ふたつのロンデル、ふたつの得点。
どうしても欲しかったので初めて海外購入した個人的にメモリアルなゲームです。
ゲームは6ラウンドで1ラウンドは3手番あります。
9枚あるデッキから毎ラウンド3枚引いてアクションの準備をする。
要は9枚のデッキを2周すればゲームが終わります。
予想以上に早く終わります、やりたいことだらけで終わります。
ゲームが何となくわかってきた時にゲームが終わります。
そんなわけで次をやりたくなります。
個人的には好きなゲームですが、苦手ですねぇ。
4マスループの双六2つの中に自分のキャラが1人ずつ配置され、ラウンド中は1から3の目が一度だけ使え、止まったマスのアクションを行うシステム。他人がどのアクションを占有してようが特に何のペナルティもなく、インタラクションは比較的薄め。
だが、得点システムの多くが所謂早い者勝ちで先に獲得するほど得点効率が高い仕組みになっているため、程よくインタラクションがありソロ感は思ったほど強くはない。
ルールがシンプルなのも良い。インストはし易い部類に入るし、プレイヤーレベルの異なるプレイヤーで遊んでも楽しめる。
欠点はダウンタイムの長さだろう。基本的な行動原理として、まず得点の方向性を決め、それに必要なカードを探し、その獲得に必要な資源を特定し、どのような順序で移動させれば効率が良いかを考えてから初めて自分の取るべき行動が決まるからだ。更に他プレイヤーの行動によりそのプランが崩れることもあり、その修正にも時間が割かれる。
そのダウンタイムの長さから、ベストは3人戦だと考えられる。4人戦の方がインタラクションは強くなりまた異なる面白さが味わえるとは思うが、メンバーによっては思わぬほどに時間を取られてしまうことになるかもしれない。
『エマラの王冠』は、王の座を獲得するために臣民の支持を上げていくワーカープレイスメントゲームです。
2つの得点要素、2つのワーカースペースが特徴となっています。手札プレイ時に「移動アクション」と「カードアクション」の2つを行い得点をあげていきます。
得点は「臣民点」と「建物点」の2つがあり、ゲーム終了時に得点の低い方の点が勝利点になるため、バランスを取りながら得点を獲得する必要があります。
<詳細レビュー>
https://nicobodo.com/archives/crown-of-emara.html
画期的な「勝利点2種類」方式。そして「ダブルロンデル」搭載で話題となりました。
ナヴェガトールでお馴染みの3択ロンデルを、郊外と町の2つのメインボードでそれぞれ動かしていきます。先に結論を言いますと、もう、頭がパニックです。
どちらのロンデルも、たった4つの選択肢の環です。この環の中を1か2か3動くだけ。
アクションも、郊外では資源を取るだけ。町ではその資源を使うだけ。
たったこれだけ。
でも、ロンデルが2つあると、最善手が読めないんです!
アクションは、ラウンドごとに3枚のカードを1枚ずつプレイしていくノートルダム方式。始め9枚あってそれを3ラウンド3枚ずつ使います。いや、ノートルダムはドラフトするから、違いますね。エマラは、9枚のカード、全プレイヤー同じものですから、もっと単純です。どちらかと言うと、モンバサやニュートンのほうがプレイ感は似ています。
よくよく考えてみると、頭の中で、3枚のうちどれを使うか決める。1つ進むか2つ進むか3つ進むか決める。郊外に置くか町に置くか決める(順不同)。そして、3つの順番を通して読む。手順前後は損をしますから…
最善手とは、初手の場合、18通りのうちの1つを演繹的に見つけることですから、それを瞬時に判断なんてできません。毎手番これだけのことを考えるので、それは頭フル回転になりますよね。
エマラは、ただの拡大生産型ゲームです。郊外の資源は4種。(小麦、木材、石、布)
金もありますが、このゲームでは金は、オールマイティーの資源を表します。
町も4種。大聖堂では、本と恩恵タイルがもらえます。城では印章指輪がもらえます。市場では、任意の資源を金に交換します。建設現場では、建物の勝利点や臣民の勝利点をもらえます。
そうです。VPも2種類あるんです。建物の勝利点をBVP、臣民の勝利点をSVPと表記します。
まずBVPですが、トラックの初期位置、大体35前後からスタートします。SVPは普通に0からです。つまりBVPはSVPに比べ、取るパターンが限られていて、主に建設現場しかありません。特に大きいのは、3木材で10BVP。1木材や1石でも5BVPもらえて効率的ですが、細かくもらうとアクション数を消費してしまうので、3木材がオススメです。あとは助言者カードの大工(10BVP)、グスタフ卿(12BVP)、アントニ卿(15BVP)の3人。
一方、SVPを取る方法はたくさんあって、大きいSVPは、まず爵位のアップグレード。男爵→子爵→伯爵→侯爵→公爵と上がっていき、最後の公爵の1番手は、21SVPあります。爵位には印章指輪や金が必要なので、手数が足りない場合でも、少なくとも伯爵〜侯爵には即位しておきたいところです。もう一つは本です。大聖堂などで集めた本を市場に持っていくと、5冊で21SVPです。さらに、パンがあります。これはアグリコラみたいに小麦から作るのですが、建設現場の初期値では、3つまとめて21SVPになります。あとは、助言者カード。大きめのSVPなら、8SVPから15SVPまで何人かいます。
2種類のVPを並行して集めていくのですが、勝利条件に適用されるのは、BVPとSVPのどちらか低い方。つまり、ヘブン&エールのように2つのVPを収斂させていきます。先程言ったようにBVPが35くらい先行していますので、当然SVPを多めに取っていく必要があります。
戦略としては、指輪や金を集めて最高位を目指す公爵戦略、大聖堂を中心に繰り返す本戦略、手数が掛かりますが一人特化型のパン戦略、助言者の学者と家令のコンビを使ったカード戦略の4つか。と言っても、どの戦略も21SVP取ったら終わりというわけではありません。なぜなら、優勝ラインを70VPだとしたら、SVPの方は70増やさないといけないので、同じ戦略を繰り返すか、2、3種類兼ねていかなければなりません。
全6ラウンド(アクションカード2周分)で終わりです。ノートルダムのようにサクサク進めば表記の45〜75分で終わりますが、ダブルVPを操縦しないといけないので、一手一手(個人差はあっても)長考するはずです。完全に研究派のゲームです。評価が低いのは、このあたりでしょうか。ルールは簡単ですし、デザインが最高に綺麗なので、私は大好きです。メインボードも綺麗ですが、特に得点ボードの牧歌的な風景。美しいです。
ダブルVP&ダブルロンデル。ダブルになるとどれだけパニックになるか、未見の方はぜひお試しください。
(2人プレイの様子をリプレイスレに書いておきました)
最後に。ルールブックには上級者向けとして、郊外ボードと町ボードを分解してごちゃ混ぜにしよう!とか、アクションカードを3枚に絞らず9枚から3アクションしよう!と書いてあります。そんなこと、恐ろしすぎて、とてもじゃないけどできません!!
自宅で、ソロプレイした感想です。
ダイスカンフーやハダラをデザインしたベンジャミン・シュヴェアによる、資源を獲得できる郊外と、資源を寄付して勝利点の獲得や助言者の雇用ができる街の2つのエリアを、手札9枚をWロンデルで2回(18回の手番)使用するまでに、臣民点と建物点の2つのどちらか低い方がプレイヤーの勝利点となり、その中で1番高いプレイヤーが勝利するリソースマネージメント&Wロンデルゲームです。
ルール等は、下記URLから、ルールとプレイの様子の動画をご参照ください。
TableGameChannel 隔週ボードゲーム通信『エマラの王冠』
ソロプレイを3回した感想です。初めてプレイしたときは、正直何をどうしたらいいのか分かりづらかったですが、プレイ終盤に何をどうすればいいのか段々と分かってきて、すぐにもう1回リプレイしました。
2回目は、街エリアの活用の仕方と、助言者の雇用がなかなか協力であることが分かったので、資源の獲得も助言者の雇用に必要なものを集め、そこで初勝利しました。
3回目は、TableGameChannelのの動画を見て、Wロンデルの動かし方がもう少し柔軟だと分かり、そのプレイを参考にしたら74点対48点と楽に勝つことができました。
3回プレイしても毎回展開が違い、プレイする前に場の状況を踏まえて方針を決めてからでないと、高い勝利点を獲得するのがなかなか難しいです。
また、息子たちにはちょっと難しい内容かも知れませんが、もう少し成長したら一緒にプレイを楽しみたいと思える良いゲームだと思います。
[動画あり]
YouTube 「Jin's ボードゲームチャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UC_GBmG4nf3yUkaLWfvqj86g
チャンネル登録お願いします。
Twitter @jins_h
2人プレイ 先手:黄 後手:赤 (手番はラウンドごとに交互)
以前から弱いと思っていたパン特化戦略の初期値を7にして、助言者の学者と家令のコンビ戦略と戦いました。
第0ラウンドのイベントカードは、「長い夏」!
悲鳴が上がります。これはBVP初期値25という難易度の高いスタート位置。まあ、夏だし、ちょうどいいですか…
↓初期配置を決めるための第0ラウンドのイベントカード。準備が終わったらこのカードは捨てられ、次のカードが第1ラウンドの共通の効果となります。トラックにある家の駒がBVP、人の駒がSVPです。(SVPは0にいます)
初手から何をしていいか分かりませんが、郊外で資源を取るか、大聖堂や城への献上品が初期値1のときに行っておくというのが分かりやすいと思います。あるいはイベントカードに沿ってアクションするのも流れに逆らわないいい作戦です。アクションカードの9枚セットの中には、印章指輪があります。黄は最初の3枚にそれがありましたので、早速、印章指輪を1つもらい、移動は小麦へ。(小麦+1)。印章指輪を男爵に換え、即即位笑。3SBP入ります。赤は、大聖堂で本と恩恵タイルをもらい、木材小屋に職人を置きました。職人とは、資源を+1にする駒です。赤は次回から木材2もらえます。黄も小麦小屋に職人を1人置きました。次に赤は学者を取りました。学者の能力は、どんな助言者または職人も、数さえ合っていれば任意の資源で雇える、というものです。
↓第1ラウンドの町の様子。下の建設現場のパンの初期値を、最高値の7にしています。(本当は2人用は5)
第2ラウンドでは、先手になった赤が、城で集めていた印章指輪で男爵から子爵(6SVP)、伯爵(10SVP)まで一気にアップグレード。この隙に黄は、小麦小屋に3人の職人を独占することに成功!
第3ラウンド。黄は木材を大量に集め、3木材10BVPや助言者大工(10BVP)を使ってBVPを先にどんどん上げていきます。赤は、資源−1のアクションカードで家令を取りました。任意の資源で、しかも−1ですからカードが取りやすいのです。そして、この家令の能力なんですが、自分の顧問官(ロンデルを廻る人)がどこにいても、好きな場所の助言者が雇えるというもの。通常、助言者や職人を雇うときは顧問官のいる場所でないといけないのですが、これで赤は、どの場所にあるカードでも好きな資源を払って雇うことができます。
↓第3ラウンドの赤の資源と郊外の様子。このたくさんの資源のうち、小麦、石、布を使って家令を購入。家令に必要な資源と合っていないのですが、学者のおかげで購入できるのです。小麦小屋には黄の職人が3人立っています。奥の木材小屋には赤2人黄1人の職人がいます。このように、職人を立てるなら、特に木材がオススメです。黄は前半終了時、BVPを60まで引き上げました。赤のBVPは45で出遅れていますが、3木材あるのでこれを10BVPに換える予定です。
第4ラウンド。赤は、3木材と石を同時に変換し、15BVPを獲得。一気に黄色の60BVPに追いつきました。黄は、大量に貯めていた小麦をパンに変換。
↓第5ラウンド。黄色の陣営。黄は、建設現場で3つのパンを21SVPに変換!黄色も、やりたかったパン戦略ができました。真ん中のカードは裏になってますが、使用済みの大工。左下は未使用の恩恵カードです。赤は30SVPしかなく、この後、学者と家令のコンビでフリーダ卿(12SVP)、マリー卿(8SVP)を得て50SVPになりますが、先行するBVPに追いつくのでしょうか。
↓最終ラウンド。赤の陣営。赤は、この後、本1冊を城で5BVPに変換、木材1つを5BVPに変換し、70BVPでSVPを待ちますが、金が1枚足りず侯爵(15SVP)即位を断念。結局70BVPに追い付かず66SVPで終了しました。微調整を加えたら、結局赤は68VPとなりました。一方黄は、伯爵(8SVP)に即位した後、本を売り、さらに2枚のパンを焼いて変換に間に合い12SVPを追加。80で待っていたBVPを抜かし、結局微調整の後、81VPになりました。
赤は、即位できると思っていた侯爵になれなかったのが残念でした。侯爵に即位するには印章指輪1つと金が2枚必要なので(さらに公爵に即位するには印章指輪2つと金2つ必要)、結構計画通りロンデルを動かすのが難しいのです。
今回はパンの初期値を7にし、しかも小麦小屋の職人を独占したので、パン戦略が功を奏しました。しかし、デフォルトの5に戻して、小屋にも職人2人配置で、パン戦略は勝てるかどうか…。学者と家令のコンビに大差で勝ったので自信を持っていいはずなのですが…。徹底してもっとパンを焼けばよいのかもしれません。でも、手数が掛かりすぎて、すごく勇気が要ります笑
美しい夕景の得点ボードです……
いつの日か、上級ルールのリプレイがしてみたい…笑
エッセンで購入し、早速今日遊んでみました~!
いろんなリソースを効率良く勝利点に変換していこうね、という感じのゲームです。ボードゲームらしいボードでかっこいい!!
ゲームは6ラウンドで終わりです。各ラウンドは3手番なので、18手番やるとゲームが終わりです。勝利点が2種類(人と家)あり、終了時に低いほうが点数となります。なのでどちらもあげないといけません。
2人プレイ。英語ルールを読んでもらってインストしてもらってって感じです。
手番が来ると、
①移動アクション
②カードアクション
③ボーナスアクション
を好きな順で解決していきます。
①移動アクション
1ラウンドでは3枚のアクション用カードが手札となります。下の画像のように、個人ボードには1~3の移動マークが書かれているので、どこかにアクション用カードを置き、書かれている分移動します。
ロンデルのように2つのエリアがあり、森エリア(最初の画像の上側)では資源を得て、市街地エリア(最初の画像の下側)では勝利点など様々な効果が得られます。
②カードアクション
使ったカードの効果を得ます。例えば上の画像の左のカードでは単純に麦が得られます。
③ボーナスアクション
・森エリアで人を雇う(資源収入の強化)
・市街地エリアで人を雇う(勝利点や特殊な永続効果など)
・指輪とお金の納品(勝利点)
を行えます。雇うのは、基本的に今いるエリアの人のみです。
アクション自体は簡単なのですが、7種類も資源があるので、最初は何をしたらいいのか迷うと思います。
木・鉄・麦・布→森エリアで手に入るのが特徴。使い方はそれぞれだが、雇用するために必要。
本、指輪、お金→市街地エリアで手に入るのが特徴。使い方はそれぞれだが、勝利点になる。
1回最後まで遊ぶと、どういう感じに資源が手に入るのかがわかり、次はこうしよう~ってなると思います。1回目の1ラウンド目はほんと何やっていいのかわからないし、半分折返し時点で全然点数が入ってなくて焦りました。。。
ちなみにボードは裏返すとゲームに関係のない絵の部分の色味が抑えられて、より集中できるようになっています。表面もかっこいいですが、ちょっと絵が疲れちゃうので、1度絵を堪能したら裏面で遊ぶほうがいいかも!