王への請願おとんさんのレビュー

星6

ボドゲ300種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。小学生と2人で遊びました。2025年1月

(2人プレイのセッティング。上側のカードほど効果の高いものになっています。)

【どんなゲーム？】

3個のダイスロールで役を作ってカードをゲット！さらにカードの効果を使って出目を操作し、より高性能なカードを獲得していくゲームです。

最終的には、7個以上のダイスのゾロ目で勝敗を決します。

【小噺と感想】

2年ほど積みゲーになっていて、やっとこの正月休みにプレイしました。

積んでいた理由は明確で、「道化師」の効果が分からず(今でも良くわかっていない)、説明書を読んでつまずいていたからです。

⚪︎道化師のカード効果:

「今振ったアクティブなダイスを1つ振り直すことが出来る。」

そもそもアクティブなダイス(手番でダイスロールした直後のダイス)は、そのうち1個を確定させれば他は振り直し可能なので、この日本語はどうも理解出来ないのです。

別の表現方法で例えば、「アクティブなダイスについて、確定を1個もせずに全て振り直して良い。」もしくは、「ダイスを確定する事なく、もう一度振り直して良い。」であればすんなり理解出来るのですが。

(とりあえず、今回は道化師の効果はムシでゲームを進めました。)

で、実際にプレイしてみたら、思っていた以上にサクサク進むゲームだと分かりました。

手番では、なんらかの出目で1枚はカードを貰えます。(何も「役」がなくても「道化師」のカードはもらえる。)

2人プレイでは公開されているカードは20種ほどなので、ひとり10手番もやれば勝敗は決着している感じになります。

個人的にダイスロールが好きなので、運を頼りにジャラジャラとたくさん振りたいのですが、このゲームは出目操作がかなり強力で、振り直しに賭けるよりカードの効果を上手く使った方が効率的です。そのため、あまり振らなくて良い感じになってしまいます。

終盤はカードをたくさん使えるので、ほぼパズルをやっている感覚です。それも面白いので良いのですが。

⚫︎良い点

ルールは簡単。

毎回カードを獲得できて増力感が味わえる。

サクッと遊べる。

⚫︎気になる点

意外とダイスロールのないゲーム。

「道化師」の説明文がわかりにくい。

ダイスは1セットしか入っていません。快適に遊ぶなら自前で追加すると良いと思います。ひとり毎に８個あるとベスト。

⚫︎悪い点

特に無し。