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  • 3人~6人
  • 30分前後
  • 14歳~
  • 2016年~

舞星・雅Bluebearさんのレビュー

487名
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0
7年以上前

『ラブレター』で一躍有名になったカナイセイジさんの初期デザイン作の再販です。

伝説の芸者を継ぐための若い芸者たちのしのぎを削る争い?がテーマ。

ちなみにタイトルからイカしてる。

『舞星』と書いて「マイスター」!

どうです?粋でしょ?(^o^)

能力が異なる自分の芸者を選び、手札を使って金子(きんす)を稼いでいきます。

そうです、芸者の世界はどれだけ自分の魅力で客を取り、金子を稼ぐことができるかどうかが存在意義の全てなのです!

手札は基本的に2種類の使い方があって、「協力者となって街中で宣伝してもらう」か「実際に客となって金子を払う」か、どちらかになります。

宣伝してもらうなら、手札を1枚引いてから宣伝役のカードを出します。(合計の手札は減らないわけです。)

その代わり自分の技量(芸事、接客、教養)が少しだけ上がります。

客になれば、馴染みとして各ラウンド最後に指定の金子トークンを受け取るのですが、必要な技量を満たさないと上客は呼べません。また、各カードの特殊能力も使うことができるので、とっても大事。

それじゃあ、じっくり技量を上げてから、上客カードを出していけばいいんじゃないか?

…と思いますよね。

ところがどっこいここに仕掛けが!

誰かの手札が無くなったらゲーム終了なのですよ。

しかも、先に手札を使い切ったプレイヤーには金子ボーナスが付くのです!

だから、ゆっくり宣伝してると、まともに客が付かないうちに終わっちゃうわけです。しかも、残ってしまった手札は全て減点対象になってしまうシビアさ!

ここにジレンマと焦りがあるわけです。

ちょっと変わった和風で味のある世界観(芸者キャラクターそれぞれにストーリーが設定してある念の入れよう!)で、なかなか良いゲームでした。

補足:同じデザイナーの『成敗』を知っている人は、思わずニヤリ。

闇の仕事人のあの人が、表の顔として芸者の一人として登場するのです!こういうネタも嬉しくなりますよね。(基礎能力の高さはお見事。ただしその分ハンデで初期手札+2枚)


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