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  • 2人~4人
  • 45分~60分
  • 12歳~
  • 2017年~
443名
0名
0
5年弱前

ギリシャの都市国家を率いて、植民地支配と経済活動を繰り返すゲームです。


ゲームは9ターン。各ターンで、2~3種の行動を行い、最終的な勝利点の多い者が勝ちとなります。


各ターンで、各プレイヤーは2~3個のダイスを振り、それぞれのダイスを2~3種の行動に割り振ります。

基本的に出た目以下の数字の行動しか出来ないのですが、「市民」というリソースを放出することで、ダイス目をコントロールできます。


行動は7種。「市民」や資金を集めたり、兵力を稼いで中立地を攻撃して文化トークンを稼いだり、政治カードでポリスを強化したり、ポリスごとに定められた発展能力を獲得したり、と拡大再生産を繰り返すゲームとなっています。


いくらかの要素が早い者勝ちの為に競争したり、イベントカードで自他の優劣が出たりするものの、基本的に他プレイヤーと干渉することはなく、行動はダイス目と「市民」の蓄積量に従って自由に選択できますし、ゲーム最初にドラフトで手に入れた政治カードと、ポリスごとの特色を生かして、ポイントを稼ぐゲームとなっています。


基本的に、兵力を稼いで中立地支配を行うのは、どの国も目指すべきところであり、平和国家は軍拡+ポリスの特色を生かして得点し、軍事国家は軍拡に次ぐ軍拡で点を稼ぐ、というスタイルになります。


イベントカードや、最初にドラフトで手に入れる政治カードなど、ランダム要素は適度にあるものの、それぞれのポリスの特色も戦術に大きく影響するので、リプレイ性はかなり高いゲームと思います。

4人プレイでも、ほぼ全てのアクションが同時行動できる為、ルールに慣れると「(不利になるかもしれないけど)先に行動しちゃうねー」と割り切れば、ダウンタイムがかなり短いゲームとなります。

更に「哲学トークン」という、ちょっとした無理を叶えてくれるリソースもあり、これを活用することで、都市国家の成長を早めることが出来ます。「哲学トークン」の使い方次第で、更に戦略が広がります。


2時間ちょっとで2戦できるゲームというのは、拡大再生産をテーマにしたゲームとしては、秀逸ではないでしょうか。

なお、他プレイヤーとのインタラクションが少ない為、マルチプレイソロの側面があり、ある程度、ゲームに慣れてくると、「最初の政治カードのドラフトで、国家を発展させるカードを極力取らず、最終得点系カードを多めに確保しておく」ゲームに変わってしまいます。これには賛否両論があるかもしれません。

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Sigma Siuma
Sigma Siuma
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