QE鳴屋さんのレビュー

率直に遊んだ感想を言う！

競りゲーム。Q.E（Quantitative Easing 量的緩和）、つまり金を作りまくって使いまくる💸

最大にして強烈な特徴であるのが、本作には所持金と言う概念が無い。　つまり金が無限にあって、使いたい放題であるという事を意味してます。　テーマに合ってますね☺️

ただし、ゲーム終了時に最も金を使ったプレイヤーは敗北するというルールがあるため、言うほど好き勝手できない。　とは言え、商品(不景気だが潰してはならない大企業)を競り落とさなければ、そもそも勝てないのが憎らしい、よくできたゲームです❗

競りは一発入札ですが、親がまず入札金額を公表してから子が秘密裏に入札を行うシステムなので、金額の相場観はそれほど気にする必要がありません。　一発なのでレイズ合戦のような意地の張り合いも無く、テンポよく進みます。　ただし落札金額は公表されません(落札者本人と親は知ってる)ので、誰がいくら使っているかは、場の読みで何となくわかる程度🤔

金の使い込みを気にしながら、それでも金を使わないと勝てないという所が猛烈に刺激的でした❤　震える手で０を追加したものです(笑)　しかもそれでも落とせなかった時は…驚くしかないですね😨　ハイパーインフレがなぜ起きるかも学習できます(笑)

プレイ人数は３～５人ですが、親に対して子という立場なので、4,5人は欲しい所です。　５人だと商品の入手が分散しがちなので、点数にした時の手応えが薄いです。　4人がベストかな？って思ってます。

まとめると…

Good👍
なかなか他に無い感覚の競りゲームだと思う。　いくらでも金が使える事、使い過ぎるとドボン、一発入札、これらが上手く機能し、絶妙なプレイ感を醸し出しているのかもしれない。　子は入札の楽しみがあるし、親は誰がいくらで入札してきているかの内情が見れて楽しいです。　これは親しい友人らと、やんわり遊ぶのが吉だと思ってます☺️

Bad👎
ケチな性格の人には向かないかもしれませんね。相性と言いますか…　あと金勘定(管理的な意味で)ができない人も多分キツいのではないでしょうか？　忠告としては、プレイマットはケバケバしたものを避けた方が良いです。水性ペンで書いた面を下向きにする事が多いので、何を書いたか消えてしまう事もあります😫