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  • 2人~6人
  • 30分~120分
  • 14歳~
  • 2016年~
78名
0名
0
1年以上前
 『最後の金曜日』は1980年に公開されたスラッシャー映画の名作「13日の金曜日」に始まる一連のシリーズを参考にデザインされ、Pendragon Game Studioから2016年に出版された多人数ゲームです。版権の関係で地名などの固有名詞は流用されていませんが、湖畔のキャンプ地を訪れた5人の若者達が斧を持った殺人鬼に襲われると言った6人プレイがベストのゲームです。シナリオは4本で、連続でプレイするキャンペーンプレイも可能となっています。キャラが殺害される(特にシナリオ1と3)のは規定路線であるため、固有の特殊ルールが設定された15人の男女がカード化されています。シナリオ1は殺されない様に逃げ回ります。シナリオ2は逆襲に出ることで撃退するのが勝利条件です。シナリオ3は自分たちだけでなく、初登場となるNPCの命も守れないと即ゲームオーバーになります。シナリオ4はキャンパーの中に殺人鬼がいると言う特殊な設定で、そこに登場するNPCに殺人鬼を倒してもらわねばなりません。ボートがあれば横断することもできる湖を中心に、侵入可能な5つの小屋も描かれたアパッチキャンプ場は、ポイント・トゥー・ポイント式のマップとなっていますが、全てのポイントではなく、その一部だけに数字を割り当てることで、物理的な移動のしやすさの再現とプレイアビリティーの両立に成功しています。奇数番手のシナリオと偶数番手のシナリオで難易度が違うのは仕方ないと思っていたのですが、2021年にAres Gamesから出版された改訂版(Revised Edition:ボックスアートが別物)が登場し、殺人鬼が更に手強くなりました。そちらを買い直すくらいなら、映画でコラボしたあいつも登場してくる拡張キットの『Return to Camp Apach』を入手した方が良いでしょう。
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