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  • 2人~4人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2001年~

ビッグ・ショットNobuaki Katouさんのレビュー

422名
2名
約4年前

 あまやどりで、3人でプレイした感想です。

 ハゲタカのえじきやドメモ、ツイクスト、チャオチャオ、ベニス・コレクションなどをデザインした故アレックス・ランドルフによる、エリアマジョリティと競りがミックスされた不動産を取得し、1番点数の高いプレイヤーが勝利するゲームです。

 ルール等は、ルール欄の動画をご参照ください。


 3人で1回プレイした感想ですが、アレックス・ランドルフらしくルールはシンプル、プレイは悩ましいゲームになっています。

 4色のキューブが各人のパワーとなっていて、その数でエリアの最大値を取ったプレイヤーがそのエリアを取得するのですが、各エリアに7個までしかキューブが置けず、なおかつキューブ同数のプレイヤーはバッティングで取得できません。

 そのため、あるエリアに置かれたキューブが白2個・赤2個・橙2個・紫1個という場合、紫のプレイヤーがそのエリアを取得することになります。

 また、各色のキューブは18個しかないので、自分が得するようにして他のプレイヤーが損するようにキューブを置けるか(例えば、自分が白で1個・赤3個・紫3個など)が鍵を握ります。

 ちなみに、戦略欄の中でハンズさんが述べているとおり、エリア内に2個置くと、ゲームが終わりとき以外、そのエリアの支配はできないので注意が必要です。

 借金をするシステムも秀逸で、競りをする際に、各プレイヤーは1回だけ10金を借金が可能(勝利点は1回ごとに-10点)ですが、1回借りるごとに利息分を引かれて現金を渡されます。具体的には、1回目は1金減らされて9金、2回目は2金減の8金、3回目は7金といった具合に渡されます。

 そのため、借金は最大9回までで、スタート時の10金と合わせて現金は最大55金まで(-90点)となります。その中で、相手の手持ちの金額とキューブの状況を見つつ、競りを行う必要があります。

 今回のプレイでは、競りの金額が高めになるように他のプレイヤーを誘導し、自分は下りて借金もあまりせず現金を極力使わずに、中盤以降貯めた現金を使ってエリアマジョリティを確保する策に出ました。その策が功を奏して、中盤から終盤は私の独壇場でエリアを取得し、最終的には-9点で勝利しました。

 なお、最後まで借金をせず競りでお金も使わずいた方が勝てるかというと、ゲームが終わるまでに2つのエリアの取得ができていないプレイヤーは、いくら点数が高くても負けとなります。そのため、必ず借金をして、競りで勝負することとなります。

 ガチガチのインストラクションゲームで、インスト10分、プレイ45分の小一時間悩まされっぱなしのプレイになりますので、合わない人はトコトン合わないと思いますが、私みたいなガッツリ対戦し合うのが好きなプレイヤーには大好物のゲームだと思います。

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