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  • 2人~4人
  • 60分~100分
  • 12歳~
  • 2018年~

ニュートンmaroさんのレビュー

786名
3名
0
4年以上前

ひと昔前は重量級ゲーム、長時間ゲームといっても、ルール的には主要なメカニクスが1つあって、それに

いくつか付加価値的な要素を含んだゲームが主流でした。なので実際プレイしてみると意外とシンプルな

システムだったりするものでした。


いつからか(2000年代後半くらいからですかね)重量級ゲームは複雑化の一途をたどるわけですが、

この、simone luciani作のニュートンもいろいろなメカニクス、要素をごった煮にしたようなゲームです。

17世紀の学者となり、ヨーロッパを巡り、技術の研究などを行うことで、書棚を充実させ、 研究者として成功

することを目指す・・・・


へ? という感じですが、内容は、モンバサに似たアクションカードのプロッテイングを軸として、

業績トラックを進めたり、技術トラックを進めたり、ヨーロッパの各地を旅したり、講義をすることで

収入や得点、カードの獲得を行っていきます。

テーマだけきくとイメージし難いですが、実際にプレイすると意味が分かります。

 

でもこのゲーム、何か突き抜けた所がないんですよね。

クランスオブカレドニアも、モンバサも、エバーデイルも、アンダーウォーターシティも、1つ1つのメカニクスを見ても目新しくはないです。

(モンバサのカードプロットは意外でしたが)。

しかし、他のゲームの影響を強く取り込みながらも、これらの作品では独自の境地を感じられたのです。個人的な感想ですが。

ニュートンにはそれがない。

マニュアルを読んだ時も、プレイした時も、プレイし終わったあとも、新鮮さは感じられません。

素晴らしいことは、luciani氏の他のゲーム同様、バランスは抜群と思います。


業績トラック、技術トラック、マップ、がそれぞれ独立しており、それぞれに手を付けて

いかなければならないが、手番で行うのはカードを1枚プロットするのみ。

偉人カード、本棚の重要性はいうまでもありませんが、どのように勝利点を獲得していくかの悩みどころが

たまらないです。

たとえばマルコポーロなどもそうですが、ゲーム開始の時点で、各トラックボードのタイル状況を見て、

ある程度の戦略を考えておかなければいけない。駒を動かす前から戦いは始まっている感じですね。


と、プレイし始めれば楽しいですが、他のなみいる名作・傑作ゲームを差し置いてこれが選択されるか、

というとそこが若干ひっかかるところです。3人で2時間程度、軽めの重量級というライバルの多い帯域

だけに、なおさらです。

だけど逆に末永く(細く長く)遊ぶことのできる作品なのかな、なんて思ったりします。

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