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  • 2人~4人
  • 90分~120分
  • 10歳~
  • 1999年~

ティカル稲垣(ふぇありん告知担当)さんのレビュー

585名
13名
0
4年弱前

ティカルは最高のボードゲームだ。

初めて遊んだ20年前からずっとこのゲームは自分の中で「ボードゲームの王」として輝き、鎮座している。


異論はあるだろう。

自分にとっては、当時遊んだ仲間が最高だったのでゲームも最高だったという錯覚かも知れないし、20年の時を経た今ならより洗練された面白さを持つゲームもたくさんあるに違いない。


それでもなお、ティカルというゲームはボードゲームとはゲームシステムとフレーバー、アートワークが織りなす総合芸術であることを自分に教えてくれた、特別な作品である。


火山が燻るジャングルで未踏の遺跡を求めて探検するロマン。

自分が見つけた遺跡を相手に横取りされるスリルと、逆に奪ってやった時の爽快感。

アクションポイント制が生み出す自由度の高い戦術。

いつ火山が噴火し得点集計が始まるかもしれないという緊張感。

なにより、それらを彩る美しいアートワークと木の駒の温もり。

そしてインパクト抜群のパッケージイラストとそこに輝く「ドイツ年間ゲーム大賞」「ドイツゲーム大賞」のクラウンマーク。


ゲーム開始時には鬱蒼としたジャングルも、ゲームが終わるころには美しい遺跡群が顔を出す。例え負けたとしてもゲーム盤の美しさを見れば勝敗などどうでも……よくはならないが、それでも悔しさよりも満足度の方が余裕で上回る。


そして、このゲームがきっかけで自分はドイツにはボードゲームの賞が複数あることを知り、またクラマーとキースリングという天才デザイナーを知り、彼らの作成したメキシカやジャワといった姉妹作の存在を知り、ボードゲームという沼に一気にハマっていった。


ティカルは自分にボードゲームの魅力とその文化の奥深さを教えてくれた最高のゲームなのだ。


今はより世界観を前面に押し出したパッケージデザインの新版が出ていて、この作品が今なお一級の面白さを持つことが証明されているようで個人的には凄く嬉しい。

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稲垣(ふぇありん告知担当)
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