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  • 1人~4人
  • 30分前後
  • 11歳~

伝説のオブシディアンデュエル勇者アッキーさんのレビュー

476名
8名
0
9ヶ月前


プレイヤーは大量のカードから自分だけの最強戦団を構築してNPCとカードバトルを行い、他の参加プレイヤーとスコアを競い合うTCGタイプのボードゲームです。


最大の特徴はNPC(オートマ)とのオートバトル(自動戦闘システム)。特定の状況や特殊効果などを除き、オートバトルは一度スタートするとバトル終了までノンストップで行われます。また、参加プレイヤー同士では直接対戦をせず、「各プレイヤーそれぞれがNPCとカードバトルを行う」というところがポイント。

見た目は軽量級ですが、 ゲーム内容はかなり充実しており、中量級レベルのボドゲという印象を受けました。カードバトルに要素を限界まで詰め込んだ、かなりやりごたえのあるTCGです。


戦団は自軍と敵軍ともに5枚のカードで編成。200枚を超える超大量のカードが同梱されており、カードすべてオールユニーク。非常に高いリプレイ性とランダム性があり、インディーズボドゲでは他に類を見ないような内容になっています。

ゲームモードは参加者全員で得点を競い合うバトルロイヤル(1~4人)ほか、チームバトル(2vs2タッグマッチ戦・2人協力プレイ)、ソロプレイに特化したソロランがあります。

ゲームモードや状況にもよりますが、プレイ時間は約1時間ほど。ソロプレイのみの長文レビューになりますが、参考にしていただけたら幸いです。



ソロプレイ評価:かなり楽しい
(80点:Aランク


戦略・判断    ★★★★★★★★
攻防・戦闘    ★★★★★★★
運要素      ★★★★★
交渉・取引    ☆☆☆☆☆
アート・外見   ★★★★★
斬新さ      ★★★★★
緊張感      ★★★★★
リプレイ性    ★★★★★★★★
ランダム性    ★★★★★★★★
パズル要素    ☆☆☆☆☆
プレイスペース  ★★☆☆☆
プレイ時間    ★★★☆☆
準備・撤収時間  ★☆☆☆☆
ゲームの複雑さ  ★★★★☆
ゲームの難易度  ★★★★☆
プレイ人数    1~4人 
販売価格     7900円

【各カテゴリー要素についてはこちら】
https://braveaki.game.josoakixpooh.com/2024/02/02/



【ゲームの流れ】


大まかなゲームの流れとしては、以下です。

【初期ゲーム準備】


①カードを3枚引きレリック選択
②カードを5枚引き敵軍にカード配置
③カードを5枚引き自軍にカード配置
④自軍のカードを好きなように並べる
⑤各カードの配置効果あれば発動
⑤ラウンド開始時のレリック発動
⑥オートバトル開始



【タイムテーブル(メインフェイズ)】


①術カード発動
②永続効果の確認・発動
③発動効果
④アタック
⑤昇天効果
⑥永続効果の確認・発動

タイムテーブルの各アクションを自軍と敵軍(NPC)交互に行います。特別な状況を除き、敵軍は先頭のカード以外は裏向きで非公開。④アタックを含め、先頭のカード同士がどちらか倒れるまでバトルを行い、倒されたカードは墓地に送られます。次のカードを公開し、これを繰り返しバトルが自動で進行します。(①~⑥→①~⑥...以降繰り返し)

敵の場のカードをすべて墓地に送ったらバトル勝利。逆に自軍の場にあるカードがすべて墓地に送られ、手札を含めすべてなくなったらバトル敗北となります。手札のカードがあるなら、それがなくなるまでは場に並べてバトル続行が可能です。



これをラウンドごとに決められたバトル数だけ繰り返したらラウンド終了。その後は得点計算してお宝獲得(バトルの勝利数×2ポイント+お宝。敗北→1ポイントのみ)。その後はショップでお買い物フェイズ。ランダムに4枚のカードがショップに公開され、手札にあるカードと手に入れたお宝で買い物ができます。

これを5ラウンド繰り返します。(合計11バトル。ラウンド数によりバトル数が異なる) その後は延長バトルも可能。最終得点計算で最も高い点数を獲得できたプレイヤーの勝利です。


※ラウンド終了時やショップでお買い物時などに発動できるレリック効果フェイズなどもありますが、ここでは省略しています



レーティング機能が採用されており、バトルに勝利した得点に応じてレーティングが上昇。(獲得した得点が低いとレーティングがダウン) 一定のポイント達成でランクがレベルアップし、様々なボーナスを獲得でき、その後のゲームを有利に進めることが可能です。

さらにエリートカード(レアカード)もデッキに追加され、より派手なゲーム展開に。繰り返しプレイすることが前提になっており、やりこみ要素も充実。



最高ランクに達すると、さらなる上級レベルのアセンションモードをプレイすることが可能。6つの異なる条件を自由に追加でき、難易度もさらに上昇しますが、条件ひとつごとに勝利ポイントも+3点追加されて高得点を狙いやすくなります。(1ラウンド目からエリートカード出現・敵戦団もすべて表向きで各カード効果発動など)


【ソロプレイの詳細】


ソロプレイは通常のスコアアタックモードほか、ソロプレイ専用のソロランモードがあります。このモードはいわゆる「NPCとのタイマン勝負」。プレイヤーの分身であるオピニオンを1枚選び、専用の個人シートにセット。同時に、NPCの分身である敵のボス側にもカードをセットして準備完了。

オピニオンorボスは戦団の後方のポジションに居座っており、通常の戦団(5枚)に追加して戦闘に参加します。場にあるカードに加えて手札もすべて墓地に送り、その後オピニオンorボスを撃破した側の勝利で、相手の体力を1削ります。(場と手札合わせて10枚以上あればダブルブレイク。さらに追加で1ダメージ)

その後はショップでお買物が可能。これを繰り返し、最終的に相手の体力をゼロにすれば勝利。こちらの体力がゼロになれば敗北となります。



難易度は4段階(イージー・ノーマル・ハード・ローグライク)から選択でき、それに合わせてオピニオンの体力が変動。ボス側もカードのレアリティに合わせた体力で難易度も変動します。オピニオンもボスもすべてのカード(術カード除く)を使用できるため、とんでもない数の組み合わせとリプレイ性、幅広い難易度設定が可能です。

基本は通常のゲームルールと同じですが、バトルクリア数の制限やラウンド制限はなし。ボスカードを倒すには、相手の場にあるカードに加え手札もすべて全滅させる必要があるため、難易度はかなり高め。レーティングアップの条件も厳しいため、ゲームにある程度慣れた人向けのモードと感じました。


【良かったところ】


①【超大量のカード】


このゲームの最大の魅力でもあるのですが、 240枚のカード(追加拡張で272枚)が同梱されており、カードタイプは9種類(剣・盾・射・魔・命・竜・獣・鬼・術)、さらに6種類のレアリティがあり(コモン・アンコモン・レア・スーパーレア・スペシャルレア・レジェンドレア)、カードを見ているだけでも楽しめます。

すべてのカードはオールユニーク。各カードや種類ごとに様々な効果や特殊能力があり(永続効果・先制攻撃・盾持ち・アンデッド能力・即死能力・合成・カードドロー・ドラゴンブレス他)、一見するとあまり使い道がない能力持ちのカードでも、意外な組み合わせで絶大な効果を発揮できたり、相乗効果でさらに能力が高まったりなど、無限大の組み合わせが可能。それらをあれこれと考えるだけでも面白いです。

制作者さんであるGRANDNOTEさんの毎度おなじみ手描きイラストも、昭和世代のわたしにとっては懐かしさを感じるところがあり、カードそのものに非常に好感が持てます。


②【戦団の構成とランダム要素】


初期はランダムに5枚の手札に始まり、ショップでお買い物をしたり、同じカードを組み合わせて合成したり、 ときには敵軍のカードを強制的に合成しつつ、自分だけのオリジナル戦団がどんどん強くなっていくのが非常に面白いです。お買い物終了後は同じ種類のカード3枚を消費して、強力なエリートカードやレア度の高いカードをガチャできたり、レリックをさらに追加することも可能。

伝説のオブ~は自分だけの最強戦団を作り「俺TUEEE...!!!」を目指して無双するゲームなのですが、そんなに強力な部隊を作成できるほど甘くはありません。戦団を強くするには、その多くがランダム要素により大きく左右されるため、望むカードが全く手元に来ないことなんて当たり前なのです。

そこで面白いのがこのゲームのオールユニークカード要素。たとえレアリティが低く弱いカードでも、組み合わせカードや発動タイミングによって思わぬ効果を発揮することがあり、レア度の高い強力な敵戦団を撃破することも可能。「いかにして劣勢から巻き返すか」を考えるのが、たまらなく面白いのです。逆に「最強軍団だ!ヒャッハ~☆」という状況でも、敵軍NPCの公開されたカードアクションひとつで状況が一変。自軍が全滅することも普通にあります...

どんな戦団をつくるか?どんな方向性で強くしていくのか?そのすべてはプレイヤーの自由。運要素も大きいですが、「うまくいかないもどかしさ」が逆に面白く、この流れはまさにローグライクであると感じました。
カード数は上限が設けられており、手札のカードが17枚以上の場合はバトル開始前ランダムに墓地に送られるため、力押し作戦ができないのもよくできています。ちなみに、わたしは防御力の高い盾カードなどを積極的に集め、さらに合成させる超鉄壁の防御戦団が基本スタイルです。


③【レリック効果】


ラウンドスタートやラウンド終了時、ショップでお買い物時などに保有しているレリック効果が発動するのがとても面白いです。ほかのボードゲームで例えるなら、これはまさに固有能力ですね。

すべてのカード下段にレリックの能力があるので、200種類以上ものレリック効果。これには驚きました。ラウンド開始時に相手の戦団にダメージを与えたり、自軍に防御を付与したり、お買い物時に割引で買えたり、手札が尽きてバトル終了時にカードドローできたりなど、ここでは紹介しきれないくらいたくさんのレリック数があります。

レリックはお買い物終了時に必ず手札から1枚選ぶ必要があり、何枚でも所持可能。もちろんたくさんあったほうが有利な展開になります。ちょっと微妙な効果のカードや、なかにはルールを大きく変更するレリック効果もあるため(例:すべての術カードが〇〇に変化など)、組み合わせによってはゲーム展開が大きく変わる場合もあります。ただ、これも運要素が大きく絡んでおり、なかなか理想のレリックを獲得できないのも面白い要素になっています。



④【オートバトル】


各ラウンドごとに設定されたバトルはすべてオートシステムで、前述したタイムテーブル(①術カード→...⑥永続効果の確認・発動)を繰り返して自軍→敵軍で交互に処理していくため、一度バトルが始まればノンストップでバトル終了まで自動進行。もちろん処理はプレイヤーが行いますが、この自動バトルを客観的に眺めるのは、他のボードゲームやTCGにはない珍しさがあり、これはなかなか面白いですね。

場に並べる5枚のカードは、シャッフルした手札から何が公開されるかわからず、せっかく戦団に組み込んだ強カードがこないこともよくあります。しかし手札から5枚のカードを場に出した際は自由に並べ替えができるため、オートバトル前に戦略をあれこれ考えるこの時間が、とにかく楽しいと感じています。


⑤【術カード】


術カードはいわゆるアイテムカードのような扱いになります。これはタイムテーブル①術カード使用のタイミングで発動可能。

プレイヤーが唯一オートバトルに加入することができるカードでもあり、術カードは手元にストックも可能です。ここぞというタイミングで発動させ、見事決まったときの爽快感はかなりのものがあります。術カードは全部で40種類以上もあり、インスタント効果と装備効果の2種類があります。

①【インスタント】...効果を一回だけ使える。使用後は墓地に送る
②【装備】...場にあるカードに装備させて様々な能力を付与できる



⑥【負傷ルール】


相手からの攻撃を受けると必ず負傷が入り、3つ蓄積されると墓地に送られるルールが良くできています。

こういったゲームは「HP+DF-ダメージ=残HP」などがお決まりで、計算がちょっと面倒に感じるのですが、ややこしい概念をなくしており、シンプルなシステムで個人的にとても遊びやすく感じました。とりあえず相手に攻撃を与えれば負傷を蓄積できるので、たとえ自軍の弱いカードでも活躍してくれます。カード合成や術カード効果で負傷を5まで受けることも可能。

ただ、これは敵軍にも言えることであり、油断すると自軍先頭の強カードに負傷が蓄積。墓地に送られてしまうのはよくあること...(泣)


⑦【ルールブック】


ルールブック後半に、同梱されている240枚の各カード効果すべて(レリック効果・拡張32枚含む)が記載されており、これは流石にまいりました。ルールブックは合計80ページ以上。制作者さんも「今後は二度と作れないです...」とお疲れの言葉もあり、本当によく作ったなぁと驚くばかりです。(これを1人でやってのける制作者さんが、日本に何人いるのか...?)

カードゲームの資料カタログ的な感じで読むことができ、カード効果がイマイチ分からないときは非常に助かっております。ちなみに、わたしは寝る前とかにルールブックをちょこちょこ眺めており、ファミコン時代に説明書を見ながらワクワクしていた懐かしい自分を思い出しました。

そのほか、前作ワルプルギスで好評だった世界観やゲーム攻略アドバイス、おまけの設定資料などが今作もバッチリ記載されており、制作者さんの愛を感じます。



⑧【持ち運びやすさ】


収納箱は25×20×5の小型。カードゲームなので準備や片付けに時間もかからず、持ち運びしやすいのも嬉しいですね。

我が家では重量級ボドゲが多いため、こういったボドゲは非常に貴重でありがたいです。しかし内容はかなり充実しており、個人的には豪華な状況で楽しみたいため、KSで入手した専用プレイマットほか、別ゲームの各トークンやミニチュア、★9以上のレアカードにキラキラスリーブなど、リッチなスタイルで楽しんでいます。↓




【気になるところ】


・タイムテーブルの流れや2ラウンド目からのゲーム展開ほか、特に各カードの特殊効果やオートバトル時のNPC側の動きが慣れるまで戸惑いました。(このカードはこういった場面でどう使うのか?など)これは実際にプレイした多くの人が感じていたようです。
ただ、これはこれほどまでの大量オールユニークカードがゆえに仕方のないことだなともと感じました。幸い、一つ一つのカード効果(レリック含む)がルールブックにすべて記載されているため、今でも頼りにしています。(どうしてもわからない場合、カードをゲームから除外するか、自分にとって都合の悪いように処理をさせてます)

・戦団が強力になる3R辺りから展開が派手になり、特殊効果や永続効果などが同時に発生しやすく、処理ミスや処理に追われたり、それに合わせてプレイ時間も伸びます。最悪の場合はゲーム進行がストップしてテンポが悪くなることも。
オートバトルではあるものの、ゲームに慣れないうちは疲れやすく、連続プレイはちょっとしんどいかもと感じました。対策として、我が家ではトークンを活用したり、戦団を4部隊(4枚置き)・レリック保有数制限・4ラウンドで終了(+延長バトル)などハウスルールで工夫しています

・状態効果や永続効果などを表す専用トークンがあると良かった。個性あるイラストの黒曜石チップや聖盾チップなどはしっかり同梱されているため、これは非常に惜しいです...

・カード効果の各文字がやや小さく、年寄りの老眼には堪えます(自分自身の問題ですが)

・タイトルでもある「伝説のオブシディアンデュエル」が未だに言いにくいです(笑)リメイク前の作品名は「ドラゴンガンフォース」だったようで、そちらが好みでした



【総評】 10/8


オートバトルという珍しいゲームシステムに、カードゲームの面白さを限界まで詰め込んだ作品です。わたしはTCGが苦手なのですが、これはかなり面白かったです。他のレビュワーさんもおっしゃっていましたが、まさに「ソロ向けTCGの1つの到達点」という印象を受けました。

ただ、ちょっと盛りすぎたのか、オートバトルのルール把握がやや難しかったり、様々な処理に追われたりなど、気になるところもちらほら。しかし個性ある大量のオールユニークカードやルールブックの凄まじい出来などがそれを補っており、非常に好感が持てます。

昭和世代のわたしにとっては、特殊能力やイラストなどがビックリマンシールやカードダス、D&D等に似ているところもあり、懐かしさが込み上げてきて嬉しく思いました。



各カード効果やバトルの流れを少しつづ理解しながら、ゲームを焦らず繰り返しプレイすることでだんだん慣れ、ある時期から急激に面白さが加速。レーティング上昇ごとにレアカードがどんどん追加されてかなり派手な展開を楽しめるようになり、このゲーム本来の面白さを実感できるようになりました。
万人向けのゲームとは言えないものの、そこまでたどり着けるかどうかがこのゲームの真の魅力を味わえるポイントになると感じています。

なお、ルールや様々な疑問点などはQ&Aが作成されており、制作者さんに直接質問をすることも可能です。↓


【伝説のオブシディアンデュエルQ&A】

https://drive.google.com/file/d/1jlWccO8ba8oUg0IIhcIeR2SHANLCbfUV/view



個人的には「大量のカードでハチャメチャオールバトルを楽しもう!」という雰囲気がすごくお気に入りで、ゲーム終了後はカード一つ一つの魅力を、ルールブックの一覧表とともにゆっくり味わう。そんなゲームの魅力があると感じています。過去作品のキャラなども今作でカード化されているのは嬉しいですね。(ホワイトアウトの森など)

わたしはソロメインですが、プレイヤー2人以上の対戦プレイではバトルごとに敵戦団のデッキが交換されるため、相手プレイヤーにわざと強い敵戦団を送り込み、嫌がらせなどができるようです。これは対戦パズルゲームのような魅力があり、なかなか面白そうです。一度プレイしてみたいですね。



余談になりますが、最近は国内のインディーズボードゲーム(同人ボドゲ)もかなり増えてきましたね。わたしもこれまでに様々なインディーズボードゲームをプレイしてきました。デジタルゲームも含め、かなり楽しめたものもあれば、ちょっと残念なものもありました。

インディーズゲームの魅力といえば、わたしはやはり「独創性のある作品」だと思います。厳しい話になりますが、もし大手や人気作品と似たようなもの(またはそれ以下)、独創性のないありきたりなものならば、そのほとんどは残念ながら埋もれて終わりという悲しい結果になってしまいます。(これはボドゲに限らず多くの業界に言えること...)

わたしは「独創性+それなりの基盤やバランス」という作品を好みますが、これまでに遊んで楽しく没頭できたインディーズゲームはそれが共通していました。
今作の制作者であるGRANDNOTEさんは、前作のワルプルギス含め「人と違う個性あるものを作りたい」という思いがよく伝わってきます。「伝説のオブ~」は気になるところもありますが、他にはない珍しいシステムやルール、マルチプレイよりもソロプレイを重視、大容量のルールブックなど作品そのものに愛を感じる部分があり、やはり惹かれるところがあるなぁと感じています。



今後は怪しい雰囲気のワカプレやダンジョン無限探索などの新作ボドゲを計画しているようで、どんな風に仕上がるのか楽しみなところです。

わたし自身かなりの低所得者でありますが、もちろん他の人気ボードゲームも楽しみたいし、ボドゲ以外の色々な趣味も楽しみたい。予算や時間に限りはあるものの、国内のインディーズボードゲームを今後も楽しんでいこうと思います☆

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