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  • 2人~6人
  • 20分前後
  • 10歳~
  • 2023年~

ヤブロークエストレモネードさんのレビュー

163名
2名
0
5ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

紙を破ってモンスターを倒すとゆう

今までにない発想のまさに新感覚のゲーム。

友人達と4人でプレイしました。


こ、これは、アイデア、凄すぎませんか?

これまであまり見た事も聞いた事もないゲーム

まさか紙をビリビリ細かく千切りまくることを

ゲームにしてしまうなんて!


このゲームを出した時の皆んなの顔は

僕がこれを手に入れた時と同じ反応でした。

なにそれー?てゆう驚きと早くやりたいとゆう

まるで新しいおもちゃを前にした子供みたいな


つーことでルール説明します。

まず全員、色んなモンスターやら色んな武器が

ランダムにたくさん描かれた

折り紙よりもひと回り小さな紙

ステージシートなるものを1枚ずつ受取ります


んで場にボスモンスター1枚を混ぜた

モンスターカードなるもの4枚をランダムに

選んで伏せて縦に並べて配置します。


これは上から順にラウンド1、ラウンド2、

ラウンド3、ラウンド4の

それぞれの倒すべきモンスターです。


ラウンド3とラウンド4のモンスターの横に、

ボーナスカードなるものを1枚ずつ

これまたランダムに選んて伏せて配置。

これで準備はオッケー。


あとはタイマーを2分にセットして

ラウンド1からゲームスタート。


ラウンド1のモンスターカードを公開して

全員一斉に自分のステージシートを

ビリビリと自由に千切っていきますが、


もちろん千切り方には目標があります。


モンスターカードにはどのように千切れば

何点入るかが記載されており


例えばモグラなら

モグラアイコン1つとハンマー1つで1点

モグラ2つとハンマー1つで3点

モグラ3つとハンマー1つで5点と記載されてて


そのアイコンだけの紙切れになるよーに

シートを千切っていくとゆーわけです。


つまりちょうどモグラとハンマーが

1つずつだけになるように紙を千切れば、

その千切った紙は1点になる仕組みです。


ちなみにこの得点条件はモンスターによって

色んなパターンが存在します。


あと千切る紙の多さはいくらでもオッケーで

沢山千切って全て得点条件に合致してれば

その全ての千切れた紙が得点になります。


少しでも余計なアイコンがあればNGのため

大まかに千切った後に、ちょっとずつ

千切って修正していくのもオッケー。

要はラウンド終了時に完成してればいいのです


ただし次のラウンドも同じシートを使い

他のアイコンを条件にして千切っていくので

今の目的のアイコンだけを考えて

何も考えずにビリビリしちゃうと

後々、うまく紙片にできなくなるのでご注意


そして面白いことに

ステージシートの裏面にも宝やコイン、

髑髏のアイコンがまばらにあり、


得点集計時に、得点化された紙の裏も確認して

宝やコインが完全な状態であれば

プラス1点や2点の追加ボーナス点を獲得でき

ちょっとでも髑髏が残ってれば

マイナス2点のペナルティがあります。


破いていく事がモンスターを見つけて倒す

と考えるなら、裏面は手に入れたお宝あるいは

ダメージを受けた事を表現してるワケです。


そのためただ表面だけを見て千切るだけでなく

いちいち裏面も確認して千切る羽目になり

そこにゲーム性の工夫がなされています。


2分がたてばラウンドを終了して

各自の千切った紙から得点の合計をだして

同じように次のラウンドへ進みます。


ラウンド3と4にはさらなる仕掛けがあり

そのラウンドのボーナスカードも公開し、

そこにも特定条件の得点が記載されてて

それも考慮にいれて千切ることになります。


例えば武器コレクターなるボーナスカードは

武器アイコン3つだけの千切った紙も

1枚につき2点を獲得できちゃったりします。


ルールはこんなもんかな。


とにかく目的のアイコンが

少しでも削れたらNGのために

大の大人が真剣な顔つきで

おのおの紙を必死に千切ってる状況は

もうそんだけで、超おもしろ空間です。


ビリビリと紙を破る音が響く中、

誰かが「うあ、やっちまったー」とか、

「よし、これは…いける、いけるぞオレ」など

皆んなの色んな雄叫びが聞こえてきて、


例えるなら、文化祭の時の教室で

それぞれが違う作業をしてるんだけど

共通の目的のために連帯感があって

なんかワクワクして盛り上がっちゃう

あの感じに近いかもしれません。

 

もちろん条件を満たすために

どんなルートで千切っていくかを考えながら

試行錯誤して紙を千切っていく作業自体

挑戦欲が刺激されて楽しいし


なんか工作してる感覚に近いものもあって

ちゃんと千切れたら1つの作品を作ったとゆう

妙な満足感もあります。


コンポーネントを破って台無しにする仕様も

いけない事をやっちゃってるとゆう背徳感と

千切ってしまえば後には引けないってゆう

背水の陣的な不可逆の覚悟が入り混じって

それにタイムリミットが加わり

なんか変にドキドキもしてきちゃいます。


そして実際に遊べばわかりますが

2分もあればどんな点数レベルであれ

たいてい一切れは普通に作れるんですが

もっと点数を稼ぐために2枚目3枚目に

挑戦したくなり、でもタイムリミットが迫り


また千切るか?それともここで辞めとくか?

中途半端に千切って最後までうまく千切れず、

それにより他のアイコンが犠牲になって

次ラウンドでの条件達成が難しくなるかも

みたいな戦略めいた思考も働きます。


得点計算時には、

他の人の見事な千切り作品を目の当たりにして

おおーっと素直に感服したり

やらかした千切りに皆んなでツッコんだり


ちなみにステージシートは2種類あって

それぞれアイコンの配置が違ってまして

今回はどのステージシートを使用するか

どんなモンスターカードや

ボーナスカードが登場するかにより

リプレイ性もバッチリです。


それにしても、このアイデア、

あまり流通がないまま埋もれてしまうのは

もったいなさ過ぎです。

ちゃんとした形で販売してくれへんかなー。

カードやシートの種類ももっと増やして


とにかく新たな刺激的遊びをお探しの方は

機会があれば是非プレイしていただきたい

紙を破る楽しさが堪能できてオススメでーす。


追記

一般流通して欲しいなーって書いたけど、

なんと、このたびallplay社より

「Tearable Quest」として新たな形で

発売されるみたい。うれしー。

やっぱこんな凄い斬新なアイデアが

そのまんま埋もれるわけないかー。

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