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  • 2人~14人
  • 5分~15分
  • 8歳~
  • 2022年~

イト レインボーうえにぃさんのレビュー

106名
4名
0
2ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

みんなで価値観を共有しよう

「ito」は、配られた数字を、お題に沿って表現し、その順番に並べるゲームです。パーティゲームとして結構有名だと思います。


ゲームの進行は簡単です。

まず、全員で「今回のお題」を設定します。これは後の数字を表現するときのテーマになるものです。例えば、「使ってみたい超能力」とか、「悪行の度合い」とか。混乱しないように、数字が大きくなるにつれてどう変化していくかを確認しておいたほうがよいかも。1はほぼ善行、100は聞くに耐えないおぞましい悪行とする、みたいな。

次に、全員に1枚ずつの数字カードが配られます。数字は1〜100まであります。これを、誰にもみられないように確認します。

そして、考えついた人からお題に沿って、その数字を表現します。例えば、お題が「子供の好きな食べ物」なら、80という数字を表現するなら「おすし」とかでしょうか。

これを全員分聞いて、全員で相談しながら、小さいものから順番になるように、裏向きに数字カードを並べていきます。このときに表現を変更するのもOKです。

すべて並べ終えたら、順番に公開していきます。小さい方から順番に並べられていたら成功です!


「ito レインボー」はこれまでのitoに収録されていたお題カードの内容が変化しているのに加えて、「ニジノイト」という遊び方ができるセットが入っています。


「ニジノイト」とは…2チームに分かれてitoをプレイし、その正確さで対戦するゲームです。

片方のチームが並べ替えを完成させたなら、相手チームに「あと1分」と宣言し、砂時計をひっくり返します。相手チームはその1分間に並べ替えを終えなければなりません。Geoguessrの対戦モードに似ていますね。

両チームが並べ終えると、お互いに結果を公開していきます。1ミスにつきー1点。マイナス点が多いほうが負けです。

砂時計が落ちていく様子を見て焦りながら順番を揃えるというのは、これまでのitoでは体験できないものです。ito以上にチームワークが大事になります。2チームで分かれるため、人数が多くてもできるのがメリットです。

また、自分が置いたカードがどれか分かりやすくするマーカーの機能を持つクリスタルも付属しています。

前作同様、「アカイイト」で遊ぶこともできます。


私の時はやらなかったのですが、普段の協力ゲームで、1枚だけカードを引いて公開、その数字をお題に沿って全員で考えて表現し、自身の数字を表現するときの指標とすることもできたみたいです。やったほうが分かりやすいですね。


私的な感想

itoは3種類出ていますが、私個人としては、コレクターとかシリーズを揃えたい人以外ならどれか一種類を持っていれば充分だと思います。

まだitoを持っていないという人に、itoはオススメですが、「ニジノイト」をやらず、itoをやりたいだけならitoレインボーである必要はないかなと思いました。レインボーに付属している砂時計が案外邪魔になることがあります。値段も一緒ですし。

itoクラシックというのも出ており、あちらのほうが絵柄が落ち着いているので好みという人もいると思います。私もそう思ううちの1人ですが、レインボーを購入した後に存在を知ったので、購入には至っていません。

ただ、意外にも、クリスタルを自身の置いた手札に乗せておくのがけっこう便利でした。


itoの感想を。

人気ゲームなだけあって、なかなかおもしろいです。

前にやったときに96、98、99が並んで、その表現の程度を言い争ったことがあります。たのしかったです。あんなに自己主張しても後々まで響く軋轢が生まれないのは、人生でitoをやっている時ぐらいでしょう。

逆に、みんなが微妙な数字だなぁとなり、全員でだんまりと考え込んじゃうのもこのゲームの楽しさです。

itoはボードゲームというよりは、絵しりとりやマルバツゲームのようなカジュアルなゲームといったイメージですね。それゆえ人を誘いやすいです。年齢がはなれていてもやりやすいですし、同世代の話題で分かりやすく表現できたりすることもあります。お題を色々と相談して調整できるので、誰を誘ってもやれるような印象です。

このように聞くと、「人とのコミュニケーションが得意じゃない…」という人には向いていないように見えますが、誰かが「君の数字はどれぐらい?」と聞いてくれて、それに答えさえすればゲームに全然参加できます。案外コミュニケーションのハードルが低いんです。


もし誰かが価値観が大きくズレていても、責めずに軽〜く流してあげましょう(このことを記した宣誓カードが付属しています)。また、自身の価値観のズレに気がつけるかもしれません。ただし、ズレていてもあまり凹んだり怒ったりすることはないですよ。みんなで笑い話にしましょう。

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tamio
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